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光の方向
光の当たる方向に関して言えば、360度の可能性があります。
光の当たり方が気に入らない場合は、あなた自身の位置や、被写体の位置、可能な場合は光源そのものの位置を変えてみましょう。
高い位置からの光(日光)
写真を撮るのに一番適している光は、正面の高い位置からの光であるとよく言われます。
利点:
シーンの全体にしっかりと光が当たる。
明るく晴れた日は色が鮮やかに写る。
欠点:
被写体が光のまぶしさに目を細めてしまう。
太陽が真上にある場合(正午など)は、フラッシュを使用しないと目の下や顎の下に暗い影ができてしまう。
順光
順光とはカメラに向かって立っている被写体に対して光が当たっている状態のことです。
最も一般的な順光には、カメラのフラッシュがあります。
利点:
シーン全体を照らすことによって全体がはっきりと写る。
カメラの露出計を迷わせる影が少ないため、露出を合わせるのが最も簡単。
欠点:
量感と遠近感に欠けるため、単調な写真になる場合がある。
質感や細部が出にくい。影が少ないため平面的なシーンに見える。
フラッシュを焚いて写した場合、フラッシュが背景まで届かないと被写体部分だけが非常に明るく、背景が非常に暗く写る。
サイド光
サイド光は質感、寸法、形、柄等を強調したい場合に最適です。
サイド光は被写体の輪郭や質感を強調し、立体的に見せます。
大きさや奥行きを強調したい場合にはサイド光を使います。
斜め45度の光は人物撮影に最も適していると言われています。
利点:
被写体を背景から浮き立たすことができる。
夕日の風景などの奥行きを感じさせる。
古びた木、柵、耕地等の質感がよく出る。
欠点:
被写体によっては、明暗差が激しく、きつい感じの写真になる。(補正方法はフィルフラッシュの項を参照)
逆光
被写体を後方から照らす最も扱いにくい光です。しかし、うまく使えば劇的な効果をあげることもあるので試してみる価値はあります。
利点:
複雑なシーンを、被写体をシルエットとして浮き立たせることで単純化する
ポートレートで後光のような光を生み出す
風景写真で強い影を作る
欠点:
暗い被写体の場合細部が写りにくい
レンズに光が入ってコントラストが低くなったり、写真に妙な光の点が入ってしまうことがある。
逆光を補正しようとして逆に背景が明るくなり過ぎることがある
注:逆光で撮影する場合は、レンズに光が入らないように帽子や手、本などでカメラを覆います。レンズに光が差し込まないようにし、かつ被写体の邪魔にならないよう気をつけてください。
知っておくと役立つコツと技術:
フラッシュをオフにして、露出を-1.0か-2.0に補正するとシルエットがドラマチックに写ります。
木、ボート、人物が入った夕日のシーンを撮影する場合等に適しています。
露出を+0.5か+1.0に補正する(または逆光補正ボタンを押す)と、被写体に合った露出になります。
この場合背景は明るくなり過ぎるか、白っぽくつぶれてしまいます。
フィルフラッシュを使います。
人物を写すとき、後光のように光が当たって見えます。しかし、光を当てて影が暗くなるのを防ぐ必要があります。
白い反射板(ポスターボードが良いでしょう)を使って被写体に向かって光を反射させます。
花などをクローズアップで撮る場合に特に有効です。
被写体に近づいて、フレームいっぱいに被写体を入れます。
こうすると明るすぎる背景が入らないため被写体に適正な露出になります。
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