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コダック映画用フィルムの基礎情報


フィルムを選ぶ際に注意すべきこと

ある特定のフィルムを選択する前に、あなたはプロデューサー、または監督として、作品全体の基本技術や美的観点に関する色々な問題に取り組まなければなりません。

そのよう な問題に答えていくことが、自分のコンセプトをスクリーン上の動画に変え、伝えたいメ ッセージを正確・完全・効果的に表現できるフィルムを選ぶ助けになるのです。 フィルム選択に直接関わってくる以下の要素について考慮して下さい。

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上映時のサイズ

完成プリントは70mmか35mmか16mmなのか。誰が観客になるのか。画質をどこまで求めるのか。作品は劇場のみ公開かテレビでも公開されるのか。

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必要な完成プリントの数

欲しいプリントが1本だけで、しかもすぐに必要な場合は、現像して直接映写することので きるリバーサルフィルムが理想的です。何本かのプリントを作るのであれば、様々なプリントシステムの経済性を考慮した上で、カメラフィルム(特にネガティブフィルム)を使うことをお勧めします。

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映写中に発生するポリエステル プリントフィルムの“ダスティング”について

ダストの元となるものは、フィルムの裏側(ベース面側)が映写機によって剥離するために生じます。フィルム パス(通り道)の中でダメージを引き起こす可能性が最も高いのはゲート部分と、特に、フィルムをスプロケットに押しつける“シュー”と呼ばれる部分です。各フレームが所定の位置に送られるときに、シューがフィルムをこすることによって剥離させてしまう場合がよくあります。

プリントの裏側を鏡面反射光で見ると、エッジやパーフォレーション(フィルムのせん孔)の間にスクラッチ(引っ掻き傷)や剥離の形跡があることがわかります。映写機のゲートやシューの設計および材質によって、フィルムを剥離させやすいものがあります。ゲートとシューに沈着物がないようにして下さい(沈着物があるときには硬い歯ブラシと爪を使うか、マニキュア用の細いブラシなどを使用して取り除いて下さい)。 ばり、切り傷、ざらざらした部分がないか注意深く確認して下さい。

微弱な研磨性がある磁性酸化物を全面塗布した35mmシネテープ フィルムを映写機に通し、映写機の構成部品を研磨する技師もいます。ゲートと間欠シューにかかる張力をできる限り低くし、位置合わせが正しいことと、フィルムの両側で張力が均一にかかっていることを確認して下さい。

削られた屑がマゼンタ色をしている場合には、乳剤粒子が含まれていると思われます。乳剤面が剥離したり、フィルムのエッジやパーフォレーションが擦り減ると、この種の屑が生じることがあります。新しく現像処理した“出来立て”のプリントでは、最初の数回、映写中に乳剤のダストを生じることがよくあります。

ポリエステルベースのプリント、トリアセテートベースのプリントよりもダスティングを起こしやすいという印象があるでしょうか。トリアセテートベースのプリントは、三酢酸セルロースと溶剤から成る“ドープ剤”で表面 をコーティングしながらフィルムベースの“型”をとります。 溶剤を蒸発・回収すると、固形のベース材料が残ります。トリアセテートベースは本来、無定型であるため、物性に関してはどの方向についても大きな違いはありません。

ポリエステルの場合、溶解および押し出しを行った後、分子がX軸方向とY軸方向に配向するように引き伸ばします。これにより、強度がきわめて高くなります。しかし、表面 が大幅に剥離して(Z軸剥離)、トリアセテートよりも多くの薄片やダストが生じることがあります。間欠シューの表面が、粗いかざらざらしていると、シューの“こすり作用”による損傷が特に生じやすくなります。

ダスティング増大の原因となっているもうひとつの要因は、現像所がプリントにエッジワックス処理をしなくなったことが考えられます。エッジワックスは、ゲートやシュー部分での摩擦を減らし、剥離を少なくします。また、フィルムやパーフォレーションの摩耗を減らし、安定性を高めます。

コダックは1922年から潤滑効果のあるエッジワックスを推奨しており、現在でもそれは変わっていません。SMPTE推奨基準RP151でも、35mmプリントのエッジにワキシングを行うよう規定しています。しかし、パラフィン エッジワックスに使用されていた塩素化炭化水素溶剤は、環境上の理由(オゾン層破壊)で段階的廃止の対象となっています。現像所でこの作業を再開できるように、コダックはエッジワックスの代替法を研究してきました。

ダスティング低減に効果的だと思われる、映写機のパーツおよびフィルムへの“応急的”潤滑剤塗布方法としては、プリントがプラッター上にある状態で、プリントの側面 にSC Johnson社の“Paste Wax”を塗り、フィルムのエッジやパーフォレーションの部分に浸透させ、必要な潤滑性を与える方法があります。

ごく微量のペースト ワックスを軟らかいバフ布を使用してフィルムの側面全体に均一に塗ります。このプリントを次に映写機に通すときには、プラッター上で反対方向に巻かれるので、プリントの両面にワックスを塗ることができます。ワックスが多すぎると、サウンドトラックの読み取りが妨害されたり、ワックスがスクリーンに映ってしまうことも有り得ます。また、映写機のパーツに溜まるため、ワックスを使用しすぎないようにして下さい。ほんの少量で効果があります。

