配給とプロモーション
- あなたの創造した作品は、視聴者がいなければ全く価値はありません。
- どう発表するかの計画を持たなければ、作品はお蔵に入ったままです。
- 目標とする視聴者が決まれば、クライアントが使った資金回収の目処が立ちます。
- 良い映画には、その数と同じだけの販路があります。よい映画とは特定の視聴者に訴える映画です。プロモーションではその点をうまく強調し、配給を考え、サポート資料や適切な改良をほどこし、より多くの人が映画を利用し、より多くの視聴者の目に触れるよう努力して下さい。
配給やプロモーションの段階は、多くの場合は機械的にことが運ぶことが多いようです。多くの企業はあらかじめ決められた映画の流通チャンネルを持っており、系列販売店の教育や販売員教育用として、また専属のディーラー・流通業者向けの内部資料を持っています。しかしあなたは、クライアントが映画をどう配給するか、あなたなりのアドバイスができるかも知れません。映画は16mmで撮影しましたが、35mmに変換する必要はありますか?さらにテレビ用に16mmに戻す必要はありますか? 同じ映画をどのような媒体に流すのですか?
これに対しクライアントの答えは、あなたがオリジナルの形式と配給形態に合わせた形式の両方を用意するよう決定し、クライアントの希望する形式の全費用をはじきだしてくれ、製作方法を決める時に起こりがちな大きな間違いを未然に防いでくれます。例えばコントラストの強い白黒フィルムは、劇場ではドラマチックになるかも知れませんが、テレビ画面ではむしろぼんやりした、色褪せたものに見える場合があります。不適切な計画はあなたの素晴しい作品をダメにしたり、クライアントに余計なお金を使わせることにもなります。ですから、配給形態は提案中によく打ち合わせなくてはなりません。
多くの場合、配給とプロモーションは、映画を製作するかしないかの決定に非常に関係してきます。作ろうとする映画には観る人はいるのですか? どうやってその人たちに映画を見せるのですか? どうすれば映画を観ることができるか、視聴者は知っていますか?実はこれらは映画作りの計画段階で取り組むべき問題なのです。そして答えがはっきりしない時には、専門の配給会社に相談するのが賢明です。
専門の配給会社と早い段階で手を組むことは、見せたいと思う視聴者にその映画に関心を持たせる上で欠かせない事柄です。この点、配給会社はあなたの映画のメッセージを宣伝・伝達してくれるよきパートナーとなります。
さらに配給会社は、映画の適切な配給計画を立てたり、大衆向けの隠れた配給チャンネルを開拓してくれたり、映画の内容を踏まえて配給方法を考えたり、宣伝のためのプロモーションやプリントのストック、解説資料などの用意、フィルムのメンテナンスなど、さまざまな点でカバーしてくれます。
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