PRESS CENTER

2014年08月08日

コダック合同会社
[リリースNo.14-15GC]

株式会社アイカ、コダックの提唱するマテリアルリサイクルにより、
コスト削減と社会貢献の両立を実現

 株式会社アイカ(本社:愛知県名古屋市、代表:渡邉 照雄、以下アイカ)は、コダック合同会社(本社:東京都千代田区、代表:藤原 浩、以下コダック)が提唱する「マテリアルリサイクル」プロジェクトに取り組み、従来の廃液処理に比べて廃棄コストの削減を実現するとともに、廃液をコンクリート材料にリサイクルするという社会貢献の両立を図っています。

 「マテリアルリサイクル」プロジェクトとは、コダック製のCTPシステムをご利用いただいているお客様の使用済み現像廃液を回収して、コンクリートにリサイクルするもので、現像済みの廃液を傷んだ道路の補修やテトラポッド・防波堤などを作る資材として生まれ変わらせ、人の暮らしに役立てるという社会貢献に繋がる取り組みです。

 一般的にはCTP プレート現像後の濃縮された強アルカリの現像廃液は、産業廃棄物処理業者によって回収された後、中和処理し、焼却後埋め立て廃棄されており、工場内の刷版の現場では専用の濃縮機器の導入や特別管理産業廃棄物管理責任者の配置などが必要になる場合もあります。
しかし、近年では自然保護や地球温暖化防止といった環境対応意識の高まりを受けて、環境対応型ソリューションを導入される企業が増えてきています。コダックではそうした社会背景を受けて、廃棄物ゼロの「ゼロエミッション」の実現に向けた取り組みのひとつとして昨年秋よりスタートしたのがこの「マテリアルリサイクル」プロジェクトです。
現在、販売しているコダック製のCTPプレート用の現像液のほとんどは、家庭用の石鹸と同等の弱アルカリ性(ph8~ph11)のため取り扱いが極めて容易で、埋め立て等の廃棄処理をすることなく、回収後にコンクリートなどの材料にリサイクルすることが可能で、廃棄物ゼロを実現できます。

 今回、この「マテリアルリサイクル」プロジェクトに着手したアイカは、世界初のAヨコ倍判水なし輪転機「AYO」をはじめ全10台のオフセット輪転機、最新鋭の両面8色機5台を含む全7台の枚葉オフセット機を擁し、全108鞍の製本設備で、単納期のニーズにお応えしている中京地区でも屈指の印刷会社です。
近年では、同社の大型輪転設備を中心とする生産力を活かした大ロットのチラシやフリーペーパーの印刷など他社にはない特色で「良い、安い、安心」をコンセプトにした印刷通販の「良安・Ryoan」をスタートし好評を博している他、新たなプロモーションツールとして注目を集めているAR(拡張現実)と印刷を融合したマーケティング提案などにもいち早く取り組んでいます。
また、環境対応という面では、同社の小牧工場「Dream」が、環境問題に対する取り組みが高く評価され「第12回印刷産業環境優良工場表彰」において「経済産業省商務情報政策局長賞」を受賞している他、小牧工場の屋上には太陽光ソーラーパネルを設置するなど、省エネルギー化を図りエコファクトリーの推進を実践しています。

 アイカの執行役員 生産管理部 部長の長谷川 直樹様は、「マテリアルリサイクル」プロジェクトに取り組んだ経緯ならびに成果について次のように述べています。
「私どもは、環境問題に積極的に取り組み、省資源、省エネルギーの実現により社会の安全と発展に貢献するという企業理念を掲げており、これまで工場内で様々な取り組みを行ってきました。そうした中で、昨年秋にコダックよりマテリアルリサイクルのご提案をいただき、これは自社の企業理念に極めて合致した取り組みで刷版工程ではこれまでに無かったので、是非取り組みたいと考えました。マテリアルリサイクルプロジェクトが実際に本格稼働したのは本年の6月からで、本社工場ならびに小牧工場で稼働しているコダック社製のCTP全3台の現像廃液の回収をしており7月の廃液回収量は全量で580kgでした。廃液回収をマテリアルリサイクルに変更したことで、これまでの廃液回収費よりもコストを削減することができました。昨年実績で9,680kgの廃液を回収していただいていたので、この廃棄量と同じであれば、年間約10万円の廃棄処理コストの削減が見込めることになります。初期導入コストも全くかからずに、従来の廃液回収のプロセスと何も変わらないのにコスト削減ができ、さらには廃液がコンクリートにリサイクルされることで社会貢献にも繋がるというのは当社にとってはまさに一石二鳥のメリットと言えます」

 コダックの執行役員 プレートビジネス担当でマテリアルリサイクルプロジェクトのプロジェクトリーダーである稲場 正洋は次のように述べています。
「コダックの提唱するマテリアルリサイクルプロジェクトをアイカ様にご採用いただき、大幅なコスト削減と社会貢献の両立を実現し大変ご満足していただいていることをとても喜ばしく思います。これは、コダックのCTPで使用する現像液がph8~ph11の弱アルカリ性であるという優れた特性を有しているからこそ、より容易に実現できたものです。これまでは廃液を埋め立て処理し廃棄するだけでしたが、廃液をコンクリートに生まれ変わらせることで、東日本大震災の復興支援という社会貢献にも繋げることは大変意義のあることです。今後もマテリアルリサイクルプロジェクトにご賛同いただきコダックとともに社会貢献に努めていこうという環境意識の高い印刷会社様がさらに増えていくことを大いに期待しています」

<この件に関するお問い合わせ先>
  • ◆報道関係者様
     コダック合同会社 広報
  • TEL:03-5577-1300
  • FAX:03-5259-9365
  • ◆ユーザー様
     コダック合同会社 グラフィック コミュニケーション事業本部
  • TEL:03-5577-1200

facebook

Copyright (c) Kodak Japan Ltd. All rights reserved.