ペースト ワックスの塗布量は、10000フィート(長編映画1作品分)のプリントで、フィルム側面片側あたりティー・スプーン1杯を超えない程度にして下さい。このワックスを使用するとフィルムが滑りやすくなるため、フィルムがプラッター上で滑らないように必ずプラッター クリップを使用するようにして下さい。

SC Johnson社の “Paste Wax”に含まれているワックス類とナフサ類の混合物は、少量の使用であればフィルムを痛めないはずです。WD-40、スプレー式のワックス、オイル、シリコン等、他の潤滑剤は絶対に使用しないで下さい。粘着性の残留物が残り、フィルムから色素を浸出させることも考えられます。ペースト ワックスは、引っ掻き傷や剥離のない新しいプリントに使用すると最も効果的です。

映写前に、映写機のゲートやシューをワックス(ペースト ワックス、スティック パラフィン、カルナバ ワックス)で軽くコーティングする技師もいます。

*エスター(ESTAR)はイーストマン・コダック社の登録商標です。

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完成した映像の仕様

完成した映像はカラーなのか、それとも白黒なのか。

白黒フィルムの持つ美術的なインパクトは、カラー のそれとははっきり異なります。その映像はどのような情感を伝えようとしているのでしょうか。 カラーフィルム画像による色合いや、色濃度のくっきりした違いは、灰色の濃淡で作られた同じ画像よりも多くの情報を伝えます。

しかし、映像製作者としては、カラーが常により面白く、また白黒は低コストなものであると一概に決めつけてはいけません。 また、作品はサイレントなのか、あるいは音があるのか。サウンドトラックの音は、見る人々を伝えようとするメッセージに集中させたり、 導いたりするのに役立ちます。以上のような問題に対する答えは、その作品を見せる対象や目的によって異なってきます。

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ライティング

被写体は屋内で撮影されるのかそれとも屋外で撮影されるのか。 また、その場の光をコントロールすることができるのか。

あるフィルムは少量の光で撮影するために作られており、またあるものは特定のスペクトルに感光するように設計されています。

どのフィルムも、ある特定の光源にあわせて作られています。 限られた一つのライテイングで映画製作を行わなければならないとした場合、 そのフィルムはそのシーンの正確な色を記録してくれるのかどうか考えてみて下さい。

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どのフィルターが必要か?

ライティングや、そのシーンの中のコントロール不可能な光の条件に対応するために何種類かのフィルターを使わなければならない場合、そのフィルムは高品質な画像を記録できるだけの十分に高い感度を持っているでしょうか。

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現像およびプリント設備

すべての種類のフィルムを現像するラボ(現像所)はあまりありません。最寄りのラボがカラーフィルムしか現像しない場合は、 白黒フィルムは他の離れたラボに送らなければなりません。

もしその作品が編集を必要とし、 ラボとの間を何度か往復しなければいけない場合は、これは極めて時間のかかる状況です。しかしフィルムを現像する技術者と知り合 いになり、あなたのニーズや条件を説明することで多くの不安が回避できるでしょう。

つまり、あなたのニーズを理解してくれるラボで現像できるフィルムを選ぶのが得策といえるのです。

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データシートのしくみ

コダック社のフィルムデータシートは、コダック映画用フィルムに関する技術的情報を得るうえで、 もっとも優れた情報源です。各データシートには、4ページまたはそれ以上にわたって、各フィルムに関する詳細な技術的情報が書かれており、 読者に有益な情報を与えてくれます。(例:VISION3 500Tのデータシート

では、典型的なプロフェッショナル映画用フィルムについてこれから述べていきます。

ネガフィルムとラボフィルムの記載項目の違いに注意して下さい。例えば、カメラフィルムのデータシートには 「プリント条件」の項目はありません。なぜなら、プリント条件はラボとプリントフィルムだけに関係することだからです。

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フィルムの種類、名称、ナンバー

映像製作では、カメラで撮影する段階から、映像をスクリーンやブラウン管に映写する段階までを通して、通常三種類の異なったフィルムがよく使われます。

まずカメラフィルムは、オリジナルシーンを記録するために使われます。色々な条件下での撮影に合わせて多種多様なカメラフィルムが入手出来るようになっています。

ワークプリントによりカメラフィルムが編集されると、次にラボで特殊効果、タイトル制作などのために必要な中間プロセス作業用の ラボフィルムが使用されます。またインターメディエイトフィルムを使うことで、プリント過程で起こりうる大切なオリジナルフィルムの損傷を防ぐことができます。

