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カラー写真用のフィルター
カラー写真の場合、フィルムの用途に合った光源で撮影すれば、フィルターを使用する必要はほとんどありません。しかしながら、スカイライト フィルターとも呼ばれる No.1A フィルターを持つカメラマンは多いようです。スカイライト フィルターは、曇った日や日陰での撮影で生じる青みがかった感じを軽減します。また、遠景の写真や航空写真での青みを軽減することもできます。スカイライト フィルターは、デーライトタイプのカラースライド フィルムの場合に使用します。カラーネガ フィルムの場合は青みがプリント時に補正されます。スカイライト フィルターには、露出補正は必要ありません。
コンバージョン フィルター(色温度変換フィルター)適切でない光源下でカラーフィルムを使うときは、レンズに色温度変換フィルターを取り付けます。色温度変換フィルターの一覧表を参考にして、フィルムに合った色温度を得られるように調整してください。
偏光フィルター偏光フィルターは、単なる灰色のガラスのように見えます。しかし、青空の明るさを抑えたり、写真に写る反射を軽減することができる、非常に便利なフィルターです。 反射
偏光フィルターは、反射を軽減するために使用します。ただし、金属による反射には効果がありません。偏光フィルターを回しながら眩しく反射しているものを見てみると、反射の様子が変わるのが分かります。フィルターを回して反射が最も少なくなる位置を探してください。その位置で撮影すると最も良い効果が得られます。 偏光フィルターを使っても反射を抑えることができない場合は、撮影位置やカメラのアングルを変えてみてください。こうすることで、偏光フィルターが効果を発揮する場合があります。 反射している表面の素材にもよりますが、偏光フィルターの効果を最大にするには、その表面に対して 35°程度の角度でカメラを向けます。それ以外の角度では、効果が薄れてしまいます。角度が 90°になると、偏光フィルターを使う効果はまったくありません。 逆光を利用してすばらしい写真が撮れるということは前にも述べました。しかし、逆光では、水面、葉の表面、ボートのデッキなどに太陽の光が反射してしまうことがあります。こうした反射も、偏光フィルターを使って取り除いたり軽減させることができます。また、反射によって浅くなった被写体の色も、反射を軽減させることによって色を鮮明にすることができます。
この図では、偏光フィルターを使った場合に、空が暗く写る領域 (帯域) を示しています。カメラを太陽に対して直角に構え、マークの付いている偏光フィルターであれば、そのマークが太陽を指すようにします。
ドラマチックな空偏光フィルターを使うと、他の部分の色にはまったく影響を与えずに、青空だけを暗くすることができます。太陽に対して直角の角度を保てれば、偏光フィルターを回転させるだけで、通常の青から暗い青までの色の深さを調整できます。空の色は、フィルターのマークが太陽を指したときに最も暗くなります。偏光フィルターにマークがついていない場合は、親指と人差し指で直角をつくればどの領域が暗く写るか分かります。人差し指が太陽を指した状態で手を回したとき、親指が指す方向がフィルターによって空が暗く写る領域です。白黒フィルムを使用している場合、偏光フィルターと赤色フィルターを重ねて使うと、疑似夜間効果を得ることができます。偏光フィルターの効果は、よく晴れた日には顕著ですが、曇った日にはまったく発揮されません。
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[7. 露出の調整] |
[9. 白黒写真] |
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