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    技術情報

擦り傷

問題点:

擦り傷

特徴または原因:

フィルムの擦り傷は、キーナンバーが付いたエッジの反対側にパーフォレーションに沿って現れ、表面が乱れた状態になっています。露光前にカメラ内でプレッシャーマークが発生しており、一本の直線または一連の直線のように見えます。

どうすればよいか?

カメラを点検し、掃除してください。露光前のフィルム接触部分がきれいであり、 ゴミなどが付いていないことを確認します。問題が解消したことを確認するために、テストを行ってください。 それでも問題が解消しない場合には、弊社にご相談ください。

フィルムトラブル集


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問題点:

曲がったスプール/フランジ

関連する問題:

形状が許容範囲を越えるほど曲がったスプールは、フィルムを破損する原因になります。フランジの片側が内側に曲がると、反対側は外側に曲がります。フランジが最も細い箇所で、切傷や裂傷が発生し、破片を生じる原因になります。破片はシャドウイメージ(パラ)を生じることがあります。

どうすればよいか?

このフィルムは使用しないでください。自分で巻き直そうとしないで弊社にご相談ください。

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問題点:

開封された箱(缶)

関連する問題:

開封した形跡のある箱(缶)は、衝撃が加えられた、または不正な取り扱いが行われた可能性があります。

どうすればよいか?

箱(缶)の外側および内側に目立つ損傷がないか調べます。缶の場合は巻かれているテープの状態も調べます。さらに、テープに印字されているタイプナンバーが缶ラベルに書かれているものと一致していることを確認します。これらを調べた後、不審なところがある場合には弊社にご相談ください。

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問題点:押しつぶされたコア

押しつぶされたコア

考えられる原因および関連する問題:

落としたり、何かにひどくぶつけたときの衝撃が原因と思われます。ロールが皿状にへこんだり(ディッシング)、段がついたり、缶がへこんだり、フィルムにプレッシャーマークがついたり、バッキングが転写するなどの結果を引き起こすことがあります。フィルムは使用できるかもしれませんが、コアから生じた細かいゴミがフィルムに付着することがあり、シャドウイメージ(パラ)の原因になります。コアの状態によっては、フィルムを使用できない場合があります。亀裂が入ったコアは使用できるかもしれませんが、同じような問題が当てはまる場合があります。

どうすればよいか?

弊社にご相談ください。

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問題点:缶のへこみ

缶のへこみ

関連する問題:

缶の損傷やへこみは、輸送中に発生した梱包箱への衝撃から発生します。紙製の梱包箱には損傷の跡が残らない可能性もあります。大抵の場合、缶は損傷に耐え、フィルムも使用できるものと考えられます。しかし、へこみの程度によっては圧力カブリ、横方向の摩傷、バッキング転写、コアの損傷などを生じることがあります。

どうすればよいか?

へこみがひどい場合はフィルムを使用しないで、弊社にご相談ください。

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問題点:

缶の中のゴミ/削りカス

関連する問題:

ゴミはシャドウイメージ(パラ)の原因になり、また、引っ掻き傷を生じたり、カメラが詰まって動かなくなるケースも考えられます。

どうすればよいか?

フィルムは使用しないで、弊社にご相談ください。

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問題点:

皿状にへこんだり(竹の子巻き)、段ができたロール

関連する問題:dished roll

ロールが皿状にへこんだり、段ができるのは、様々な原因による不適切な取り扱いの結果です。ひどい場合には、フィルムをマガジンに装填することができません。それほどひどくない場合には使用できる可能性があります。しかし、そのようなロールを使用するとエッジが切れたり、カメラノイズやフィルム詰まりなどを生じることがあります。

どうすればよいか?

フィルムを無理にコアに戻そうとしないでください。横方向の摩傷やバッキングの転写 、その他の物理的問題などを起こし、事態をいっそう悪化させることになりかねません。すみやかに弊社にご相談ください。

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問題点:

エッジのキズ/エッジに沿った巻きムラ

関連する問題:

フィルムのエッジに沿ったキズは、主に撮影前の取り扱いが原因で発生するケースが多いものですが、製造中におこる可能性もあります。キズはゴミを発生させることがあり、これは望ましくないシャドウイメージやパーフォレーションの損傷、破損、圧力カブリなどを引き起こすおそれがあります。

どうすればよいか?

キズがある場合、そのフィルムは使用しないでください。フィルムを購入した時から既にキズがあったと思われる場合は弊社にご相談ください。

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問題点:

現像処理後のフィルムのカール(フィルムが丸みを帯びている)

関連する問題:

カール現像処理後のフィルムの過剰なカールは、過度の乾燥が原因で生じることがあります。カールのひどいフィルムを使用すると、プリントやテレシネ作業時にピントのぼやけた画像になります。

どうすればよいか?

現像所に問い合わせて乾燥機の温度を確認してください。フィルムを洗浄しなおし、適切な温度で乾燥すると、この問題は解消します。

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問題点:

フィルム走行中の雑音

関連する問題:

汚れ、シャドウイメージ、引っ掻き傷、パーフォレーションのちぎれ、パーフォレーションの寸法の問題、段ができたり皿状にへこんだロールなど。

どうすればよいか?

