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2017年5月22日

コダック ジャパン
[リリースNo.17-14GE]

コダック、主力製品ラインの成長を維持、第1四半期の純利益700万ドルを計上

米国ニューヨーク州ロチェスター、2017年5月9日(火)発

イーストマン・コダック社(ニューヨーク証券取引所銘柄コードKODK:以下コダック)が2017年度第1四半期(3月期)の決算報告を行いました。今回の報告では、純利益700万ドルの達成ならびにKODAK SONORAプロセスフリープレート、KODAK FLEXCEL NXパッケージング、KODAK PROSPERインクジェットの各事業における持続的な成長が焦点になっています。

業績概要

  • ・当期は一般会計原則ベースで純利益700万ドルを計上(前年同期から2,200万ドル改善)
  • ・当期営業活動EBITDAは、前年同期の1,900万ドルに対して800万ドル
  • ・当期売上は、前年同期の3億7,700万ドルから2,000万ドル(5%)減の3億5,700万ドル。
    為替インパクトを除いた実質ベースでは1,400万ドル(4%)減
  • ・当期末の現金残高は、前期末から5,600万ドル減の3億7,800万ドル。これは、運転資金項目(本年度残余期間中の売上に対する一時的な在庫増加分など)での現金支出を反映したもの
  • ・主力製品ラインの実績は当期も順調に増加
    KODAK PROSPERインクジェット消耗品・サービスの売上は26%増
    KODAK SONORAプロセスフリープレートの販売量は24%増
    KODAK FLEXCEL NXプレートの販売量は22%増
  • ・以前にお知らせした通り、PROSPER事業については「継続」の戦略的決定を下すとともに、PROSPER事業を継続事業としてエンタープライズ インクジェット システムズ事業部内に組み込むように財務報告を修正しました。
  • ・経営体制の改変についても発表を行いました。マイクロ3Dプリンティング&パッケージング事業部(MPPD)内のマイクロ3Dプリンティング事業は、新事業部アドバンスト マテリアルズ& 3Dプリンティング テクノロジー(AM3D)に移管され、AM3Dはこのほか旧知的財産ソリューションズ事業部の業務も統轄します。また、従来MPPDが統轄していたフレキソグラフィック パッケージング事業は、新たにフレキソグラフィック パッケージング事業部(FPD)として再編されました。
  • ・PROSPER事業の継続ならびにプリント システムズ事業部へのアルミニウム仕入価格上昇の影響を反映させて2017年度予測を調整し、売上を15億ドル~16億ドル、営業活動EBITDAを1億500万ドル~1億2,000万ドルと見込んでいます。2016年度の純利益は1,600万ドルでした。調整後の2017年度予測は、2016年度の比較可能な営業活動EBITDA 7,500万ドルに対する40%~60%の改善を反映したものになっています。

コダックCEO(最高経営責任者)のジェフ クラークは、次のように述べています。 「黒字を維持できたことはもとより、コダックの成長エンジンであるSONORAプレート、FLEXCEL NXパッケージング、PROSPERインクジェット事業が好調だったことも、大変に嬉しく思います。これら成長事業の好調は今後も続き、それによって利益内容の改善もさらに進んでいくと期待しています」

当期売上は前年同期から5%減の3億5,700万ドル、為替インパクトを除いた実質ベースでは4%減でした。その主な要因としては、プリプレスプレート事業での価格圧力のほか、当初から予測されていたように、従来商品であるコンシューマー向けインクジェットプリンタカートリッジの売上減が続いたことが挙げられます。ただし、こうした影響はPROSPERの消耗品・サービス、SONORAプレート、FLEXCEL NXプレートの伸びによってある程度まで補われています。当期の一般会計原則ベースの純利益は、前年同期から2,200万ドル改善して700万ドルでした。営業活動EBITDAは当初の予測通り、前年同期から1,100万ドル減の800万ドルとなりましたが、為替インパクトを除いた実質ベースでは900万ドルでした。

当期末の現金残高は、前期末の4億3,400万ドルから5,600万ドル減の3億7,800万ドルでした。

コダックCFO(最高財務責任者)のデビッド ブルウィンクルは、次のように述べています。
「当期の現金支出が昨年度を上回ったことは予測通りでした。その主な要因としては、一時的な在庫の増加、営業活動EBITDAの減少、昨年度のワンタイム項目などが挙げられます。最終的には、本年度の残り9ヶ月間でキャッシュが創出できると期待しています」

コダック最大の事業部、プリント システムズ事業部(PSD)の当期売上は、前年同期から8%減の2億1,300万ドルとなりました。営業活動EBITDAは、前年同期から28%減の1,300万ドルでしたが、その主な要因としては、デジタルプレートでの価格圧力が挙げられます。

KODAK SONORAプレートシリーズは当期も好調で、販売量は前年同期比24%増となりました。プレート全体の販売量も、SONORAプレートの伸びや新製品(SONORA UVプロセスフリープレートなど)の成功に後押しされて前年同期と同様に安定しています。

