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フィルム製品 -
コダクロームとエクタクロームのちがい
<外式>がすぐれた粒状性、想像力、先鋭度を生みだします。
コダクロームはほかのフィルムと違い、色を構成する要素になるカプラー(発色剤)がフィルムの中に含まれておらず、その分だけ乳剤層が薄くなっています。これが抜群の粒状性、想像力、鮮鋭度というコダクロームの大きな特徴を生んでいます。また、コダクロームの現像は10以上ものステップから成っています。他のカラーフィルムと大きく違うところはシアン、イエロー、マゼンダ各色のカプラーを含む現像液が用意され、フィルム内の赤、青、緑の光に感じる層をひとつずつ順々に発色させていく点。この複雑な工程を厳密に管理し、コダクロームスライドの素晴らしい品質が生みだされています。
変退色への強さも、コダクロームは抜群です。
コダクロームが発売されて50年以上。発売直後に撮影された写真が、いまなおほとんど退色なく当時の状況を鮮やかに伝えています。現像液に入れられている色素の優秀さが、この素晴らしい画像の耐久性を生み出しているのです。
<内式>のエクタクロームもすぐれた品質と使いやすさを誇っています。
エクタクロームは、カプラー(発色剤)がフィルムの3層の乳層中に含まれている<内式>フィルム。そのため、たった1回の発色現像で画像ができあがります。
エクタクロームも,
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中庸感度から高感度のフィルムがラインアップされ、あらゆる用途に使いやすい
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現像方法が簡単なので、自分で現像することができる
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さらにフィルム感度が不足のときは増感現像ができる
といったすばらしい特徴をもっています。
一般フィルムとプロ用フィルムの違い
一般撮影用フィルムとプロ用フィルム
コダックのフィルムには、一般撮影用、プロ用の2つのタイプが用意されていますが、これらの違いは次のような点です。
カラーフィルムには、月日がたつにつれてカラーバランスがかわっていく(経時変化)という性質がありますが、プロ用カラーフィルムは、最初から理想的なところにカラーバランスがとられています。これに対し一般撮影用は、店頭に並べられることを考慮し、製造数ヶ月後に理想のカラーバランスになるようにつくられています。
このため一般撮影用とプロ用では保存条件が違います。プロ用フィルムは、カラーバランスが厳密に取られているので、長時間保存するには経時変化を抑えるように13℃以下(冷蔵庫)で保存しなければなりません。いっぽう、一般撮影用フィルムの保存は、常温(24℃以下)でかまいません。簡単に言いますと、使いやすく、なおかつ高品質の画像が得られるのが一般撮影用フィルム、適切に保存、厳密に使用していただければ、よりすばらしい品質でお応えするのがプロ用フィルムといえるでしょう。
赤外写真用フィルムの取り扱いについて
コダック社からは、赤外線用のフィルムが2種類発売されています。カラー用エクタクローム
プロフェッショナル インフラレッドEIRフィルム(略号EIR)と白黒用のハイスピード
インフラレッドフィルム(略号HIE)です。これらのフィルムは、近紫外線、可視光線、及び赤外線に感光性を持ち、ほぼ900nmまでの波長領域を記録できます。
| 波長(nm) |
400 |
500 |
600 |
700 |
800 |
900 |
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近紫外線 |
<--可視光線--> |
<--赤外線--> |
この結果、通常のフィルムとは大きく異なった画像再現を得られますが、それに伴って取り扱いも特別な注意が必要です。
| 保 存 |
| EIR |
: 冷凍(-18℃)保存をお勧めします。ただし、冷蔵保存(13℃)でも最長で1ヶ月程度は大きな変化は生じません。 |
| HIE |
: 冷蔵(13℃)保存をお勧めします。 |
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| 取り扱い |
黒いプラスチック容器から出す時は、完全暗黒でないとカブリを生じます。カメラへの装填、撮影後の取り出し、さらに現像についても終了までは完全暗黒を守ってください。 |
| 感 度 |
カメラの露出計は可視光線を測定し、赤外線量そのものの測定は困難です。また、赤外フィルムの感度表示も可視光線に対するものになっています。このため、露出計の値は参考値としていただき、1/2絞りや1/3絞りの段階露光をされますようお願いいたします。
| EIR EI200 |
: ラッテン12相当フィルター使用の場合 |
| HIE EI50 |
: ラッテン25相当フィルター使用/デーライト/風景などの遠景 |
| HIE EI125 |
: ラッテン25相当フィルター使用/タングステン光源での撮影 |
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| フィルター |
| EIR |
: イエローフィルター(ラッテン12など)を使うようお勧めします。 |
| HIE |
: 赤色フィルター(ラッテン25など)を使うようお勧めします。 |
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空港でのX線検査について
<フィルムは手荷物として航空機内に持ち込みましょう>
X線が強いほど、またフィルムの感度が高いほど、その影響は大きくあらわれます。また、X線の影響は累積してあらわれます。
航空機を利用したテロの防止という観点から、各航空会社は従来とは異なる最新の検査器具を導入しています。これに伴い、従来はX線被害を受けなかった国、地域においてもX線の影響を受けてしまったという例が報告されてきています。
X線の影響を避ける確実な方法はフィルムにX線を当てないことだけです。X線防止用の鉛の袋を利用する方法もありますが、重いこと、袋に入れられる数量が限定されること、X線の強さによっては必ずしも絶対ではないことなど、不便な点もあります。
空港では、未現像フィルムは手荷物としてご自分で機内に持込まれるようお勧めします。また、フィルムにはX線をあてないよう、手荷物検査の際に空港の係員に申し出るとよいでしょう。
有効期限に付いて
写真感光材料(フィルム及びレンズ付きフィルム)には必ず有効期限が表示してあります。
これはフィルムが化学品であり、時間の経過と主に自然変化するためですが、適切な条件(*)で保存した時に、いつまで本来の性能を発揮するかを示したもので、食べ物で言えば賞味期限にあたります。
例えば、表示が02/2001であれば、有効期限は2001年2月迄という意味でありそれまでに撮影を終え、現像にお出しいただくようにお願いしています。
有効期限をすぎると色合いに濁りが生じ、また、粒子が目立って写真がザラザラしたようになる事があります。更に、部分的にピンク系の色もしくはややグリーンがかった色合いが不規則に現れる事もあります。
また、期限内であっても暑い車の中や直射日光のあたるような場所においてあった場合には、期限の切れた製品と類似した症状が出る事がありますのでご注意ください。
(*)化学変化を少なくするには温度を下げる事、及び湿度も低い状態におくことが必要です。
一般用のフィルムであれば直射日光のあたらない、風通しの良いところで常温(人間が普通に生活できる範囲で、およそ21℃以下)での保存をお勧めします。
また、プロ用のフィルムでは13℃以下で保存する必要があります。
レンズ付きフィルムの取り扱いについて
レンズ付きフィルムは、非常に簡単にご利用いただけますが精密機械のカメラと同等なのでお取り扱いには十分ご注意下さい。
「落としたり、何かにぶつけてカメラ本体にショックを与えないでください」
「自動車内では、がたがたするダッシュボードに置かないでください」
「直射日光のあたる場所には置かないでください」
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