マガジンが適切に注油されているか調べ、カメラの機械的作動を点検してください。カメラを調べても何ら機械的不調が見つからない場合には弊社にご相談ください。

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問題点:

露光の状態

特徴または原因:

ノーマル露光
これは正常に露光したフィルムの一例です。次に示す露光オーバーのフィルムと露光アンダーのフィルムの二例と比較して、違いを確認してください。
Normal

露光オーバー
この露光オーバーのフィルムを正常な露光と比較すると、全体的に濃く見えることに気付かれるでしょう。プリントすると、画像は低コントラストで、白っぽく、または色あせたように見えます。
over

露光アンダー
この露光不足のフィルムを正常な露光と比較すると、全体的にうすく見えることに気付かれるでしょう。プリントすると、画像は同じく低コントラストで、黒っぽくなります。
under

どうすればよいか?

ノーマル露光と露光オ-バー、露光アンダーの相違と、それがフィルムの最終画像にどのように影響するかをしっかり把握してください。

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問題点:

フェロタイピング

関連する問題:

ある圧力で二つの表面が直接接触、または密着したために発生し、通常、湿気や熱によって程度がひどくなります。フェロタイピングは、大抵の場合、最終画像に影響は出ません。一般的に、フィルム表面の光沢に変化が生じます。しかし、場合によっては、フェロタイピングの度合いがひどく、画像に影響を及ぼしたり、巻き戻しができなくなるほど密着してしまうことがあります。

フェロタイピング

どうすればよいか?

心配する必要があるのは度合いがひどかったり、巻き戻しができない場合だけです。その場合は弊社にご相談ください。

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問題点:

フィルムが黒袋に入っていない

関連する問題:

缶の中のフィルムが黒袋に入っていない場合、それは再包装された製品(コダック以外の施設による)であるか、または製造上のミスと考えられます。フィルムは光が当たらないように、また、ホコリなどの汚染を防止するために黒い袋に入っています。この袋が無いと、ロールの外周部やロール全体のフィルムエッジにカブリが発生することがあります。また、黒袋にはホコリや缶の中の動きを防止するための役割もあります。袋が無ければ、フィルムは輸送中に缶内で動きます。缶の縁にぶつかって外側の巻きに圧力カブリを引き起こすことがあります。カブリやホコリ汚染以外にも、ロールが皿状にへこんだり段ができたり、巻きがゆるんだり、コアが破損するなどの損傷が考えられます。

どうすればよいか?

フィルム缶は光の侵入を完全に防ぐほどの密閉性がないため、黒袋に入っていないフィルムは使用しないようにしてください。

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問題点:

フィルムの固着

どうすればよいか?

湿度や温度が原因でフィルムが固着することがあります。この問題は、適切な保管により防止できます。固着したフィルムを使用すると、バッキングの転写やフィルムの破損、ホコリやゴミの発生、シャドウイメージ、静電気、ノイズなどの原因になる場合があります。

対処の仕方:

フィルムは、温度が13℃(55F)、相対湿度が60%以下の環境に保管してください。適切に保管することにより、この問題は解消します。しかし、それでも問題が続く場合には、弊社にご相談ください。

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問題点:

全体的なカブリ

特徴または原因:

この例では、フィルムが端から端までカブっているように見えることに気付かれるでしょう。フィルムの断面写真による分析から、これが薬品ではなく、光にさらされた結果であることが窺えます。
fog

どうすればよいか?

露光前のフィルムを装填するとき、あるいは露光後のフィルムを取り出すときには細心の注意が必要です。あらゆる論理的な注意を払っても、まだ問題が続く場合には、原因を調査しますので弊社にご相談ください。

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問題点:

ロール状態でのカブリ

特徴または原因:

下記サンプルは、カブリがフィルムの端から端までではなく、フィルムのエッジに現れています。これは、フィルムがロールに巻かれている状態のときに露光されたことを示唆しています。このサンプルの断面写真は、これが薬品ではなく、光にさらされた結果であることを示唆しています。
fog

どうすればよいか?

露光前のフィルムを装填するとき、あるいは露光後のフィルムを取り出すときには、細心の注意が必要です。原因を調査しますので弊社にご相談ください。

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問題点:

フィルムの凍結

関連する問題:

凍結したフィルムは脆くなり、カメラ装填中や輸送中にくだけるおそれがあります。さらに、フィルムはその環境の温度と平衡を保つ性質がありますので、結露が発生します。結露はフェロタイピングや湿気による静電気の原因になり、静電放電を起してカブリを発生させる場合があります。

どうすればよいか?

フィルム缶を開封する前に、その場の温度と同じになるまで放置します。結露等の問題は、これにより防止されます。一般的なウォームアップ時間は、16mmの場合は1時間に14℃(25F)、35mmの場合には3時間に14℃(25F)の上昇速度とします。フィルムを氷点下で使用する場合には、フィルムを静かに回すことができるように、カメラとマガジンを暖めるための装置があります。さらに詳しい情報は弊社にご相談ください。

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問題点:

フィルムのキーコードの露光が不適切
<これは製造上の問題です>

関連する問題:

フィルムのピクチャーエリアは大丈夫かもしれません。しかし、露光が不適切なエッジプリントは、ポストプロダクションにおいてキーコードナンバーが読み取れないという問題を生じるおそれがあります。

どうすればよいか?

露光が不適切なエッジプリントは、一般的に製造上のミスが原因です。しかし、多数のロールにこの問題が見られる場合には、保管または現像処理が原因である可能性もあります。問題のフィルムが使用にさしつかえなくても、機械で読み取り可能なキーコードを必要とするポストプロダクションを利用している場合には、弊社にご相談ください。

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問題点:

テープが巻かれていない

関連する問題:

フィルム缶にテープが巻かれていなければ、製品の識別に混乱が生じたり、周囲の湿気などが缶内に侵入しホコリやカブリが発生する可能性が増大します。テープが無いのは通常、再包装(コダック以外の施設による)の結果であるか、または製造上の欠陥です。

どうすればよいか?

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