一方プリントフィルムは、最初のワークプリントや、編集済み映写用の最終版を必要な数だけプリントするために使われます。

映画業界では通常、フィルムを指すのにタイプナンバーを使い、名称はあまり使いません。 (例えば「イーストマンEXR 100Tカラーネガティブフィルム」のかわりに「5248」と呼ぶ。)
そのためデータシートには、 この四桁の数字のほうが名称よりも目立つように記載されています。四桁の数字の最初の数字はフィルムサイズ、また規格をあらわしています。 最初の数字が5であれば、そのフィルムが35mmかそれより大きいフィルム幅であることを示し、一方、7で始まるものは8mmか16mmか、 または現像後に切られて、より小さな規格になることを示しています。最初の数字が2(35mm以上)または3(16mm)ではじまるものは、 エスターベースのフィルムであることを示しています。また、16mmと35mm両方が入手可能なフィルムであれば、両方の番号がデータシートに記載されます。

フィルム名称もまた、そのフィルムの特性を表しています。コダック エクタクローム フィルムは、リバーサル フィルムであることを表わし、 イーストマン EXR 100T フィルムのようにフィルムの番号がフィルム感度が100ということを示しています。Tという文字はカラーバランスがタングステンタイプだというとこを示しています。

また、フィルムの名称と番号に関して重要なことは、フィルムやデータシートを注文する際に間違わないようにすることです。

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フィルムの特徴

データシートの見出し部分には、そのフィルム全体の特性が簡単に説明されています。

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撮影用ネガフィルム

撮影用フィルムにはネガとリバーサルの2種類があります。

ネガフィルムの作り出す画像は、 最終的に見るためには別のフィルムにプリントしなければなりません。またオリジナルフィルムを破損から守る目的で少なくとも最低一度は デュープが作られるため、撮影用ネガフィルムは重要な編集作業や特殊撮影が予定されている場合に効率的です。 ネガ-ポジフィルムのプリント技術はかなり発達しており、しかも融通性に富んでいます。

つまり、ネガフィルムは複雑な特殊撮影には最適なフィルムだといえるでしよう。またどのネガフィルムでも、イメージをほとんど変化させることなしに数回のデュープ作業が可能です。

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フィルムベースの構造

フィルムベースとは感光乳剤を塗布してあるプラスチック性の支持体のことです。 フィルムベースとして必要な条件は光学的透過性があること、光学的欠陥(光の屈折)がないこと、科学的に安定していること、 写真的な変化を起こさないこと、そして湿気や現像用薬品類に抵抗力があることなどがあげられます。 機械的強度、引き裂きに対する抵抗力、柔軟性、平面安定性、そして物理的な歪みのないことなども現像処理、プリント、映写 等においては重要な要素です。

現在は大きく二種類のフィルムベースが使われています。セルロース トリアセテート(通称、アセテート)と、ESTER(エスター) ベースとして知られる合成ポリエステルポリマーです。

セルロース トリアセテートのフィルムベースは、セルロース トリアセテートに 有機溶剤と可塑剤を混ぜて作られます。ほとんどのコダック映画用カメラフィルムは、セルロース トリアセテート ベースに塗布されています。一方、エスターベース、つまりポリエ チレン テレフタレート ポリエステルは、強度、化学安定性、耐性、引き裂きに対する抵抗性、柔軟性、平面 安定性に優れているという特徴を持つことから、いくつかのコダックの 映画用フィルム(ほとんどはインターメディエイトとプリントフィルム)に使われています。

優れた強度を持つエスターベースは、 保管に場所を取らない薄いフィルムの生産を可能にしました。エスターベースのフィルムと、他のポリエステルベースフィルムは、 通常入手できる商業用の接着剤では、うまくスプライス(接合)できません。これらのフィルムはテープスプライサーを使うか、 超音波または熱伝導でフィルムを溶かす方法を使ってスプライスします。

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ハレーション防止層

フィルム乳剤を貫いた光は、ベースと乳剤の接合面で反射し、再び乳剤層にもどってくることがあります。 その結果として、ハレーション(像の鮮明度を落としたり、明るい物体の周りの光が散乱し、反射光による二度目のの露光がされること) が起こります。フィルムベース内、またはフィルムベース上に塗布される暗色層は、この反射光を吸収し、ハレーションを最小限に食い止めます。 そのためこれは、ハレーション防止層と呼ばれています。ハレーションを最小限にとどめるため、通常三種類の方法が使われます。

レムジェット: フィルムベースの背面にある、黒色に塗られた非ゼラチン層がハレーション防止と帯電防止の役目を果 たしています。この層は現像中に取り除かれます。

ハレーション防止用の下引き層: いくつかの薄い乳剤層をもったフィルムには、乳剤層のすぐ下に銀か、または着色されたゼラチンが使われています。 この層に使われている色は現像中に脱色されます。この種の層は、高解像力をもった乳剤のハレーション防止に特に効果 的です。 この種類のハレーション防止層が使われた場合、フィルムベースの背面 に帯電防止、またはカール防止層が塗布されることがあります。

着色されたフィルムベース: フィルムベース、ライトパイピング特にポリエステルのものは、フィルムの端に当たった光を透過させたり、または、光を通 り抜けさせたりします。 この光はベース中を移動し、乳剤層にカブリを生じさせます。フィルムベースの中には、ハレーションとラ イトパイピングの両方を少なくするため、 中性灰色濃度の色素が混合されているものがあります。この色素濃度は、わずかに検出できる程度から約0.2くらいまでと様々です。 これよりもっと高い濃度のものが、ハレーション防止のためセルロースベースの白黒ネガティブフィルムには用いられています。 カブリと違い、この灰色色素は像の濃度範囲を狭くしたりはしません。というのは、それがニュートラルデンシティ(ND)フィルターと同様に、 全域にわたって濃度を加えるからです。よって、これが写真の質に与える影響は無視できる程度であるといえます。

