写真を撮る・見る・見せる・仲間を作る
 
フィルム情報

 

 
  私のこだわり表現

 

  写真・文:高野康男

 

私は生粋の日光の子、奥日光の山野を歩き、気ままに 季節の移ろいを記録しています。北東部に連なる白根山、男体山、女峰赤薙の山々に囲まれたここ奥日光は、変化に富んだ自然の宝庫です。ここならではの気候が育む小さな草花から変化に富んだ大風景まで、豊かな四季の表情に魅せられて、はや40年が経ちました。日光市役所を退職してからは撮影に専念していますが、それでも、奥日光の大自然は撮りきれるものではありません。
 日光は標高差があり、東照宮周辺と奥日光とでは、開花時期や紅葉時期に1か月ものズレがあり、時間をかけてゆっくりと姿を変えていきます。また、奥日光の冬は厳しく、それは北海道の気候に匹敵するほどです。厳冬 期を迎えると一帯がモノクロームの世界へと変化します。この変化に富んだ地域特性、気候特性がもたらす自然の変化はとてもダイナミックで、私の心を捉えて離すことがありません。


  高野作品1
渓谷(御沢)
高曇りの柔らかい光に照らされた渓谷、コケの緑もひときわ鮮やかです。
ペンタックス645N・FA80-160mm・PL・F32・20秒・エクタクロームプロE100VS・三脚

  E100GXは女房役の心強い味方 e100vs

 

 わたしは、このダイナミックな四季折々の表情を捉えるために、エクタクロームのEシリーズを使っています。春や秋の華やかな表情にはE100VSを、落ち着いた色が欲しいときにはE100Gを使います。また、曇天や雨の日にはE100GXを選びます。ウォームタイプのE100GXは温かみのある描写で全天候型ともいえますが、特に悪天候時の強い味方で、沈んだ風景に精気を与えてくれるようです。私にとっては女房役の頼れるうれしいフィルムといえます。 地元に住むことで感じる微妙な四季の変化、激しい季節変化が見せる多彩な表情、飽きることなく今日も撮り続けています。


  原田作品2 饗宴(前男体林道)
上昇気流に乗って立ち上がる霧の中から一瞬姿を見せたシロヤシオとトウゴクミツバツツジ。
ペンタックス645N・FA80-160mm・F8・1/10秒・エクタクロームプロE100GX・三脚

  原田作品3 わかば(湯ノ湖南岸)
天空に向かって伸びるまばゆい新芽たち。うれしそうなコーラスが聞こえてくるようです。
ペンタックス645N・FA80-160mm・F22・1/10秒・エクタクロームプロE100VS・三脚

たかの・やすお
1944年日光市に生まれる。1956年から本格 的に奥日光の撮影に取り組む。個展グループ展多数開催。栃木県立美術館・宇都宮市立美術館・栃木県芸術祭などへ招待作家として作品を発表。後進の指導にも力を注いでいる。
コダックフォトクラブれいめい支部長・ペンタックスファミリー栃木支部顧問・P&G写真教室主宰・ 日本写真協会会員・日本写真作家協会会員

戻る

 
Contents
Web KPC トップへ
Kodak Photo Club
Web KPC ギャラリー
写真自慢大会
撮影地ガイド
甘辛写真塾
Web KPC リンク
撮影会情報
ツアー情報
セミナー情報
コンテスト情報
フィルム情報
E-6会のご案内
フィルムマイスターのいる店

>> 投稿作品応募要項

>> Web KPC お問い合わせ

| | 著作権