エンタープライズ インクジェット システムズ事業部(EISD)(KODAK VERSAMARK事業とKODAK PROSPER事業を所管)の当期売上は、前年同期の3,400万ドルから9%増の3,700万ドルとなりました。営業活動EBITDAは、前年同期から400万ドル改善してマイナス100万ドルとなり、為替インパクトを除いた実質ベースでは500万ドル改善しています。
当期はPROSPER事業が好業績を維持し、消耗品・サービスの売上が前年同期比26%増となりました。

コダックは4月に次世代インクジェットライティングテクノロジーULTRASTREAMへの投資継続を発表しました。ULTRASTREAM搭載製品の発売は2019年中に予定しています。

新設のフレキソグラフィック パッケージング事業部(FPD)は、KODAK FLEXCEL NXシステム・プレート事業その他のパッケージング事業(SR・レタープレスプレート、プルーフィング製品・サービスなど)を所管します。当期はKODAK FLEXCEL NXプレートの安定成長に牽引されて好業績を挙げました。当期売上は前年同期から400万ドル(14%)増の3,300万ドル、営業活動EBITDAは前年同期から200万ドル増の600万ドルとなっています。

オクラホマ州ウェザーフォードの製造施設でKODAK FLEXCEL NXプレートの生産を行うため、コダックは4月に1,500万ドル規模の拡張に着手しました。FLEXCEL NXプレートの当期売上は前年同期から19%改善して2,400万ドル、販売量も全リージョンで順調に伸び続けており、前年同期比22%増となりました。

ソフトウェア&ソリューションズ事業部(SSD)の当期売上は、前年同期の2,200万ドルから2,100万ドルに減少しました。営業活動EBITDAは前年同期から100万ドル減の100万ドルとなりました。

コンシューマー&フィルム事業部(CFD)の当期売上は、前年同期の5,700万ドルから14%減の4,900万ドルとなりました。営業活動EBITDAも、前年同期の700万ドルからマイナス300万ドルに減少しましたが、これは主にコンシューマー向けインクジェットの売上が500万ドル減となったことによるものです。また、前年度には映画フィルム関連の義務履行に伴う300万ドルが含まれていました。

新設のアドバンスト マテリアルズ&3Dプリンティング テクノロジー事業部(AM3D)は、銅メッシュ技術によるタッチセンサーフィルムや他の事業部に直接関係しない知的財産ライセンス収入など、コダックの研究施設関連の新規事業を所管します。AM3Dの営業活動EBITDAは、前年同期のマイナス700万ドルに対してマイナス800万ドルとなっています。AM3Dは引き続き3D印刷向けの新素材や遮光素材の開発を拡大していきます。

マイクロ3D印刷の分野では、工業デザイン向けタッチセンサーに対する顧客の技術評価で好結果を出しました。

イーストマン ビジネス パーク事業部(EBPD)の当期売上は前年同期から横ばいの400万ドル、営業活動EBITDAも前年同期から横ばいでした。当期はEBPD初のフォトニクス企業およびエネルギー貯蔵会社とのリース契約を締結しました。

 

2017/Q1と2016/Q1の売上と営業活動EBITDAの比較
(単位:100万ドル)

2017/Q1実績 PSD EISD FPD SSD CFD AM3D EBPD コダック合計
売上 213 37 33 21 49 - 4 357
営業活動EBITDA 25 1 8 3 1 -8 - 30
(本社費用配賦前)*
販売費および本社費用 12 2 2 2 4 - - 22
営業活動EBITDA* 13 -1 6 1 -3 -8 - 8
2016/Q1実績 PSD EISD FPD SSD CFD AM3D EBPD コダック合計
売上 231 34 29 22 57 - 4 377
営業活動EBITDA 30 -2 6 3 10 -7 - 40
(本社費用配賦前)*
販売費および本社費用 12 3 2 1 3 - - 21
営業活動EBITDA* 18 -5 4 2 7 -7 - 19
2017/Q1と2016/Q1の実績比較:+/- PSD EISD FPD SSD CFD AM3D EBPD コダック合計
売上 -18 3 4 -1 -8 - - -20
営業活動EBITDA -5 3 2 - -9 -1 - -10
(本社費用配賦前)*
販売費および本社費用 - 1 - -1 -1 - - -1
営業活動EBITDA* -5 4 2 -1 -10 -1 - -11
2017/Q1の為替インパクト**を除いた実質ベース実績と2016/Q1実績の比較:+/- PSD EISD FPD SSD CFD AM3D EBPD コダック合計
売上 -15 4 4 - -7 - - -14
営業活動EBITDA* -5 5 2 -1 -9 -1 - -9

*全部門合計の営業活動EBITDA、部門別営業活動EBITDA(本社費用配賦前)、全部門合計の営業活動EBITDA(本社費用配賦前)は何れも一般会計原則ベースの財務指標ではありません。一般会計原則ベースとそうでない指標の突き合わせにつきましては、このプレスリリースの付録Aを参照してください。

**為替インパクトは、2017年3月31日までの3ヶ月間の実際の外為レートでなく、2016年3月31日までの3ヶ月間の外為レートに基づく2017年の為替インパクトです。

※本プレスリリースは米国イーストマン・コダック社より2017年5月9日付けで配信された英文のプレスリリースの日本語訳です。

<この件に関するお問い合わせ先>
  • コダック ジャパン マーケティング オフィス
  • TEL:050-3819-1300
    FAX:03-6863-8340

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