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エッジナンバー キーナンバー

1990年より前

エッジナンバー(キーナンバーまたはフッテージナンバーとも呼ばれる)は、カメラフィルムからワークプリントを作る際にフレーム同士を 合わせやすいように、フィルムの端に一定の間隔を置いて付けられています。このナンバーは35mmフィルムと65mmフィルム の場合は パーフォレーションの外側の端と、パーフォレーションの間に潜像としてプリントされており、16mmフィルムの場合ではパーフォレーションの間にプリントされています。 ナンバーは連続的で、35mmフィルムと65mmフィルムでは16フレーム毎(12インチ毎)に現われ、16mmフィルムでは20フレーム毎(6インチ毎)に現われます。

エッジ ナンバリング システムが考案されるまで、35mm フィルムの場合、5桁のフッテージナンバーが潜像でプリントされていました。 また、ある文字と番号の組み合わせ で表わされる製造コードが、フッテージナンバーの左にプリントされています。 16mmフィルムの場合、5また は7 桁のどちらかのナンバリングが1970年代までは1フィート毎に打たれていました。それ以降は6インチ(20フレー ム)毎になりました。
コダックの全ての16mmと35mmカラーフィルム は、潜像のエッジナンバーを使っていますが、いくつかのコダック白黒ラボフィルムは、インクでエッジナンバーが付けられています。

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イーストマン キーコードナンバー

1990年にイーストマン・コダック社は、すべてのコダック カメラフィルムに使われている新しいエッジ ナンバリング システムを発表しました。 この新しい方式は、イーストマン キーコードという機械判読用のバーコードが使われています。このバーコードは数々のスキャナーで読むことが出来ます。 人間が判読可能 なキーナンバーは、これまでのエッジナンバーに近いものですが、より読み易くなっています。 この改良された方式では、キーナンバーは12の判読し易い文字で出来ており、35mmフィルムは、慣例通り1フィート(16フレーム、64パーフォレーション)の間隔で 打たれています。キーコードナンバーには、バーコードが使われていますが、それには人間が判読可能な同じ数字が含まれています。

16mmでも人間が判読可能なシステムで、6インチ(20フレーム)の間隔でナンバーが打たれています。 65mmフィルムでは、16フレーム毎に打たれています。その他の方法としては、現像されたフィルムにインクによって番号が打たれています。 このナンバリングの方法は、よく映画フィルムの現像所で行われています。現像されたフィルムのベース側にナンバーをプリントしているため、 工場で付けられたエッジナンバーの邪魔にはなりませ ん。通常オリジナルカメラフィルムとワークプリントは後にマッチングしやすいようにエッジにナンバリングされています。 どのラボも、これらのナンバリングの方法は独自の作業がしやすいように、または、カスタマーの特別なニーズのために用いています。

キーコードガイド16mm
キーコードガイド35mm
キーコードガイド65mm


※ キーコードナンバーについての詳しい情報はこちらにも記載しています。

潜像:パーフォレーターに据え付けられたプリンターによってフィルムの端にナンバーが露光され、現像処理が済むとそのナンバーが現れます。

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現像済みフィルム

フィルムのストリップ番号は、フィルム缶に表示されているものと同じ数字が、潜像でフィルム自体にも打たれています。

1990年以前およびイーストマン キーコードナンバーが用いられるようになってからも含めて、すべてのカメラフィルムには、製造コード(35mmの場合は大文字、16mmの場合 はロールの終わり部分、テールエンドのマーク)が潜像でエッジプリントされています。このコードは現像済みフィルムの識別に役立ちます。

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フィルム製造年データコードシンボル

古い映画用フィルムの製造年を把握することは、時として重要な意味を持つことがあります。 例えば、フィルムベースが可燃性のナイトレートベースか不燃性の安全ベースかを知 ることが必要になったとき、 読みやすい数字の表示は1990年以前の製品ではありませんで したが、ほとんどの映画用フィルム製品では製造年を表わすシンボルが付けられています。

製造年を確定するデータシンボルは、8mm、16mm、35mm、65mmそして70mmフィルムのほとんどすべてに付けられています。

1990年以前は、三つの異なる図形の組み合わせ(1つ、2つ、または3つの図形の組み合わせ)による表示が使われていましたが、 その後プリントフィルムを除くすべてのカラーおよび白黒フィルムにはキーコードナンバーでの表記が採用されています。 製造年を表わす図形のうち、4つの年だけが1つの図形で表わされています。1916年はマル、1917年は四角形、1918年は三角形、 そして1929年はプラスマークです。1928年と1948年は3つのマルです。それ以外の年は1982年まで2つの図形の組み合わせで表記され、 20年で同じ組み合わせが繰り返されました。例えば、ある組み合わせは、1921年、1941年、1961年、1981年のものが同じです。1982年から三つ目の図形が加わり、数年間続けられまし た。 1990年のキーコードナンバーの導入とともに、フィルムデータコードは2文字のアルファベットで表わされるようになりました。


