標準的な照明とは違うライティングや被写体の明るさによって、いろいろな知識や露出計を駆使させてもうまく撮影できないような場合があります。そのような状況で適正な露出を得るには、段階露光するとよいでしょう。まず露出計が示す露出設定で 1 枚撮影し、次にその設定よりも 1 段マイナス補正した露出で 1 枚撮影します。3 枚目は、 1 段プラス補正した露出で撮影します。いま撮り逃がすと二度とめぐってこないような撮影チャンスでは、露出計が示す値からさらに 2 段ずつプラスマイナス補正した露出でも撮影しておきましょう。例えば感度100のフィルムで標準露出 1/60 秒絞り F /11に対して、 1/60 秒 で絞り F /8が 1 絞りオーバー、 1/60 秒 で絞り F /16が 1 絞りアンダーとなります。
一眼レフカメラには、自動ブラケッティング機能を備えたものがあります。そのようなカメラでは、まず露出をずらす量を選択します (通常、プラスマイナス 2 段までで、1/2 または 1/3 段ずつ増減できます)。シャッターボタンを押すと、カメラが自動的に連続して撮影します。この機能を備えたカメラの多くは 3 段階にブラケッティングされた露出で撮影しますが、最大 19 通りまでブラケッティングされた露出で撮影することができるカメラもあります。