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映像製作では、カメラで撮影する段階から、映像をスクリーンやテレビで上映する段階までを通し、通常三種類の異なったフィルムがよく使われます。
まず カメラフィルム は、オリジナルのシーンを記録するために使われます。色々な条件下で撮影したり、シネマトグラファーの望む特殊効果の撮影や、映画の上映条件、現像条件などのために多種多様なカメラフィルムが用意されています。
ワークプリントによりカメラフィルムが編集されると、次にラボで特殊効果、タイトル制作のために必要な中間プロセス作業用の ラボフィルム が使用されます。また、インターメディエイトフィルムを使うことで、プリント過程で起こる可能性があるオリジナルフィルムの損傷を防ぐことができます。
一方、プリントフィルムは、最初のワークプリントや、映写用の最終版を必要な数だけプリントするために使われます。
映画業界では通常、フィルムを指すのに番号を使い、名称はあまり使いません。(例えば「コダックVISION2 500T カラーネガティブフィルム」のかわりに「5218」と呼ぶ。)そのためデータシートには、この四桁の数字のほうが名称よりも目立つように記載されています。四桁の数字の最初の数字はフィルムのサイズ、または規格を表わしています。最初の数字が5 であれば、そのフィルムは35mm かそれよりも大きいことを示し、一方、7 で始まるものは16mm か、または現像後に切られて、より小さな規格になることを示していす。また16mm と35mm の両方が入手可能なフィルムであれば、7000 と5000 の両シリーズの番号がデータシートに記載されます。
フィルムの名称もまた、そのフィルムの特性を表わしています。コダックエクタクロームフィルムは、リバーサルフィルムであることを表わし、パンクロマチックやオルソクロマチックは、フィルムの感光範囲を示しています。ほとんどのフィルムの名称はその特徴を示しているのです。
また、フィルムの名称と番号に関して重要なことは、フィルムやデータシートを注文する際に間違わないよう注意することです。
フィルムの特徴 3
データシートの見出し部分には、その フィルム全体の特性 が簡単に説明されています。その見出しに続く段落では、現在入手可能なコダックおよびイーストマン映画用フィルムが説明されていますが、その内容はどのデータシートも大体似通ったものです。
撮影用ネガフィルム
撮影用フィルムにはネガとリバーサルの2 種類があります。ネガフィルムの作り出す画像を見るためには、別のフィルムにプリントしなければなりません。また撮影用ネガフィルムは、重要な編集作業や特殊効果作業が予定されている場合、少なくとも一回はインターメディエイト(デュープ)が起こされますので、オリジナルフィルムを破損から守る目的には効果的な選択となります。ネガ-ポジフィルムシステムのプリント技術はかなり発達しており、しかも融通性に富んでいます。つまり、ネガフィルムは複雑な特殊撮影には最適なフィルムだと言えるでしょう。 またどのネガフィルムでも、コントラストをほとんど変化させることなしに数回の デュープ作業 が可能です。
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