データコードシンボル
1960 
1976 
1961 
1977 
1962 
1978 
/JP/images/ja/motion/support/technical/Triangle
1963 
1979 
/JP/images/ja/motion/support/technical/Circle
1964 
/JP/images/ja/motion/support/technical/Triangle
1980 
1965 
1981 
1966 
1982 
1967 
1983 
1968 
1984 
/JP/images/ja/motion/support/technical/Triangle
1969 
1985 
1970 
1986 
1971 
1987 
1972 
1988 
1973 
1989 
1974 
1990 
1975 
1991 


1960年から1991年までのシンボル一覧を参照して下さい。1982年よりも以前の組み合 わせは20年毎に繰り返されていますから、1919年からのすべての製造年がこれで判るよ うになっています。もし、フィルムの図形がリストに描かれたものと違う場合はコダック社と連絡をとって下さい。また、カラープリントフィルムにはキーコードナンバーがない ことに注意して下さい。ここに示したシンボルによる製造年の表記はプリントフィルムの一部に継続して用いられています。

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フィルム製品のエッジナンバー

コダックフィルムを特定するために、キーコードナンバー以外の表示として、35mmフィルムにはキーナンバーの初めに文字が打たれています。 これは特定の製品コードと対応しています。例えば、キーナンバーがB19X 12345の場合、初めの文字Bは、製品が5247か5248のどちらかを表わしています。 16mm製品はそれぞれ三つの文字、例えばPXN、ECN、291などのようになっています。ほとんどのコダックフィルムには、これらの表示がキーナンバーの前に打たれています。 キーコードナンバーがあるすべてのフィルムには、4桁の製品コード、エマルジョン番号、ロールナンバーなどがフィルムに打たれています。(キーコードナンバーチャートを参照して下さい。) 同じ文字が使われている複数の製品がありますので注意して下さい。もし、特定の製品について質問があれば、コダック社に連絡して下さい。

キーコード ナンバー
製造年記号
DE 
1989 
TM 
1994 
FL
1999
LE 
1990 
MN 
1995 
SD
2000
EA 
1991 
NK 
1996 
TF
2001
AS 
1992 
KD 
1997 
ML
2002
ST 
1993 
DF 
1998 
NE
2003


35 mm (潜像orインク)
エッジ記号
製品タイプナンバー
ナシ 
5247
5243, 5251, 7243, SO420
5247, 5248
5222, 5250, 5297
5234, 5235, 5243, 5366, 7234
5222, 5254, 5295 SA
5247, 5295
5224, 5271, 5294
5231, 5247, 5293
5296
5245
5248 (1990)
5249, 7249
5272, 7272


16 mm (潜像orインク)
エッジ記号
製品タイプナンバー
PXN 
7231 
DXN 
7222 
4XN 
7224 
VND 
7239 
VNF 
7240 
EF 
7241 
EFB 
7242 
ECN 
7247 
CRI 
7249 
VNX 
7250 
VXD 
7251 
ECO 
7252 
ECF 
7255 
EMS 
7256 
ER 
7257 
ERT 
7258 
PXR 
7276 
4XR 
7277 
TXR 
7278 
291 
7291 
292 
7292 
ECH 
7293 
294 
7294 
296 
7296 

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スプライシング テクニック   ― 通常幅スプライスと狭幅スプライス


ポリエステルベースのデュープネガやポジフィルムに先付けや後付けなどのタイトルやシーンの追加をする場合、通常幅の超音波スプライサーを使用しますが、このスプライス跡が映写時に見えるのではないか、という疑問が持ち上がっています。

現在の、高さ0.690インチのアナモフィック画像の場合、つなぎ目部分がスクリーンに映らないようにするためには、スプライス幅を60ミル(1ミル=1/1000インチなので約1.5ミリ)未満にしなければなりません。

つなぎ目を隠すために、狭幅の超音波スプライサーを利用できますが、このスプライサーは実際の焼き付けや現像処理作業には幅が狭すぎて信頼性がないため、ほとんどの現像所では一般的に使用されていません。同様に、アセテートベースのフィルムをつなぐ時の狭幅スプライサーも、一般的には使用されません。

カラープリントの生フィルムをつなぐために使われる幅が広めのスプライスは、リリースプリント(封切プリント)では問題になりません。生フィルムのスプライスはフレームラインに合わせることを気にしないで行われる場合が多いため、4回のうち3回は、スプライス跡がフレームの真ん中に来てしまいます。このような時は大抵、映写技師がそのフレームを抜いてテープスプライサーでつなぎ直します。

結論として、狭幅スプライサー(超音波、セメント共に)は信頼できるとはみなされず、滅多に使用されません。撮影用カメラネガフィルムのスプライス跡を隠すための選択肢として、ネガとプリンタータイミングテープの「ゼロカット」とを合わせた時に、A / B ロール チェッカーボード カッティングを使用してつなぎ目を見えないようにする方法があります。

