松本成輔(まつもとせいすけ)写真展
「European Heart」
それぞれの想い
期 間
2008年1月23日(水)〜1月29日(火)
みどころ
毎年ヨーロッパを旅行し、食事を摂る時間も惜しんでひたすら路地をさまよい歩くという作者。その街が持つ空気感とその街に住む人々の想いを写した作品群です。被写体に対峙する姿勢の根底に流れているものは、姿かたちや人種は違っても、そしてどこの国に暮らしていても、幸せに生きて行きたいという想いは同じである、というヒューマニズムにも似た思想であり、また、そんな個人の想いを尊重してくれる世の中であって欲しい、という願望でもあるといえます。冬のヨーロッパを舞台に5年間にわたって撮りためられた作品群は、どれもごく自然な表情、カメラを意識することのない素直な映像が多く、ファインダー越しに被写体を見つめる作者のやさしい眼差しを感じ取ることができます。
出展予定点数カラー約40点
作者の言葉
いろいろな国を旅するとさまざまな人たちがいる。日本人とは異なる人種で異なる外貌を持つ。そのような人たちは何を考え何を想って暮らしているのだろう。ちょっとした瞬間に見せるそれぞれの想い。日本人とは異なる想いを持っているのだろうか。しかし、考えてみたら、人間である以上、日本人とさほど変わるわけがない。むしろ変わっていたらおかしい。夫婦の愛情、恋人への想い、子供への慈しみなど、人の想いはどの国でも同じはずだ。そう考えると日本人であろうと他国の人であろうと、皆等しく個人として尊重され愛しまれなければならないと思う。他人の幸せ話を聞いて自分もちょっぴり幸せを感じてしまう、そのような想いであふれた世界であって欲しい。今回の写真はこのような想いで、5年ほどかけてヨーロッパ各国の路地を歩きながら撮影した写真です。ひたすらヨーロッパの路地を歩き、その路地の空気を撮りながら、その中でふとすれ違った人たちの想いを撮っています。
作者の横顔
1961年、山梨県に生まれる。大阪外国語大学中退、中央大学法学部卒業後、山梨県で弁護士となる。中学生の時、カメラ好きの父親にカメラを買ってもらったことが写真を撮り始めるきっかけとなる。その後しばらくの中断はあったものの、数年前から写真学校に通い始め本格的に撮影を再開。現在、大阪芸術大学写真学科(通信制)に在籍中。これまでグループ展には多数参加。個展は今回が初の開催となる。
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