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2016年3月10日

コダック合同会社
[リリースNo.16-6GC]

コダック、インクジェット プリンティングの技術レベルを新たなステージに引き上げるULTRASTREAMテクノロジーをdrupa 2016で公開

Prosper 6000C プレスと軟包装フィルムアプリケーション向け
XGV テクノロジーのデモンストレーションを実施

ドイツ、デュッセルドルフ、2016年2月29日(月)発:

コダックは Kodak ULTRASTREAM インクジェットテクノロジーを発表しました。このテクノロジーは、同社の次世代のインクジェットテクノロジーのプラットフォームであり、drupa 2016(第 5 ホール、ブース番号 F09)で世界初公開されます。

 長年の実績を誇るコダックコンティニアスインクジェットテクノロジーを基盤として生まれたULTRASTREAMは、産業用インクジェットの使用用途を通常の商業印刷やパッケージ印刷に活用できるレベルまで引き上げる可能性を秘めています。このテクノロジーは、インクジェットテクノロジーの進化を示すものであり、ドロップの微細化や優れたインク着弾精度によって、より高い解像度で高精細な印刷を実現します。ULTRASTREAMにより、グラフィックアーツ用途の範囲をさらに拡大し、高速かつ高精細のインクジェット印刷の新しい市場を創造するといった新たな価値基準を生みだします。ULTRASTREAMテクノロジーは、市場ではKodak Streamテクノロジーと共存し、用途ごとのニーズに合わせ、さまざまなプラットフォームオプションを提供します。

 ULTRASTREAMの主なターゲットは、高精細画質を用途別のプロダクションシステムに取り入れたいと考えている印刷会社等となります。この高解像度ライティングシステムは、特定の用途に合わせて約20 cmから246 cmまでの幅に対応するモジュラー式プリントヘッドとなっています。また、ULTRASTREAMは、コダックのデジタルフロントエンド(DFE)と組み合わせて利用することにより、商業印刷の需要に合った強力かつ柔軟なソリューションとなります。drupa 2016では、ULTRASTREAM(8インチヘッド)をラベルや小サイズ印刷向けのナローウェブ印刷機に搭載し、従来よりも小さいインクドロップ、高い着弾精度、および柔軟な用紙対応によって実現される高精細出力を披露する予定です。

 ULTRASTREAM は、多種多様な用紙及びプラスチック原反に、最高 150 m/分の印刷速度で 600dpix1800dpi という非常に優れた品質の高精細印刷を可能にするため、ナローウェブラベルやパッケージといった、条件の最も厳しい用途にも対応します。スキャニングヘッド構成として利用できるため、移動カートリッジに複数のヘッドを取り付けてワイドフォーマットの印刷にも対応可能です。コダックの微細なナノ粒子インクが色域を 30%拡大します。また、テクノロジーの拡張性を利用して、スポットカラー対応や色域拡張を可能にし、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック(CMYK)印刷の範囲をさらに広げることもできます。

 コダックは、運用、保守、購入を容易にすることによって、産業用インクジェットの運用コストの改善を続けています。ULTRASTREAMは、デジタル印刷の柔軟性と価値を提供しながら、ランニングコストの低減、画質の向上、多種多様な用紙やパッケージ印刷向け原反への印刷を可能にし、比類のない生産性を実現します。

 コダックのエンタープライズインクジェットシステム部門の責任者であるフィリップ・カリモアは次のように述べています。「コダックがまたインクジェットプリンティングのレベルを新たなステージに引き上げました。ULTRASTREAMはdrupa 2016で"必見"のインクジェットテクノロジーになるでしょう。このテクノロジーは2017年を目途に開発を進めており、私たちは、このテクノロジーを搭載した新製品の企画についてOEMパートナーと共に検討し、また、パートナーがまず初めに対応して欲しいと考える用途について話し合えることを心待ちにしています。」

drupaで紹介されるインクジェットの世界

 コダックの展示ブースでは、インラインフィニッシングと共に Prosper 6000C プレスのライブデモンストレーションも実施されます。来場者は、300 m/分という Prosper6000C の性能を直接目にし、サンプルを持ち帰ってじっくりと品質を確認することができます。デモンストレーションでは、Prosper 6000C が MEGTEC 社製自動紙継装置および複数のインラインフィニッシングソリューションと共に使用されます。これらのソリューションは、2 つの異なる用途向けで、1 つは、軽量コート紙に雑誌やカタログを印刷し、Manroland Web System 社製の FoldLine によってフィニッシングを行うものです。もう 1 つは、商業印刷用途として、i-WEB 社製ポストコータ―ユニットと VITS 社製のマルチカットバリアブルサーボシーターによりフィニッシングを行います。

 フレキソ印刷、グラビア印刷、およびオフセット印刷の各業者にとっては、ナローウェブで軟包装フィルムへの印刷を実現するExtended Gamut + Varnish(XGV)テクノロジーのデモンストレーションも見逃せないものになるでしょう。会場ではKodak Sシリーズプリンティングシステムにより軟包装フィルム上に7色印刷を行います。それらのシステムは、CMYK印刷だけでなく、CMYKにオレンジ、緑、紫を加えることで色域を拡張し、ラベルやパッケージの印刷で使用されているPantoneカラーに対応します。更に加えて、水性デジタルバーニッシュの印刷も行われます。このデモンストレーションでは、環境に優しい水性インクと軟包装フィルム印刷に不可欠なボンディング剤が使用されますが、これは業界では極めてユニークなものです。最高印刷速度200 m/分のKodak Streamインクジェットテクノロジーを利用しているこのシステムは、従来の印刷プロセスに統合したハイブリッドソリューションを実現し、デジタル印刷とアナログ印刷の両方のメリットをフィルムベースのパッケージに最大限に活用する上で理想的と言えます。

 また、来場者は、コダックの49インチ(約124.5cm)インクジェットテクノロジー「ライティングシステム」をプロダクションプロセスに統合することによって、新しい印刷アプリケーションを創出したいと考えるようになるでしょう。このワイドフォーマット印刷向けの「ライティングシステム」は、室内装飾や看板などのワイドフォーマット印刷市場に世界最速のインクジェット印刷を可能にします。drupaのコダック展示ブースの「This is Inkjet! Loft」は、Kodak Streamのデジタル印刷テクノロジーを利用して飾り付けられたアパートの部屋のサンプルです。ラミネート床材、調理台、壁紙、ナプキン、水差しなどに印刷が施されています。グラビア印刷に対応する耐久性と丈夫さを実現しながら、その時限りの印刷設備投資を不要にし、特注のデザインを短時間で印刷できるようになることで、室内装飾のようなワイドフォーマット印刷の方法が将来変わることになるでしょう。

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     コダック合同会社 広報
  • TEL:050-3819-1300
    FAX:03-6863-8340
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