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コダック スチューデント フィルムメーカーズ ハンドブック

映画用語の解説

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D LOG H CURVE(ディー ログエイチ カーブ): 現像処理されたフィルムにおいて、与えられた露光量の対数と、それに対応する濃度との関係を示した曲線。特性曲線のこと。

D-1: 19mm (テープ幅)コンポーネントデジタルビデオカセットフォーマット。

D-2: 19mm (テープ幅)コンポジットデジタルビデオカセットフォーマット。

D-3: 1/2 インチ(テープ幅)コンポジットデジタルビデオカセットフォーマット。

D-4: 未定義。

D-5: 1/2 インチ(テープ幅)コンポーネントデジタルビデオカセットフォーマット。

D-LOG E(濃度 vs ログ露光量): フィルムに与えられた露光量の対数(ログ露光量)と、それに対応する濃度との関係をプロットした曲線。特性曲線のこと。D LOG H CURVE (D­ Log H)やCURVE 〈H&D〉としても知られている。技術的にはD­ Log H が適切な言い方。

D-MAX: Maximum Density(最大濃度) を参照して下さい。

D-MIN: Minimum Density(最小濃度) を参照して下さい。

DAILIES(デイリー、ラッシュ): 1日の撮影分の音と画像を持ったワークプリント。普通はタイミングなしのワンライトでプリントされ、カラーバランスは考慮されません。次の日の撮影が始まる前に見て、演技をチェックしたり一番良いテイクを選んだりするのに使われます。

DATASHEET(データシート): フィルム製品の技術的な仕様が詳しく記載されている印刷物。

DAYLIGHT(デイライト、昼光): 太陽光と天空の光を合わせた自然光(大体6500ケルビン度)。

DECIBEL (dB)(デシベル): 対数計のスケールで測定される音の大きさの単位。人間の耳は聴域内の1デシベルの音の大きさの変化を聞き分けることができます。

DEFINITION(鮮明度): 表現された画像の細部の明確さを表します。音響、または画像の再生の忠実度。

DELRAMA(デルラマ): シネマスコープタイプの上映方式と互換性を持つワイドスクリーンプロセス。

DENSITOMETER(濃度計): 透過光、あるいは反射光を使って、現像処理後の画像の光学濃度を測定する装置。

DENSITOMETRY(デンシトメトリー): フィルム、あるいはフィルターの光の制御特性を測定する科学。

DENSITY(濃度): フィルム、あるいはフィルターの光の制御特性。試料の透過率(反射率)の基数10の対数。入射光の1/2を透過する試料は、透過率0.50または50%で、0.30の濃度を持っています。

DEPTH OF FIELD(被写界深度): 写真撮影の際、問題のない程度にはっきりと焦点が合うような、物体からの距離の範囲。

DEPTH OF FOCUS(焦点深度): ある距離において、問題のない程度にはっきりした焦点を物体に合わせつつ、レンズに対してフィルムを前後に移動させることができる範囲。

DESIGNER(デザイナー): スタジオアニメーションにおいて、映画全体のスタイルやルックを決める人。

DEVELOPER(現像液): 露光済みフィルムの潜像を可視像に変えるための溶液。

DEVELOPMENT(現像): 露光で作られた潜像から、目に見えるフィルム画像を形成させる処理。

DIAGONAL SCRATCHES(ダイアゴナルスクラッチ): フィルムがローラーフランジの端を乗り越えてしまうことによりできる斜めの対角線上に走るスクラッチ。プラッター送り装置でよく起こります。

DIALOGUE(語り): スクリーン上のキャラクターが話す、声優によって録音されたサウンドトラック部分。

DIAPHRAGM(ダイアフラム): フィルムに到達する光量をコントロールするためにレンズの後ろやレンズ間に置かれる仕切り板。開閉の調整ができるしくみになっている。開口の状態は通常 f ナンバーで表わされる。

DICHROIC INTERFERENCE MIRROR(ダイクロイックインターフェランスミラー): スペクトル光の質をコントロールする多層にコーティングされた鏡。特定周波数を吸収し、その他を透過します。

DICHROIC(ダイクロイック): いわゆる「コールドミラー」を作るために使われるコーティングの種類。「コールドミラー」は映写機のランプハウスに使用され、熱の問題に煩わされることなしにスクリーンの明るさを向上させることができます。普通はミラーの裏側に、赤外線を効率的に透過させ、可視光線を反射する特別なコーティングが施されます。これに代わり、赤外線を反射し、可視光線を透過させるある特殊な材料をコーティングし、アーク放射線を使った装置の効率的な熱フィルターとして使う方法もあります。

DIFFRACTION(回析): 不透過性の物体の端、あるいは細い切れ目を通過する光の散乱。光はレンズを通過する際も屈折します。画像の歪み効果は絞りが小さいほど増加します。

