写真を撮る・見る・見せる・仲間を作る
 
フィルム情報

 

 
私のこだわり表現三浦誠

  作品を創るために必要なことは、観察力を養うことと感性を磨くことにつきるのではと思っています。写真作品はほあkの芸術分野の作品と同価値であり、みずからの表現を十分に発揮できる手段だと確信しているからです。
コダック・フォトウォーキングの講師を担当するようになり、アマチュアの方々とお話をする機会が多くなりました。とても驚きに値する内容の会話がhっ製することがあります。その内容は、写真を固定概念でとらえたもの、見本ありの他人を同じ感性写真、こうあるべきだのセオリー写真を習ってきましたといった方の多さによるものです。
みずから挑戦して新しい表現を
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ニコンF100・AiAF-S ED28-70mmF2.8(IF)・F2.8・オート・エクタクロームプロE100G

1839年に写真が発明されました、その15年後、写真家ナダールは「写真に技巧などない、物の見方を知っているか否かそれがすべてだ」と語っています。以来、約170年にわたって写真家は試行錯誤を繰り返し、映像でなければ表現できなかった世界を創り上げてきました。いつも、カメラの中にはフィルムが、その後ろには写真家個人が存在していたのです。
機材の進歩が著しい現在、誰もがカメラを所持した段階で基礎省略で表現のスタートライン立つことができます。元来、表現にあれはいけない、これは良い、といったものは無いに等しいと思います。自由にカメラならではの機能である、シャッター、絞り、フォーカスを選択して、自己表現、みずからの感性による新しい表現に挑戦してほしいと思います。
「写真」という日本語にも今までいろいろな解釈がなされてきたと思いますが、個人的に写真を楽しんでいるアマチュアの方々にとって、「写真」の「真」の字は事物、表象、事実の「真」ではないと思います。あくまでご自身の内面に存在する「真」なのではないでしょうか。

  こだわりの基本は観察と感性
  こだわりの基本は、観察そして感性です。写真はみずからの目線の先が、ファインダー越しに機材と本人の脳を通過してフィルムに転送された結果です。そしてその写真は鑑賞者の目に触れます。鑑賞者はその内容を把握しようと努力をします。したがって、作者本人がきちんを自分の目で物を見ていないことはたいへん失礼に当たることと私は思うのです。路上観察学、人間行動学を学ぶ毎日が続いています。
感性を磨くことも表現に関わる者としては重要なことです。異分野の芸術に親しみ、作家のテーマや手法を学び、感覚を研ぎ澄まします。写真そのものとはかけ離れてしまいますが、実は表現の上で最も 重要な事柄なのです。自分独自のテーマが生まれます。
今回の作品は「彩遊録」の一部です。和の空間で彩りがふわっと遊ぶ感覚です。アウトフォーカスの部分に何が見えてくるかを問う写真です。ピントの合っていない部分には形のはっきりしていない何かが写っています。写真を見ることをやめて読む方向で挑戦してみてください。E100Gはなめらかな階調表現でこのシーンの再現に効果を出しています。
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  ニコンF100・AiAF-S ED28-70mmF2.8D(IF)・F2.8・オート( -1.5)・エクタクロームプロE100G ニコンF100・AiAF-S ED28-70mmF2.8D(IF)・F2.8・オート( -1.5)・エクタクロームプロE100G
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三浦 誠(みうら まこと)
1948年生まれ。(株)ディー・ディー(デジタル映像制作)、写真舎(コマーシャルフォトスタジオ)、(ワークショップ写房(写真教室)。(社)日本写真家協会会員ほか
個展:「虚空華」「彷徨の視覚」など多数。現在、コダックフォトウォーキングを担当。
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