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コダック スチューデント フィルムメーカーズ ハンドブック

映画用語の解説

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B WIND(B巻き) : 片側にパーフォレーションを持った16mmまたは他のフィルムロールを、端が上から右に向かって垂れるように持った場合、パーフォレーションがフィルムを持つ人の反対側にくる巻き方。

BACKGROUND(バックグラウンド) : アニメーションの背景として使われる絵のことで、リアルな色合いを持った風景から色が付いただけの紙に到るまで、様々なものがあります。BGまたは BKGと略されます。

BACKGROUND LIGHT(バックグラウンドライト) : 背景を照らすために使われる照明。

BACKING(バッキング) : (1) ハレーション防止バッキング :乳剤層を通過する光を吸収しハレーションを抑えるためにフィルムやプレートの後面に塗布された、黒色のゼラチン等によるコーティング層。 (2) カール防止バッキング : 現像処理時に濡らされたり、乾燥されたりするときに起こりがちなフィルムのカールを防ぐために、フィルムの乳剤面の反対側に塗ってある、透明なゼラチンコーティング層。 (3) コーティング : (傷防止用のコーティング、またはレムジェットバッキング)フィルムの特性と性能を良くするために、ベース面にコーティングされた層。(注意 : REM-JET BACKING(レムジェット バッキング)を参照して下さい。)

BALANCE STRIPE(バランスストライプ) : フィルムの磁気サウンドトラックの反対側についている磁気ストライプ。この磁気ストライプの目的はフィルムをリールに巻いた時に水平を保つためのものですが、一部の映写機では録音にも使われます。

BAR SHEET(バーシート) : カメラや画の動きを考える場合に使われる印刷物。映画の全ての要素(音楽、音声、音響効果、視覚効果)が、フレーム毎に時間の進行に合わせて表になっているもの。

BARN DOOR(バーンドア) : 開閉の調節ができるひさしの付いたフレーム。光束の拡がりや不要な光をコントロールするために、スタジオの照明に取付けて使われます。

BARNEY(バーニー) : ブリンプと同じ機能を果たす、綿の入った軽量な覆。極寒の屋外で撮影される場合は、暖められたバーニーが使われることもあります。

BASE(ベース / 支持体) : 一般的にはセルロースアセテートでできた、透明な柔軟性のあるベース。これに感光乳剤が塗布され、写真フィルムが作られます。

BASE PLUS FOG(ベース濃度+カブリ) : フィルム支持体(ベース)の濃度と、現像効果によって作られた銀または色素の濃度を足したもの。フィルムの未露光部分のみの濃度を指す。

BEAT(ビート) : 映画のアクションのタイミングをとるのに使われる音楽のテンポ。

BELL AND HOWELL PERFORATION(ベル&ハウエルパーフォレーション) : 上下が直線で、横が曲線になっているフィルムのパーフォレーション。

BICYCLING(バイシクリング) : CIRCUITING (サーキッティング) を参照して下さい。

BI-PHASE(バイ フェーズ) : テレシネのタコメーターから読み取る電気パルスで、テレシネ変換するフィルムの新しいフレームごとにフィルム フーテージエンコーダーをアップデートするのに用いる。

BIPACK FILMING(バイパック撮影) : 二本のフィルムを同時にカメラまたはオプチカルプリンターにかけ、両方同時に露光する、または片方のフィルムに映っている画像をマスクとしてレンズ近くに置き、それを通してもう片方に露光する、といった撮影技法。実写とアニメを合成する特殊効果などによく用いられる。

