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■自然のチカラを借りよう
稜線の上に現れた大きな雲、沸き起こるガスが平和な紅葉シーンを慌ただしい光景に変えてしまいました。このような一瞬の動きを見逃さないことでおもしろい作品を撮ることができます。撮影地の天候の特徴を予め把握しておくことが大切です。
大自然ばかりが被写体ではありません。近所の公園や学校の校庭など、近場の撮影でも太陽や雲の動き、風の具合などに注意を払いましょう。きっと、木立や葉っぱに微妙な陰影や動きが生まれる瞬間に出会えるでしょう。
いずれの場合も撮影に出かける時は天気予報のチェックは怠りなく。安全面からも大切なポイントです。 |
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■主役と脇役のバランス
「派手」な被写体である紅葉シーン。紅や黄色に染まった木々は美しく、フレーム内は色彩のオンパレードになりがちです。色の配分に加え濃淡のバランスも重要です。色数が多い時は脇役を配すると収まりがよくなります。作例では勢いよく流れ落ちる滝を脇役に選びました。2本の細い滝は画面に動きを与え、紅葉を一層引き立てています。
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■近場の公園を名所に見せるコツ
しっぽりと濡れた石畳。路面を覆う落ち葉の様子が美しい光景はどことなく心に残ります。「この道を歩いて来るのはどんな人かしら?相合い傘の若いカップル?それともお互いをかばいあうように散歩する熟年のご夫婦?」そんなことを想像させてくれたりもします。どこにでもあるありふれた公園を素敵な紅葉シーンに仕立てることができたのは、ズバリ、奥行きのある構図。木々の美しさだけに気をとられることなく、天候にや奥行き、立体感などを考慮することで情感のある紅葉シーンを撮影することができます。 |
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木の名前や葉っぱの形を覚えよう |
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紅葉、紅葉と十把一絡げにしてはいけません。色の変化はおおまかに4種類。赤、黄色、オレンジ色、褐色に染まり、またそれぞれに微妙な色づきを見せてくれます。紅葉する木の種類はモミジ、カエデ、イチョウ、シラカバ、ブナ、ケヤキといった有名どころを初めとして数十種類の木々が秋になるとその姿を変えていきます。 さて、撮影をいっそう楽しくしてくれるのが木の名前や葉っぱの形、どんな色に紅葉するのか、場所(気温)によっても変わる色合いなどの紅葉に関する知識です。被写体をよく理解することで、より一層すばらしいショットを撮影することができるでしょう。 今年は撮影に出かける前に、是非、「紅葉について予習」されることをおすすめいたします。写真仲間との会話にも「今年はハルニレをアップで撮影したよ。これがまた、きれいな黄色でね。」なんてちょっと自慢したくなるかも。 |
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