DIFFUSION(拡散): 粗い反射面、あるいは半透明の材料を通過させることから起きる光線の散乱。

DIGITAL(デジタル): 連続した可変(アナログ)信号が分解され、元信号が数理的なモデルとしての不連続な二進数に置き換えられたもの。

DIGITAL EFFECTS(デジタル エフェクト): デジタル回路により生み出された画像の圧縮、回転、反転などの特殊効果。

DIGITAL RECORDING(デジタルレコーディング): 音声をデジタル信号で記録する処理。再生時にデジタルからアナログへの変換処理が行われる。デジタル レコーディングはシステムノイズを含まない高品質な原音記録ができる。

DIGITAL VIDEOTAPE(デジタル ビデオテープ): 二進コードで表わされる様々なフォーマットの映像信号を記録するテープ全般を指す。異なるデジタル装置間での変換もロスのないきわめて高品質な記録ができる。D1、D2、D3などのフォーマットがある。

DIGITAL STORAGE DEVICE(デジタル ストレージ デバイス): デジタル画像もしくはデジタル情報を磁気または光ディスクを用いて保管、あるいは検索できるようにした装置。

DIMENSION 150(ディメンション150): 1963年に作り出された特殊な 70mmシステム。プリンターと映写機に特殊光学システムが使われています。作られたプリントは、シネラマに使われるような深く湾曲したスクリーンに映写されます。

DIMMER(ディマー): 可変抵抗を使って電圧を下げることでランプに送り出される電力を調節する電気器具。

DIRECTOR(ディレクター): 本、あるいは脚本を映画に置き換える人。製作に関わる全ての面を管理します。

DISHING(ディッシング): きつく巻かれたり、緩く巻かれたりしたフィルムが横方向にずれ、中央が凹んだ皿のような型になること。

DISK STORAGE DEVICE(ディスク ストレージ デバイス): デジタルの画像や情報を磁気ディスクや光ディスクなどを用いて保管する装置。

DISSOLVE(ディゾルブ): 一つの場面がなだらかにフェードアウトすると同時に次の場面がフェードインしてくるオプチカル、またはカメラエフェクト。二つの場面が重なるディゾルブの中心は二重露光となります。

DISTRIBUTOR(配給会社): フィルムの販売、貸出等をする会社。

DOLBY SYSTEM(ドルビーシステム): オーディオノイズリダクションシステム(音響雑音減少装置)の商標名。

DOLLY(ドーリー): (1) あるシーンを撮影するときにカメラが動けるように作られた、カメラとカメラマンを載せるトラック。 (2) シーンの撮影中に被写体から離れたり、近づいたりするためのもの。

DOUBLE (MULTIPLE) EXPOSURE(二重(多重)露光): 1本のフィルムに二つ(あるいはそれ以上)の画像を記録すること。画像はスーパーインポーズされるか、サイドバイサイドに分けて撮影されます。時には一つ一つにぼかしを入れることもあります。

DOUBLE-FRAME(ダブルフレーム): 同じ風景を 1回でなく 2回( 2フレーム)撮影すること。この方法を使うと、画像の動きが半分のスピードになり、また動きを完結させるために使われる画の数を半分にすることができます。

DOUBLE SYSTEM RECORDING(ダブルシステム録音): カメラから独立したレコーダーを使って同期録音をすること。ほとんどの場合レコーダーは磁気録音式で、同期信号を持っている。

DOUBLE SYSTEM SOUND(ダブルシステムサウンド): サウンドをテープに、画像をフィルムに記録する方法。編集中にシンクロさせます。

DROP FRAME(ドロップ フレーム): NTSC方式のテレビ信号で使用される、実時間と厳密に同期するように作られた SMPTEタイムコードの一種。0、10、20、30、40、50分を除く毎正分で二つのフレームコードがスキップされ、毎秒 29.97のレートでカラーフレームの修正を行っている。一方、スキップを行わない毎秒 30フレームのタイムコードをノンドロップ フレームという。

DUBBING(ダビング): いくつかのサウンドをまとめて一つに録音すること。

DUBRAY-HOWELL PERFORATION(デュブレイハウエルパーフォレーション): ポジ目の幅とネガ目の高さを持った四角いパーフォレーション。

DUPE NEGATIVE(デュープ、デュープネガ): マスターポジからプリントされてできたデュープリケートネガ。またはオリジナルネガからプリント、反転現像されてできたデュープリケートネガ。

DUSTING(ダスティング): 映写機のゲート付近にできる細かい粒子の集まり。ゲートでフィルムにずれがあったり、張力が強すぎたり、リュブリケーションを適切に行なっていない等の理由でフィルムが削られてできます。 Angel hair(エンゼルヘアー) を参照して下さい。

DYE(色素): 写真において、銀粒子、またはカラーカプラーがカラー画像を形成するための適当な色素に変換されるカラー現像処理の結果にできるもの。

EBERHARD EFFECT(エバハード効果): Adjacency Effect(隣接効果) を参照して下さい。

EDGE DAMAGE(エッジダメージ): パーフォレーション、あるいはフィルムのエッジの物理的損傷。

EDGE GUIDE(エッジガイド): フィルム走行が安定するように、フィルムを抑えるための固定したエッジのガイド。

EDGE NUMBERS(エッジ(キー)ナンバー):フィルムのエッジについているフィルムの識別やフーテージを示す番号。オリジナルフィルムと音を編集済みのワークプリントにマッチしやすいようにしてあります。潜像のエッジナンバーは製造会社によって付けられ、これは現像中に現われます。フィルムに印刷されたエッジナンバーはラボによって付けられ、このナンバーは、画像とサウンドのロールを何本作っても同じ番号になるように、全てのマテリアルに付けられる場合もあります。