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新型X線検査装置について

以下の情報は、未現像フィルムを持ち運ぶ海外渡航者全員を対象として提供するものです。

FAA(米国連邦航空局)に認可された新型のX線検査システムが、世界の50を超える国際空港で使用されています。これはインビジョン テクノロジーズ社によって製造されたInVision CTX-5000SPと呼ばれるシステムで、従来のX線技術と最新のスキャン テクノロジーを組み合わせた強力な手荷物検査装置です。

このシステムは、危険物(爆発物)が無いか調べるために手荷物をスキャンし、疑わしい物体が検知された場合には、集束させた、より強力なビームを使用してさらにスキャンを続けます。この集中的な高エネルギービーム(幅1cm/出力100-300 mR)は、未現像の写真フィルムにカブリを引き起こします。従来のX線検査装置で生成されるエネルギーは1 mR未満であり、未現像のフィルムを「多くの回数」通過させない限り、放射線による影響が現れることはありえませんでした。

この新しい技術を採用したシステムは、低いX線量による初期検査で開始され、手荷物内の物体の形状、大きさ、または中身に疑わしいと思われるものがあった場合、CTX-5000SPによる追加スキャンが自動的に起動します。

フィルムのハロゲン化銀や、フィルムを収める金属容器は、高強度のX線スキャンを起動するのに充分な素材です。

CTX-5000SPによってスキャンされた未露光の16mmフィルムのサンプルを以下に示します。X線カブリ独特の様相や程度のひどさについて多少なりとも知識を持っていただきたいと思います。このフィルムは、コダック VISION 320T カラーネガティブ フィルム (7277)を使用しています。

未現像フィルムを鉛のシールドに収めるという従来の予防措置を取っていても、高強度の放射線スキャンは起動してしまいます。鉛によってX線は減衰し、その強度およびフィルムへの有害性は低下しますが、その効果 は、X線照射の強度、シールドに使われている鉛の厚さ、フィルム感度などの要因によって全く異なりますので注意が必要です。

現在のところ、CTX-5000SPおよびCTX-5500は機内持ち込み荷物の検査にそれほど一般的には使用されていませんが、FAAは今後、さらに実用化が促進されることになるであろう、と指摘しています。機内持ち込み荷物の検査に使用されているシステムに関するいくつかの報告が、すでに表面化しています。

フォトグラフィック アンド イメージング マニュファクチャラーズ アソシエーション(PIMA)によって行なわれた試験では、CTX-5000SPによる高強度のX線ビームの直撃を受けた場合、ISO感度100以上のすべての未現像カラーネガフィルムが、かなりのカブリを生じました。ストライプ状になったカブリの向きは、X線ビームに対するフィルムの向きによって決まります。カブリの濃度はフィルムの感度によって異なり、フィルム感度が高いほど、ストライプが濃くなります。また、カブリが写 真印画紙で見えるかどうかは、写真の内容によって異なります。花々や群葉などを含む複雑な被写 体の写真では、X線の影響が鮮明には見えにくく、軽減される傾向にあります。

新型、InVision CTX-5500空港手荷物検査装置

以下に示すのは、InVision CTX-5500空港手荷物検査装置で露光したコダック VISION 200T 35mmフィルムのサンプルです。

InVision CTX-5500空港手荷物検査装置によるカブリ効果
(コダック VISION 200T フィルム)

サンプルのみの高解像度画像を希望される方は、次の画像をダウンロードして下さい。CTX exp.jpg(312KB)

一般的な注意事項とコダックからのご提案

  • 未現像フィルムは荷物として航空会社のカウンターに預けない。
  • 未現像フィルムを国際空港で機内に持ち込む場合は、飛行機の出発時刻より前に余裕をもって空港のセキュリティ事務所に連絡し、手による検査を行なってくれるかどうかを確認すること。
  • 必要度に応じて、遮光性の(チェンジ)バッグを用意しておくこと。
  • 手による検査に関連して、コダックは、カメラバッグを開けていない状態で、その外側を綿棒でこすり、極微量の爆発物を化学的に検知するために、綿棒の先端を分析装置にかけるという、新しい検査手順があることを耳にしました。この検査手順に関するより詳しい情報については、データが入り次第、別途報告します。
  • コダックのプエンタテインメント イメージング事業部には、世界中のほとんどの国、または地域に映画用フィルムを安全にお届けできるノウハウがあります。また、海外の現像所に関する情報もご提供できますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
  • 海外では再販業者が販売しているフィルムに注意して下さい。そのフィルムの供給元を調べ、実際に使用する前にテスト撮影することを心がけて下さい。
  • 未現像フィルムを受け取る、あるいは発送する国や都市のX線検査に関する情報は、信頼のおけるエア・クーリエのような国際宅配サービスの案内をよくお読み下さい。コダックはX線検査の情報入手についても皆様をサポートいたします。

