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エクター100 フィルム使用感リポート 写真家 溝上博三


ハッセルブラッド500C/M ・ゾナーT*150mmF4 ・f22 ・ 1/4秒 ・ 三脚使用(昭和記念公園)

エクター100の120サイズが発売されたということで、中判カメラの高画質とエクター100の超微粒子の特長を生かした「高精細描写」のパンフォーカス写真にトライしました。色どり鮮やかに咲くチューリップが木漏れ日に照らされているこのような被写体をリバーサルフィルムで撮影すると、日向と日陰の光量の差が大きいため、出来上がった写真は見た目以上に影がきつくなり、写真がまだらになるのですが、エクター100は露光ラチチュードが広く階調が豊富な特長のおかげで、日向と日陰の両方とも再現され、影が気にならないプリントに仕上がりました。

 

ハッセルブラッド500C/M ・ゾナーT*150mmF4 ・f4 ・ 1/125秒 ・ 三脚使用(昭和記念公園)

最近私的作品を撮るときには、画面内に光のボケを意識的に取り入れるようにフレーミングしています。きれいな光のボケを作るにはレンズを開放にしてボケを出来るだけ大きくすることが一つのポイントです。反面、ピントが浅くなるためわずかな風でもピントがズレますので、三脚使用時でも被写体ブレには注意が必要です。このエクター100フィルム120サイズは、色のメリハリがありながら、ピントをあわせた被写体はあくまでシャープに描写し、背景となる光のボケは35mmサイズとはひと味もふた味も違いなめらかで、グラデーション豊富な再現になっています。光のボケのなかにも立体感があり、ピントの合っている部分とボケとの対比で奥行き感と、深みにあふれた写真になりました。



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