コアとスプール
コダックおよびイーストマン映画用フィルムには、フィルムが露光される際に使用される機材に合わせて数種類のコアとスプールが用意されています。フィルムはコアやスプールに以下のような方法で巻かれています。(1) 最初からコアに巻かれているものは、フィルムが始めからコアにぴったりと何重にも巻かれています。フィルムがコアに巻かれている場合、フィルムを巻き返す以外にコアを取り外す方法はありません。 (2) コアを挿入したものの場合、フィルムはまず、後に取り外される折り畳み式の心棒の周りに巻かれ、心棒が取り外されたロールの穴の部分にコアが挿入されます。そのため、フィルムはコアに密着していません。
以下にコダックおよびイーストマン映画用フィルムのコアとスプールの標準タイプを示し、説明します。
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| 図 34 |
T タイプコア-16 mm 図34は、フィルムスロットとキー溝のある、中央内径1インチ(25.4mm)、外周部直径2インチ(51mm)のプラスチックコアです。このコアは、通常400フィート(122m)以下の16mmフィルムに使われます。ただし低い光量下でカメラに装填するためのリーダー部とトレイラー部のあるカメラスプールに巻かれた、100フィート(30.5m)と200フィート(61m)のネガとリバーサルの感材を除きます。
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| 図 35 |
Z タイプコア-16 mm 直径3インチ(76mm)の外周を持つプラスチックコアで、フィルムスロットとキー溝の付いた直径1インチ(25.4mm)のセンターホールを持っています。400フィート(122m)以上のロールサイズのカメラフィルムとプリントフィルムに使われています。図35を参照。
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| 図 36 |
U タイプコア-35 mm 直径2インチ(51mm)の外周を持つプラスチックコアでキー溝とフィルムスロットのある直径1インチ(25.4mm)のセンターホールを持ちます。カメラネガティブ、サウンド、プリント、そしてタイトルカメラ用に使われるポジティブフィルムに慣習的に使用されており、様々なフィート数のものに使用されています。図36を参照。
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| 図 37 |
K タイプコア-35 mm 直径3インチ(76mm)の外周を持ったプラスチックコアで、キー溝とフィルムスロットのある直径1インチ(25.4mm)のセンターホールを持っています。2000フィート(610m)、3000フィート(914m)、4000フィート(1219m)、といくつかの 1000フィート(305m)のネガ、サウンド、プリントフィルムに使われています。図37を参照。
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| 図 38 |
Y タイプコア-35 mm Kタイプコアと同じ仕様のプラスチックコアですが、6000フィート(1829m)のカラープリントフィルムを支えるためにより強靭な材料で出来ています。図38
を参照。
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| 図 39 |
R 90 スプール-16 mm フランジの直径が3.615インチ(92mm)、中央の芯の直径が1 1/4インチ(32mm)の金属製カメラスプールです。両フランジにひとつのキー溝を持った四角い孔があります。中央孔の四角形は、両フランジに合わせられています。通常、このスプールを使ったロールはアセテートベースフィルムの100フィート(30.5m)の長さのもので販売されています。キャノンやエルモ製等のダブルスーパー8と16mmスプール装填式のカメラに使用されます。図39参照。
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| 図 40 |
R 190 スプール-16 mm フランジ直径が4.940インチ(125mm)で、中央の芯の直径が、1 1/4 インチ(32mm)の金属製カメラスプールです。一つのキー溝を持つ四角い孔を持っています。両フランジに二つのドライブ用の孔がずらされて付いており、また一つずつの楕円形の孔が付いています。これはサイド1とサイド2の目印となっています。200フィート(61m)のアセテートベースフィルムに使われています。図40を参照。
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| 図 41 |
S 83 スプール-35 mm フランジ直径3.657インチ(93mm)、直径3 1/32インチ(25mm)の中央芯を持つ金属製のスプールです。両フランジに一つずつのキー溝のある四角い孔を持っています。この中央の四角形は両フランジとも合わせられています。100フィート(30.5m)のアセテートベースフィルムや、ネガティブ感光材料に使われます。図41を参照。
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