写真を撮る・見る・見せる・仲間を作る
 
フィルム情報
写真作家によるフィルムレポート集
 
超 ウルトラカラー体験!

感動の熟成! 写真を愉しみ、プリントを愉しみましょう。 -写真家 一色一成-
 
あのゴッホも描いた八重咲のヒマワリ
 
一色作品1

 「ヒマワリ」は、花のなかでも一番好きな花です。このモチーフを10年追い続けています。撮影する私のこころや想いが、その年によって移ろっているせいかも知れませんが、興味が尽きません。それは、我々の宇宙にとって、人類にとって、写真を愛する者にとって、大きな存在である「太陽」をシンボライズした花だからです。さて、モチーフの幅広さを日頃からネイチャーからねーちゃんまでと例えて云い続けていますが、今回はネイチャーにチャレンジしてみました。結果は大満足。鮮やかな発色、色再現性の素晴らしさは云うまでもありませんが、高感度の上に際立ったシャープネスに改めて感心させられました。私は、花の撮影でも基本的には三脚不要論者です。主役と脇役との絶妙なバランスを探すには手持ちがベストだからです。体の位置や高さを変えながら手ぶれを防ぐ上で、高感度フィルムは助かりますし、大きなメリットです。

 
日比谷公園で見つけた野良猫の親子

一色作品2

写真家は色々なモチーフを撮影します。しかし、動物写真の場合には動物写真家というように、スペシャリストとして専門分野のレッテル(?)が貼られます。私の場合は「婦人科」と呼ばれることがありますが、広告写真家ですからジャンルを問わず撮影するチャンスがあります。某女性誌の仕事で猫の真を連載で二年間撮影したことがありました。タレント、俳優、文化人の愛猫たちとご本人とのエッセイ集でしたが、猫好きの多くのファンに支えられて文庫本にもなりました。そんな経験から猫の生態や動作などを深く観察した時期があり、気になるモチーフの一つです。さて、日比谷公園で出会った猫の親子。飼い猫ではないのに毛並みや色艶がとてもよい。彼らを見つけた瞬間にカメラを向けていました。でも、この一枚をものにするには一時間ほど掛かりました。自然な階調とトーンが素晴らしく、白黒のぶち猫親子の毛並みと色のグラデーションが見事に再現されました。


いっしき いっせい
1936年生まれ。 在学中より秋山庄太郎氏に師事。 '64年より'69年まで研修留学で渡米、フリーの写真家として活動。映画、TV、ラジオ、ほか講演会や撮影会を通してアマチュアカメラマンに人気。個展開催は'70「Cynthia」をスタートに女優をモチーフに17回開催、写真集も多数出版。東京工芸大学・芸術学部、特別講師。 日本広告写真家協会会員。


アマチュアカメラマンレポート 400UCの色鮮やかさとシャープネスを活かした撮影にチャレンジ! 

レポート作品 宮崎県日南市でのスナップです。この町は、戦国時代に数多くの戦いが繰り広げられた「飫肥城跡」を中心に形成された城下町です。町の中は「武家屋敷」や「商人屋敷」の塀や堀によって整然と区割りされ、江戸時代の当時の面影を偲ぶことができます。その町並みの一角の堀には色鮮やかな錦鯉が放流され、訪れる観光客の目を愉しませてくれます。インパクトを強くする目的で、しかも鯉をシャープに描写したかったので、鯉に思い切って接近して撮影してみました。想像以上に鯉の動きは速く、曇天で「光量」が充分とは言えない状況の中、「コダック ウルトラカラー400UC フィルム」の高感度、色鮮やかな発色、シャープネスの良さがいかんなく発揮された写真だと思います。

堀を泳ぐ鯉/〈撮影データ−〉・レンズ: 20〜35mmズーム F2.8・絞り: F5.6・シャッタースピード: 1/60秒・手持ち撮影

コダック プロフェッショナルウルトラカラー 400UC



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