| |
■総評
どの部門にもいえることことですが、カメラやフィルムが良くなったこともあり、レベルの高い作品が集まりました。それだけに、ただ良く写ったというだけでは勝負になりません。自分が何を感じてどう表現したのか、つまり、自分が感動したものが第三者に伝わるのかどうかに大きなウエイトがかかってきます。
例えば、定番の場所で撮った作品もたくさん出てくるのですが、そこで撮られた名作と同じカメラやレンズ、フィルムを使っても、それを超えることはまずあり得ません。最初に撮った人は、その光景なりその場面に感動しているのです。それを真似する人は、感動ではなく、それをいかに再現するかに力を入れる、その違いが写真に出てしまうのです。 ビギナー部門にしてもどれもうまく、ビギナーとは思えないほどです。このため審査には時間がかかりました。その中でどれを選ぶかは選者の感性です。「選者はこれを選んだけれども、オレのほうがいいんだ…」と思われる方もたくさんおられることと思います。しかし、それは仕方ないことで、紙一重で賞から洩れる人がいるし、競争相手がいなくて運良く賞に入ってしまう方もいます。もちろん写真が良くなければダメですが、運もあるということを知って、これからもいい写真を撮り続け、一喜一憂しながら、写真を楽しんでほしいと思います。
|
|
|
|

|