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中嶋 勇一 (なかじま ゆういち)写真展

「旅の記憶」-パリの色-

 

8月16日(月)〜8月27日(金)

「Paris の街」20年間撮りつづけた街。自分目線での風景を切りとり、プリント作業で自分の色を表現した。という作者。多くの写真家たちが何年も通い続け、撮り続ける魅力の街は、同時にオリジナリティを感じないと、見たことのある作品になってしまう難しい被写体です。今回の写真展の作者中嶋氏は、カラー・モノクロ共に自身で印画紙に焼き付け、独自のタッチと色彩で作者だけのパリを表現しています。作者のプリントは、極端な表現であっても自然に受け入れ、素直に感動できます。材料や道具の選択の余地が多い分、振り回されている作品も多い現代ですが、作者が自分の中のイメージを描く材料としてネガと光学引き伸ばしによる銀塩プリントを選ぶ理由は理解できる気がします。絶妙な構図と色、ディテールやモチーフ、美しく、しゃれた、作品ごとに密度の高いパリです。

出展予定点数 カラー・モノクロ 約35点

フォトグラファーとして独立してから約20年。時間を作っては様々な国を旅しました。普段の仕事と違い何の制約もなくシャッターを切れる旅の中で瞬間の大切さを街に教えられた気がします。Parisの街を足の向くままに路地を曲がると何十年も時間の止まったかのようなノスタルジックな色があふれていました。旅人の1日という目線で切り取ったプリントを並べてみると、そこには過ぎていった自分の時間、自分の人生が写し出されているようでした。デジタル全盛の中独自、ネガに定着した記憶の残像を暗室で定着させる、そんなアナログなプロセスでフィルムならではの世界を表現しました。

1959年 神奈川県生まれ。'80年スタジオsスタジオアシスタントとして勤務。'82年ファッション写真家 市村勲氏に師事。'88年フリーフォトグラファーとして独立。タレント・ファッション・広告の写真撮影をてがける。また、ヨーロッパ・アジアでの作品撮影を始める。 '98年スタジオジュリエッタ ウェディングフォト事務所設立。 個展 '08年「シチリアの夏」(コニカミノルタプラザ)開催。

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