BLACK(黒) : 可視光線が無いこと。また区別できうる色が無いこと。

BLACK-AND-WHITE FILM(白黒フィルム) : 灰色の濃淡でモノクロの画像を形成するフィルム(普通は金属銀による像)。

BLACKBODY RADIATOR(黒体放射体) : 連続したなめらかな分光分布を持った光源。

BLACK LIGHT(ブラックライト) : 紫外線ライトのこと。

BLIMP(ブリンプ) : カメラを回すときに生じるノイズがサウンドトラックに録音されないように、カメラを完全に包んでしまう消音用のケース。

BLINK(ブリンク/ ちらつき) : 投影された画像の濃度の変化によるちらつき。スタジオ照明の変動、プリンターあるいはセンシトメトリーの問題、または放射線によるカブリなどの理由で起こります。

BLOOPING(ブルーピング): フィルムをスプライスすることによって起こるサウンドトラックのノイズを防ぐため、スプライス部に特殊なオペークインク、あるいはテープを三角形や円形にして付ける方法。

BLOOPING INK(ブルーピング インク) : サウンドトラック付きのポジフィルムをつなぐ際に、つなぎ目に使用する不透明なインク。映写機のサウンドヘッドをつなぎ目が通過する際に発生するノイズを防ぐ。

BLOW UP(ブローアップ / 拡大) : (フレームの一部分)オプチカルプリンターで画像を焼き付けるとき、オリジナルの適当な部分を、フレームの大きさいっぱいに拡大してコピーすること。また、16mmのオリジナル画像を 35mmに拡大することも可能です。

BLOW-UP PRINTING(拡大プリンティング) : オリジナルフィルムの画像のサイズよりも大きくプリンティングされたもの。

BLUE-SCREEN(ブルースクリーン) : 俳優や小道具などをブルースクリーン(またはグリーンスクリーン)の前でフィルムまたはビデオ撮影すること。後処理段階でブルーあるいはグリーンの部分は他の画像、例えば別の背景や、デジタルまたはオプチカルにより作成された特殊効果を伴った素材と置き換えられる。

BOOM(ブーム) : マイクロフォンを取り付ける伸縮自在な長いアーム。

BOTTOM LIGHTING(ボトムライティング) : シーンを撮影するときに、照明の光源が上からではなく、画の下から来る場合のライティング。光る星や文字などを作る場合や、ペンシルテストのため、何枚かの画を一度に撮影するとき等、様々な理由で使われます。アンダーライティングとも呼ばれます。

BOUNCE LIGHT(バウンスライト) : 天井や壁に反射させ、間接的に被写体を照らす光。

BREAKDOWN(ブレイクダウン) : カメラオリジナルフィルムのロールを個別のシーンに分けること。

BREAKDOWN TABLE(ブレイクダウンテーブル) : フィルムを取り扱う大きなプラッターシステムの一部。フィルムを配送する前に、プラッター上の大きなフィルムロールから小さな個別のリールに戻す(ブレイクダウン)ときに使われます。このユニットは、プラッターにフィルムをローディング(メイクアップ)する時にも使われます。 メイクアップテーブル を参照して下さい。

BROAD LIGHT(ブロードライト) : ソフトなフラッドライトタイプの照明ユニット。普通はフォーカスすることができません。

BUCKLE(バックル / よじれ) : フィルムのパーフォレーション側のエッジが、フィルムの中心よりも短くなったときに生じるよじれ。長期間に及ぶ保存のうちにフィルムのエッジから有機溶剤や湿気が蒸発したりすることによって引き起こされます。

BURN-IN(バーンイン/ 焼き込み) : 露光済みのフィルムの上に、更にその他の被写体やタイトルを入れる二重露光。

BURRED TOOTH(歯のぎざぎざ) : 映写機のスプロケットの歯に起こる物理的損傷。金属が歯に当たったり、ぶつかったりすることが原因でエッジに鋭い突起ができ、ぎざぎざとなった歯。

BUTT SPLICE(端と端のスプライス) : フィルムの端を重ねずにスプライスする方法。二つのフィルムの端がテープで止められます。

BUZZ TRACK(バズトラック) : フィルム走行に対する走査光線の適切な側音位置を決定するために、特別に作られたサウンドトラック付きのサウンドテストフィルム。



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