パーフォレーションの種類
35mm と65mm 用
- BH-1870 長さ0.1870インチのピッチ(ロングピッチ)の 35mmベル & ハウエル ネガ目 ANSI PH22.93-1980
- BH-1866 長さ0.1866インチのピッチ(ショートピッチ)の 35mmベル & ハウエル ネガ目 ANSI PH22.93-1980
- KS-1870 長さ0.1870インチのピッチ(ロングピッチ)の 35mmと 65mmコダック スタンダード ポジ目 ANSI PH22.139-1980; PH22.145-1981
- KS-1866 長さ0.1866インチのピッチ(ショートピッチ)の 35mmと 65mm コダック スタンダード ポジ目 ANSI PH22.139-1980; PH22.145-1981
- DH-1870 長さ0.1870インチのピッチ(ロングピッチ)の 35mmデュブレイハウエル目 ANSI PH22.102-1980
- CS-1870 長さ0.1870インチのピッチ(ロングピッチ)の 35mmシネマスコープ目 ANSI PH22.102-1980
- KS-1870 長さ0.1870インチのピッチ(ロングピッチ)の 65mm コダック スタンダード ポジ目使用の70mmフィルム ANSI PH22.119-1981
16mm 用
- 2R-2994 両目で0.2994インチのピッチ(ショートピッチ)を持つ16mmフィルム ANSI PH22.110-1980
- 2R-3000 両目で0.3000インチのピッチ(ロングピッチ)を持つ16mmフィルム ANSI PH22.110-1980
- IR-2994 片側にのみパーフォレーションを持つ(片目)以外は8番と同じ ANSI PH22.109-1980
- 3R-2994 0.2994インチ(ショートピッチ)の16mm用パーフォレーション3列を持つ35mmフィルム ANSI PH22.171-1980
- IR-3000 0.3000インチのピッチ(ロングピッチ)を持つ片目の16mmフィルム ANSI PH22.171-1980
- 3R-3000 0.3000インチのピッチ(ロングピッチ)を持つ以外は11番と同じ ANSI PH22.171-1980
プリンティングのための最適なピッチ
映画用フィルムに使われるコンティニュアス(連続式)プリンターは、オリジナルフィルムとプリント用フィルムがプリンターのスプロケットを通過する際に、生フィルムを外側に置き、乳剤面と乳剤面とが密着するよう、設計されています。プリント中にこれらのフィルムが滑る(これはスクリーン上の像にボケやブレを生じさせる)のを防ぐためにオリジナルフィルムのピッチは、プリント用フィルムに比べてわずかに短くなければなりません。ほとんどのコンティニュアスプリンターでは、 図46 に示されているようなプリンティングスプロケットは、オリジナルフィルムのピッチがプリント用フィルムのそれに比べ、0.2%から0.4%(理論上では0.3%)短くなければならないようにできています。ナイトレートフィルムや初期のセーフティーフィルムの場合、オリジナルフィルムの現像中の自然収縮や、経年変化のための収縮により、これらの条件は満たされていました。しかし、現在のセーフティーフィルムの低い収縮率は、そのような自然による調節を不可能にしてしまいました。そのため、プリンティングオリジナルとして使われるフィルムは、プリント用フィルムのピッチよりもわずかに短いピッチで製造されていす。35mmフィルムでは、プリントフィルムのピッチは0.1870インチ(4.750mm)で、オリジナルフィルムのピッチは0.1866インチ(4.740mm)です。16mmフィルムではプリントフィルムが0.3000インチ(7.620mm)、オリジナルフィルムが0.2994インチ(7.605mm)です。スーパー8プリントをつくるために使われるインターメディエイトフィルムと、プリントフィルムでは、プリントフィルムのピッチは0.1667インチ(4.234mm)で、インターメディエイトフィルムの場合で0.1664インチ(4.227mm)です。このピッチの差は、理論上の0.3%に対し約0.2%という数値になっています。これは、プリンティング前の現像処理と経年変化によるオリジナルフィルムの収縮を考慮しているからです。 より詳しい情報は、パーフォレーションの種類 を参照してください。
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| 図 46 |
| プリンティングスプロケット |
映写用プリントの画面分割比(アスペクトレシオ)
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| 図 47 |
| 画面分割比を変える場合の画面の損失 |
画面分割比とは、画像の幅と高さの関係のことです。画像の寸法は、映写機の条件によりサイズが変わりますが、画面分割比は映画の絵画的な意図とともに考えられなくてはなりません。映画にサウンドが導入された頃から、1953年に開発された ワイドスクリーン を使用するシネマスコープが導入されるまでの間、劇場用映画の標準は、常に1.37:1 に保たれてきました。最初のステレオ(4トラック磁気録音)シネマスコープが2.55:1の分割比だった時、疑似的なワイドスクリーン画像を作りだすために、 フラット なノンアナモフィック装置が考案され、1.66:1から2:1までを含む数種類の画面分割比が作りだされました。この不安定な時期のリリースプリントは、大きくなった分割比が意図されたものであることを強調する
ためにより広いフレームラインをつけてプリントされていました。プリント中、オリジナルフィルムの画像の一部をカバーしてプリントすることでフレームの横幅に変化を持たせていました。それと同時に、長編映画をテレビで放映する需要が大きくなりました。しかし、典型的なテレビの画面は1.33:1の固定された分割比を持っているためにテレビで放映される映画の多くは、ビデオスクリーンの高さに合わせたため、画面の両端が大きく削られました。 図47を参照。現在の標準的劇場用映画の分割比は、1.85:1ですが、先に述べた互換性の問題を改善するため、テレビ画面の上下にボーダーを作らずに画面全体を入れるよう、プリント時のフレームの高さはより高くする、という現在の「合意」に達するまでには様々な方法が試みられました。今日では、劇場リリース用とその後のテレビ放映用の映画を製作する場合、カメラのビューファインダーにだけマットを使って1.85:1の比率をはっきりさせ、全ての関連するアクションをこの比率内に収める、といった方法をとっています。その場合でも、1.37:1のフレーム全体が露光されています。シネマトグラファーはシーンに使われる道具類、マイク、ケーブル、または照明などがこの拡がった部分に入らないよう注意しなければなりません。このため、これらのリリースプリントは通常のテレシネトランスファーでも充分なフレームの高さを持つことになります。劇場では、映写技師は1.85:1のプレートを使わなければならず、映写機のフレーミングの調整にその判断力が必要になりますが、これはタイトルの上映中に、楽に行なうことができます。
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