EDGEWAX(エッジワックス): リリースプリントをリュブリケーションするために推奨されているワキシング方法。トリクロロエタンに 50グラム/リッターのパラフィンワックスを加えた溶液を、フィルムの乳剤側のエッジに付けます。

EDGEWEAVE(エッジウェーブ): フィルムの一方の端、または両端がフィルムの中心よりも長くなることで起きる歪み。

EDIT(編集): 映画を完成させるために、思い通りの順番で様々なショットやシーン、そしてシークエンスを並べ変えたり、サウンドトラックの音をアレンジしたりすること。

EDIT SYNC (LEVEL SYNC) (EVEN SYNC)(エディットシンク(レべルシンク)(イーブンシンク)): 画像と音の関係が編集時に正しく適合しており、映写の際にずれていないこと。

EDITING(エディティング): 映画に最終的に含まれるショットやシーンのシークエンスを、映画に現われる順番や長さにあわせてつないでいく作業。

EDITOR(編集者): どのシーンやテイクが、どこに、どのように、どういうシークエンスで、どれほどの長さで現われるかを決定する人。

EDL (EDIT DECISION LIST)(イーディーエル / 編集点決定リスト): オフライン編集時に作成される編集リストのこと。

EMBOSSING(エンボッシング(凸凹)): 非常に強いランプを使った映写機で繰り返して映写することから起きる、フィルムの恒久的な変形。この歪みがスクリーン上の画質を損なうことはありません。

EMULSION, EMULSION LAYER(乳剤、乳剤層): (1) 広い意味で、ベースの上に塗ったハロゲン化銀結晶を含んだゼラチン乳剤からできたあらゆる写真感光材料。そして写真に望ましい特性を持つフィルムを作るために必要な他の成分、またはその層。 (2) 写真フィルムの構造を言い表す際、乳剤層とは、バッキング、ベース、下引層、またはフィルター層とは区別され、ハロゲン化銀結晶を含んだあらゆるコーティング層を指します。

EMULSION NUMBER(乳剤番号): 一つの乳剤混合液から塗布されたフィルムを表わす番号。

EMULSION SIDE(乳剤面): フィルムの乳剤が塗布されている面。

EMULSION SPEED(乳剤感度): フィルムの感度。普通、典型的な露光と現像処理条件下でフィルム製造会社の指示通りの使用方法に基づいた方法で使われた場合の指数で表されます。

ENCODER(エンコーダ): 赤、緑、青の三原色の信号をコンポジットビデオ信号に変換する回路。

EQUIVALENT NEUTRAL DENSITY (END)(等価中性濃度): 画像の色を直接言い表す分析的な中性濃度。

ESTAR BASE(エスターベース): イーストマン・コダック社で製造されているポリエチレンテレフタレートフィルムベースに付けられた商標名。

EXCHANGE(交換所): 劇場用リリースプリントを保管、点検、配給する場所。劇場の数と人口密度により、交換所は全米で大体 35箇所の地域にあります。

EXISTING LIGHT(イグジスティング ライト): その場に存在する光のことで、厳密に言えば月光から日光までのすべての自然光をカバーした光のこと。写真撮影においては、部屋のランプや蛍光灯、スポットライト、ネオン、ろうそく、窓から入ってくる太陽光、屋外での星空や月明かりなど、意図的に設置した照明ではなくシーンに存在する自然な光すべてを指す。

EXPOSURE(露光): 写真感材に作用する光の量。照明強度(レンズの絞りによりコントロールされる)と照明持続時間(シャッター速度とフレーム速度によりコントロールされる)により算出されます。

EXPOSURE INDEX (El)(露光指数): フィルムの光に対する感度を表す数字。露光指数はフィルムの乳剤感度、標準的な露光方法、そして規定の現像処理液に基づいて算出されています。

EXPOSURE LATITUDE(露光寛容度): フィルムの露光が過度になっても、不足しても問題にならない結果をもたらす度合。

EXPOSURE METER, INCIDENT(露光計、入射式): 広い領域内の被写体に向かって注ぐ光を集め、露光値を算出するメーター。(スケールは、フートカンデラあるいは写真的な露光単位で示されています)

EXPOSURE METER, REFLECTANCE(露出計、反射式): 限られた範囲内で情景全体、または被写体の表面から反射する光の量を読むメーター。(スケールは、フートカンデラあるいは写真的な露光単位で示されています)

EXPOSURE SETTING(エクスポージャー セ ッティング): フィルムの露光を行うためにレンズ絞りを選択すること。

EXPOSURE SHEET(撮影表): カメラオペレートをする人のところに撮影のために送られるフレームごとの指示。



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