エッジナンバー
エッジナンバー(キーナンバーまたはフッテージナンバーとも呼ばれる)は、カメラフィルムからワークプリントを作る際にフレーム同士を合わせやすい様に、フィルムの端に一定の間隔を置いて付けられています。このナンバーは35mm フィルムの場合はパーフォレーションの外側の端と、パーフォレーションの間にプリントされており、16mm フィルムの場合ではパーフォレーションの間にプリントされています。ナンバーは連続的で、35mm フィルムでは 16 フレーム毎(12 インチ毎)に現われ、16mm フィルムでは20 フレーム毎(6 インチ毎)に現われますが、まれに16mm フィルムのエッジナンバーが40 フレーム毎(12 インチ毎)に置かれている場合もあります。
コダックのフィルムには、製造時に次の二つの方法のうちのどちらかを使ってエッジナンバーが付けられています。
潜像 : パーフォレーターに据え付けられたプリンターによってフィルムの端にナンバーが露光され、現像処理が済むとそのナンバーが現れます。5 桁から7 桁の連続した数字で、16 フレーム毎(35mm フィルムの場合)、または20 フレーム毎(16mm フィルムの場合)に変わります。この連続したナンバーの左にある数字とアルファベットは、製品の種類、パーフォレーター、そして製造に使われた機器類等を表わし、製造者が識別のために使っています。コダックの 全て の 16mm と35mm カラーフィルムは、潜像のエッジナンバーを使っています(図 28)。
インク : フィルムの製造過程で、インクによって番号が打たれます。この方法もまた、パーフォレーターで行なわれます。現像液の影響を受けないインクを使って乳剤面にプリントされます。番号は生フィルムでも、現像済みのフィルムでも見ることができます。 図 29のように、インクのエッジナンバーは、現像後には更に見やすくなっています。コダックの全ての 35mm 白黒映画用カメラフィルムには、インクでエッジナンバーがつけられています。 "C" の文字は製造者が製品の確認用に使っているものです。
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| 図 28 |
潜像のエッジナンバー
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エッジナンバーを打つ三つ目の方法は、商業映画ラボでよく使われます。ナンバーは通常、黄色のインクを使ってべース側に打たれます。このラボが打つナンバーは、フィルムの反対側のエッジに打たれるので、製造者のエッジナンバーに重なることはありません。普通、オリジナルカメラフィルムとワークプリントには、後に両方を確認しやすい様、同じエッジナンバーが打たれます。
図 30 はニューヨーク市内のラボでエッジナンバーが打たれた、 イーストマン エクタクローム ビデオニュースフィルム7240 (タングステン用)のサンプルです。
ダブルサウンドシステムでは、編集に便利な様に、フィルムと磁気テープの両方にエッジナンバーが打たれます。
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| 図 29 |
図 30 |
| インク・エッジナンバー |
ラボが打ったエッジナンバー |
1990 年にはイーストマン・コダック社は、白黒、カラー両方のイーストマン ネガティブフィルムに使われる新しいエッジナンバー方式を発表しました。この新しい方式は、「イーストマン・キーコード」という機械判読用のバーコードが使われています。このバーコードはスーパーマーケットのレジでよく使われている商品のバーコードを読むスキャナーと同様に、数々のスキャナーで読むことができます。人間が判読可能なキーナンバーは、これまで
のエッジナンバーに近いのですが、より読み易くなっています。この改良された方式では、キーナンバーは12 の判読し易い文字でできており、慣例の1 フィート、64 パーフォレーションの間隔で打たれています。 キーコード ナンバーには、バーコードが使われていますが、それには人間が判読可能な数字と同じ数字が含まれています。
キーコード ナンバーについては、 コダック キーコードナンバー ユーザーズガイド 16mm と コダック キーコードナンバー ユーザーズガイド 35mm PDFの図をご参照下さい。
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