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2012年11月9日

コダック株式会社
[リリースNo. 12-038 GC]

コダックがIFRA Expo 2012で、最新の新聞製作ソリューションを披露
~新聞業界におけるStreamインクジェット テクノロジーの活用を実証~

 イーストマン・コダック社(以下、コダック)は、ドイツ フランクフルトで10月29日から31日まで開催されたWAN-IFRA(世界新聞・ニュース発行者協会)主催の世界最大の新聞出版およびメディア業界向け展示会World Publishing Expo 2012(以下、Expo2012)において、新聞社やフリー ペーパーの製作会社向けに、新聞製作工程の品質向上と効率アップを実現する多彩なソリューションを紹介しました。
 Expo2012でコダックは、プレヒートおよび現像処理薬品が不要な新聞用プレートの新製品Kodak Sonora Newsプロセス フリー プレート(日本市場での発売時期は未定)、生産の自動化を可能にするワークフローソリューションのKodakインテリジェント プリプレス マネージャー2.0(以下、iPM 2.0 /日本市場での発売時期は未定)、高速な可変情報印字が可能なKodak Prosper S30プリンティング システム、絶え間なく進化を続けるCTPシステムとスクリーニング技術、およびプルーフィング ソリューションを紹介しました。
 同時に、最先端システムが「どのようにしてオペレータの負担を大幅に軽減するか」さらには「監視・管理機能でどれほど生産効率を向上させ、資本コストを削減するか」というテーマでデモンストレーションも行いました。

進化を続けるサーマル プレート ラインナップ
 コダックのプレート開発部門では、環境問題への取り組みをはじめ、薬品使用量の低減および本格的なプロセス フリーの生産による持続可能性(サステナビリティ)の向上も視野に入れ、サーマルならではの特長を追求しています。
 新聞印刷向けに開発されたSonora Newsは、現像機や現像処理薬品を全く使用しないため、時間と費用の節約、環境負荷の軽減において、高い効果を発揮します。同時に、現像処理薬品などの変動要因がないため、印刷会社は一貫して安定性した高品質を達成することも可能です。さらに、薬品の購入や保管、廃棄処分が不要な点からも、経費削減に加えて環境負荷の低減に貢献します。
 コダックのヨーロッパ・アフリカ・中東地域コンシューマー&コマーシャル ビジネス担当マネージング ディレクター兼Eastman Kodak Sarl会長 フィリップ カリモアは、次のように述べています。
 「新聞製作では、いかに短時間で印刷が完了するかを常に追求しています。Sonora Newsプレートならば現像処理が不要なため、イメージングおよびパンチと折り曲げのみで印刷工程に移行できます。新聞製作の効率を高めるには、必然的にSonora Newsを選択いただくことになるでしょう」
 Sonora Newsは、プレヒート処理を行えば、さらに耐刷力が大幅に増し、極大ロットの印刷も可能になります。

モニタリング ソリューションiPM 2.0
 さらなる生産性向上を目指すお客様のご要望にお応えして開発されたモニタリング ソリューションiPM 2.0は、モバイル アクセスの活用により24時間プリプレス工程を遠隔からモニタリングし、生産性・収益性の向上に貢献します。その業務継続モジュールでは、作業の中断時間を最少化し、業務の停滞を回避します。CTPプレートセッターを含むプレート生産ラインを確実に管理しながら、警告メッセージなども受信できるため、機器の監視・通知機能から得られるデータに基づき、先を見越した対策を立て、常に最高の品質を維持することも可能です。
 コダックのヨーロッパ・アフリカ・中東担当コマーシャル ビジネス&リージョナル ビジネス マネージャーのオリバー クロードは、次のように述べています。
 「プリプレス システムを常に監視・管理できることは、会社の収益力アップに直結します。iPM 2.0は、真の意味で生産性を高め、お客様をさらなる成功へと導く製品です」

新しい新聞ワークフロー ソリューションWNEWSNET
 コダックでは、業界トップ クラスの新聞製作向けワークフロー ソリューションの拡充を目指し、wobe-team社と提携し同社のWNEWSNET(JANPS 2012で参考出品予定)を新たに採用し、ポートフォリオを強化しました。
 新聞製作およびプリプレス工程全般のサポートに特化したWNEWSNETワークフローは拡張性に優れ、お客様とともに成長します。その総合的な新聞ワークフロー ソリューションには、高精度のソフト プルーフィング ツール、PDF-InkAdjust機能によるインキの節約、そして全自動生産システムを構築するための輪転機デバイスコントローラ製品との統合機能が含まれます。

Prosper Sシリーズでバリアブル データ機能を最大化
 バリアブル データへの対応によって、印刷会社のサービスの幅は確実に広がります。コダックは、Expo 2012において、多彩な印刷アプリケーションへのバリアブル印字を可能にするKodak Prosper Sシリーズの最新機種 S30を出展しました。S30は業界最速の900 m/分のスピードを誇り、出力解像度は600×200 dpiで、ダイレクト メール、チラシ、スピードくじ、広告、パッケージ ラベルなどのアプリケーションにハイブリッド印刷を付加して高いパフォーマンスを発揮します。
 事例として紹介した“Bild” を発行するドイツの大手新聞出版のAxel Springer社の新聞印刷工場では、manroland社製のオフセット印刷機にProsper S30を搭載しており、バリアブル データ広告という新サービスをスタートしました。同社ではProsper S30で抽選番号、QRコード、差替用絵柄といったバリアブル データを最大幅10.6 cmで、フルスピードで追加印字しています。そのほか、新聞に組み込まれたスピードくじの生産も行っています。
 Prosper Sシリーズは、レーザー プリンターと同様の高品質な追刷りが高速かつ高品質で行え、オフセット印刷物に高品位なバージョニングとパーソナリゼーションの機能を付加します。印刷会社はオフセット印刷機への投資を無駄にすることなく、ワン ステップのインライン処理でデジタル化を推進することができます。
 オリバー クロードは次のように続けます。
 「Prosper Sシリーズによって、新聞社では墨版を交換せずに、内容の一部を差し替えて印刷できるようになりました。さらに、新製品のS30では、スピードくじや抽選番号などのパーソナライズされた情報を、輪転機のスピードを落とさずにインラインで追刷りができます」

Prosperプレスでカラー新聞のフル デジタル生産へ
 コダック ブースのオープン セミナー コーナーでは、今後Prosperプレスが対応する予定の新聞アプリケーションなど、将来のソリューションについて説明しました。
 コダックのパブリッシング セグメント担当ワールドワイド ディレクターのカレン ミッチェルは、次のように述べています。
 「現在、世界中の新聞社がコダックのソリューションを活用して、生産工程の効率化や品質の向上を実現しています。お客様の業務は目まぐるしく変化しており、直面する課題の地域差も大きいため、どのお客様にも満足いただける万能なソリューションの提供は大変難しいことですが、コダックがあらゆる環境にも適応できる拡張性の高い製品を多角的に開発し、新しいソリューションを市場に次々と投入することで、これまで、多くのお客様のご要望にお応えしてまいりました」
 なお、Prosperプレスは現在ダイレクト メール印刷や書籍出版の商業印刷の分野で輝かしい実績を積み上げており、2013年には新聞印刷にも対応する予定です。


※Kodak、Prosper、Trendsetter News、Generation News、およびSonoraは、Eastman Kodak社の商標です。


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