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はじめに
関心の的を際立たせる
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接近する
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アクション写真
望遠レンズのアクション写真

よい写真を撮るためのガイド

アクション写真


自転車レースのイメージ 流し撮りによって背景をぼかすと、レースのスピード感が伝わります。

撮影者:Nick Leung KINSA/コダック写真コンテスト

一般に、動きのある被写体の写真からは躍動感が伝わってくるので、動体の撮影に使う技術は写真の質や雰囲気に関わるところが多くあります。

写真で動きをとらえる最も一般的な技術は、高速のシャッター スピードを使うことです。ほとんどの動体写真では、おそらく、ライティングと被写界深度の条件が許す限り、高速のシャッター スピードを使うことを考えるでしょう。「アクション」プログラム モードのある自動露出カメラは、動きをとらえるのに特に優れ、そこのライティング条件に対応した高速シャッター スピードを自動的に選択します。自動露出カメラに望遠レンズや望遠ズームがついている場合、自動的にアクション モードに切り替わるカメラもあります。しかし、たとえアクション モードが利用できたとしても、高速シャッター スピードを使わなければならない時と、スロー シャッター スピードでアクションを撮ることができる時を理解しておくことは無駄ではありません。

ハードルを跳ぶ選手 写真全体がシャープであれば、動きの感覚が伝わらないものですが、この写真は、進行中の動きの一瞬を鮮明に捕らえています。またこの例では、一流の競技者に必要とされる高度の集中力が表現されています。動きをとらえるために、その条件でできるだけ速いシャッター スピードを使います。

撮影者:Brandon Stewart KINSA/コダック写真コンテスト

カメラの右アングルに向かう動体は、対角線上に動いているものよりもとらえるのが難しくなります。カメラに直接向かってくるか、またはカメラから遠ざかっていくような動きが最も撮りやすくなります。また、カメラから遠い動きは近い動きより撮影しやすくなります。

たとえば、グランプリ レースを撮影していると想像してください。車がゴールするところを横から撮影する場合、動きを撮るには最高速度のシャッター スピードを使わなければなりません。トラックがカーブするところにいて、車が向かってくるのを撮影する場合、それよりは遅いシャッター スピードでうまく撮影できます。また、ピットでなく観覧席の最後列にいる場合、さらに遅い速度のシャッター スピードで動きを撮ることができます。

スポーツによっては、ほとんど動きが止まる何分かの 1 秒にピークがくるものがあります。動きがピークになる前に準備をし、ピーク時にシャッターを押すだけですむように、シャッター レリーズ ボタンを押し始めます。このようにして、簡単に動きを撮ることできます。棒高跳び選手がジャンプの頂点に位置しているところ、ゴルファーがクラブを振り切ったところ、テニス プレーヤーがバックスイングを打ったところなどはすべて、動きのピーク例です。

動きを撮る別の方法として、動く被写体を流し撮りすることもよい方法です。シャッター レリーズ ボタンを押して、ファインダーの中央部に被写体を保ちながらカメラを動かすと、被写体はシャープに写り、背景がブレます。シャッター スピードが遅くなるほど、背景はブレます。この技術は、スピード感のある写真の撮影に適しています。1/500 秒のスピードで撮影した馬の写真は、静止した写真ではなく、動きが張りついた感じになる場合があります。しかし、シャッター スピードを 1/125 秒にして、流し撮りすると、躍動感にあふれた写真になります。

マニュアル フォーカス レンズで動いている被写体を追跡することは難しいことです。しかし、サーボ モードやコンティニュアス モードのついたオートフォーカス カメラでは、ファインダーで動きを追跡している間、カメラが焦点を合わせ続けるので、簡単に流し撮りができます。カメラは、ほぼ露出の瞬間までピントを調整し続けます。シングル ショット モードと違って、コンティニュアス モードの短所は、ピントが合っていてもいなくても写真を撮ることです。

何故、常にピントが合っていないのでしょうか。その理由の 1 つとして、被写体は動いていため、シャッター レリーズ ボタンを押す瞬間に被写体が動き、ピントを合わせた位置からずれてしまうことがあります。別の理由として、オートフォーカス レンズは何分の 1 秒かで感応しますが、モーターが焦点を調節するよりも速く被写体が動くこともあります。さらに、シャッターを押す時間差や、ミラーを動かし、フィルムを露出するために必要とする時間もあります。被写体のスピードと方向に加え、この時間差を考慮して、露出の瞬間に調整するようにプログラムされているカメラもあります。

フットボール選手のジャンプ スポーツはアクション写真に最適です。最も大切なことは、動きの瞬間を撮る最高のシャッター チャンスを逃さないように待機することです。このため、すばやく写真が撮れる、オートワインダーやモーター ドライブが役に立ちます。

撮影者:Manuel Roberto Muro Terrazas KINSA/コダック写真コンテスト

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