インビジョン テクノロジーズ社のCTX-5000は、空港における爆発物検知装置としてFAAの検定に合格した、最初の高強度X線手荷物検査装置でした。設計は、CT (コンピュータ断層撮影)方式のスキャンを採用して、爆発物を識別するようになっています。この装置は当初、預けられた荷物の検査用として設計されましたが、現在はいくつかの空港で機内持ち込み荷物をチェックするために使用されています。このメーカーは、同システムの拡販を積極的に進めており、未現像フィルムを持ち運ぶ航空機の旅客は、空港の手荷物検査装置にInVisionのマークが付いていないか、特に注意を払う必要があります。

FAA(米国連邦航空局)は、FAA規則108.17(第108部--航空機運用者の安全性)で、米国内の航空機の旅客に、感光性製品の非X線検査を要求する権利を付与しています。この規則全体は非常に多くの情報を含んでいますが、フィルムを持ち運ぶ旅行者にとっては、第108部17条e項の規定が最も重要です。

これは、米国内の航空機の旅客のみに適用されます。

FAA規則108.17(第108部--航空機運用者の安全性)(e)
認可保持者は、検査所およびX線検査システムの目立つ位 置に、機内持ち込み荷物または預託荷物がX線によって検査されることを旅客に告知すると共に、検査前にX線フィルム、科学用フィルム、および高感度フィルムを機内持ち込み荷物や預託荷物から取り出すように旅客に助言する標識を掲示しない限り、X線を使用して機内持ち込み荷物または預託荷物を検査することはできない。この標識はまた、旅客がその写 真機器やフィルムパッケージの検査を、X線検査システムを通 さずに行なうように要求できることをも、旅客に助言するものとする。X線検査システムが機内持ち込み荷物または預託荷物に1ミリレントゲンを超える量 を照射する場合、認可保持者は、すべての種類のフィルムを検査の前に荷物から取り出すように、旅客に助言する標識を掲示するものとする。旅客から要求された場合、旅客の写 真機器やフィルムパッケージは、X線検査システムを通すことなく検査されるものとする。

FAA(米国連邦航空局)のURLは次の通りです。 http://www.faa.gov/

このような状況を創り出した原因は世界的なテロリズムにあり、決してイーストマン・コダック社や航空会社、CTX-5000SPスキャナーを設置せざるを得なくなった空港そのものに原因があるわけではありません 。

未現像フィルムをこのような検査システムに通 すことについて質問がある場合は、空港係官あるいは未現像フィルムを実際に運送する航空会社に直接お問い合わせ下さい。コダックは旅客の安全確保に関するいかなる政策に対して何ら影響力を持たず、かつそれを妨げることはできません。フィルムに関する情報は、このウェブサイトの他のメニューをご覧下さい。

コダック映画用フィルムの基礎情報


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空港におけるX線荷物検査
~米国の郵便物滅菌処理に関する映画用フィルムの取り扱い~

この文書は、飛行機、または米国の郵便サービスを利用して映画用フィルムを発送する必要のあるお客様に注意を促すことを目的として作成したものです。


1.空港におけるX線荷物検査

米国の空港では、9月11日に発生した悲劇的な事件以降、安全対策が大幅に強化されました。新型で高出力タイプのX線スキャン装置が預け入れ荷物と機内持ち込み手荷物の両方の検査に使用されるケースが増えています。
これらの高出力X線装置を使用すると、フィルム感度や露光の有無に関係なく、未現像フィルムにはカブリなどのダメージを及ぼす可能性がありますので、飛行機をご利用になるお客様は十分にご注意ください。
コダック社は、飛行機をご利用になるお客様に対しまして、露光前、または未現像の映画用フィルムを持ち運びしないことをお勧めします。飛行機による映画用フィルムの輸送がどうしても必要な場合には、事前に空港に問い合わせて、手検査を依頼してください。 この場合、手検査にかかる時間を考えて、早めに搭乗手続きをする必要があります。 また、次の点には十分に注意してください。

  • 預け入れ荷物


  • 預け入れ荷物は、お客様の目の届かないところで高出力のX線スキャン装置による検査が行われる場合があります。空港で搭乗手続きにあたる係員は、こうした可能性にほとんど言及しません。
    コダック社は、乗客に注意を呼びかけるポスターを搭乗カウンターに貼ったり、口頭でも注意を呼びかけたりするように求めています。未現像フィルムは、預け入れ荷物の中には絶対に入れないでください。

  • 機内持ち込み手荷物


  • 米国の空港で使用されているベルトコンベヤー式の手荷物検査装置は、低出力のX線を照射するタイプです。通常はフィルムに悪影響を及ぼす心配はありません。
    しかし、カブリなどによって未現像のフィルムが使用できなくなる恐れのある高出力タイプの検査装置と併用されている可能性があるため注意が必要です。飛行機を利用されるお客様は、海外の空港において、すべてのスキャン装置に細心の注意を払う必要があります。

    フィルムは手検査を行なうように丁重に依頼する必要があります。検査官が使用できるフィルムチェンジバッグを持参してください。見本となるフィルムの実物を用いてバッグの使用方法を実演してみてください。
    しかし、現地の検査官がお客様の依頼に快く応じるという保証はありません。X線使用の検査を強く主張する可能性もあります。米国国外の空港では、手検査が許可されない所もあります。


  • 航空貨物サービス

  • コダック社は、自社の航空機を使用するエアボーン、DHL、フェデラル・エクスプレス、UPSといった航空貨物サービス会社は、米国国内向けの航空貨物にはX線スキャン装置を使用しないと理解しています。しかし、航空貨物サービスを利用してフィルムを輸送する場合は、必ず確認を取ってください。
    これらの会社は、国際線の旅客機を利用して貨物を運搬する場合もあります。旅客機に貨物として積み込まれる荷物の検査には、高出力タイプのX線スキャン装置が使用されることになっています。
    フィルムだけを別送の航空貨物とする場合には、貨物に次のような表示をすることをお勧めします。
    「DO NOT X-RAY. IF X-RAY IS MANDATORY, DO NOT SHIP / DO NOT X-RAY / CONTACT SENDER URGENTLY: [details]」
    (訳:X線検査不可。X線検査が必要な場合は出荷せず、X線検査を行う前に送り主に至急連絡すること。[送り主連絡先])


  • 現地でのフィルム購入と現像処理

  • コダック社は、航空機による輸送に伴うリスクを最小限に抑えるために、映画用フィルムは現地の販売店で購入されることをお勧めします。また、露光後は、現地の映画用フィルム専門ラボ(現像所)で現像処理することをお勧めします。 現像処理後のフィルムは、航空機で輸送しても問題ありません。

2.米国における郵便物の滅菌処理

米国の郵便局では、郵便物を滅菌処理するための新型機器の導入を進めています。この機器が手紙だけに使用されるのか、または小包など他の郵便物にも使用されるのかについては、安全上の理由で明らかにされていません。

今後、検査内容が明らかになるまでは、滅菌機器が使用する高出力光線によって、現像処理や露光の有無、ネガティブあるいはプリントといったフィルムの種類に関係なく、フィルムにカブリが生じたり、フィルム全体が使用できなくなる可能性があると考えるのが賢明でしょう。
また、写真プリント、スライド、DVD、ピクチャーCD、CD―ROM、ビデオテープだけでなく、ビデオカメラをはじめとする様々な機器に内蔵されているCCDセンサーも、滅菌処理による悪影響を受ける恐れがあります。これらの素材には貴重な映像(撮り直し不可能な映像)が含まれていることが多いため、コダック社としては、より多くの情報が明らかになるまで、十分注意されるようお勧めします。

映像素材を輸送する場合には、米国の郵便制度を利用しない民間のクーリエ・サービスや航空貨物サービス会社を利用してください。 現地の現像所に問い合わせれば、詳しい情報の入手や、代替となる輸送手段の手配ができる可能性があります。



3.イーストマン・コダック社

イーストマン・コダック社は、自社が製造する映画用フィルムをはじめとするすべての写真製品を、X線、高出力電子光線、またはその他の有害な照射にさらすことなく、皆様のお手元にお届けしています。

コダック社では、業界団体、FAA(米国連邦航空局)、米国郵政公社等と協力し、新型検査装置が当社製品の出荷に及ぼす影響を最小限に抑えるように努めています。新しい情報が明らかになれば、皆様に順次お知らせしていく予定です。


- イーストマン・コダック社 2001年11月2日 -

コダック映画用フィルムの基礎情報


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空港のX線検査によるフィルムへの影響について


空港におけるセキュリティ体制が非常に厳重なものとなっています。実際のセキュリティ体制がどのようなものか、その詳細については明らかにされていませんが、非常に高レベルのX線検査が乗客の手荷物や貨物に対して行われている模様です。

渡航者は、空港の高レベルでのX線検査に十分注意して下さい。露光しているいないにかかわらず、未現像のフィルムはすべてカブリを引き起こします。また、すべての手荷物がX線にさらされる可能性があります。

現時点では、渡航者の権利条約に関するFAA(米国連邦航空局)規約に基づいた、フィルムの手による検査を要求できる権利が守られるかどうか定かではありません。

現在コダックは、新しいセキュリティ体制下でフィルムが手荷物として機内に持ち込まれた場合の影響を明らかにすべく、産業界とFAA共同の調査活動を行っています。新しい情報が入り次第、こちらのページに随時掲載していく予定です。

当面の間コダックは、渡航者が未露光フィルムや未現像フィルム、また、フィルムの入ったカメラを機内に持ち込まないことを推奨します。いかなる感度のフィルムであっても、高レベルでのX線検査によって、カブリやダメージが生じる可能性があります。

映画用フィルムは、現地のコダックオフィスにて購入し、露光後の現像は現地の現像所を利用されることを強く推奨します。
現像後のフィルムは、安全な航空輸送が可能となります。

関連情報

“DO NOT X-RAY” ラベルのダウンロード

フィルムには、“DO NOT X-RAY” ラベルを貼付し、X線照射禁止の表示を明確にしておくことをお勧めします。印刷するには、このラベルをダウンロードして下さい。(Acrobat® Readerが必要です)

ラベルの大きさは、約8.4cm×約10.2cmです。 ダウンロードしたデータはラベル6枚が1枚のシートになっています。(一度に6枚の印刷ができます)

- 2001年9月20日 -

コダック映画用フィルムの基礎情報


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