ベース
灰色のエスター安全ベース。
暗室での取り扱い
セーフライトは使用しないで下さい。 未現像フィルムは全暗黒で取り扱って下さい。
現像処理
ほとんどの連続式現像機を使用している現像所では、下記の推奨値をスタート時点の目安にして下さい。このフィルムの現像処理については、コダック出版物
H-24-15 “Manual for Processing EASTMAN Motion Picture Films, Module
15”を参照して下さい。各処理ステップの時間については個々の現像機によって調整が必要となります。
注意:使用する薬品の製品ラベルやマテリアル セーフティー データシートに記載されている注意事項を必ずお守りください。
処理ステップ |
温度 |
時間 |
補充率(ml / 100フィート) |
35mm |
16mm |
コダック現像液 D-97* |
75゜F±1/2
(23.9℃±0.3) |
4分† |
650
(D-97RS) |
325
(D-97RS) |
停止リンス‡ |
75゜F±2
(24℃±1) |
50秒 |
12000 |
6000 |
| コダック定着液 F-5* |
75゜F±2
(24℃±1) |
4分 |
600 |
300 |
水洗
(カウンター カレント) |
75゜F±2
(24℃±1) |
10分 |
12000 |
6000 |
| 乾 燥 |
95゜F
(35℃) |
§ |
|
*現像液および定着液中での攪拌は、フィルム面に再循環液があたるように調節した液浸式のスプレイ ジェットを通して行うようにして下さい。
† 現像オーバーとならないようにして下さい。サウンドのクオリティが劣化します。
‡ 水洗タンクから定着へ持ち込まれる水洗水のpHは約6です。
§乾燥に影響する要因:空気の温度と相対湿度(RH)、吹き出し量および頻度、吹き出し口の分布形態、最終水切り等々。
従来のコンベクションタイプ(対流式)の乾燥キャビネットの場合は、35℃・40~50%RHの空気で15~20分の乾燥が必要ですが、インピンジメント・タイプの乾燥キャビネットを使用しますと、より高い温度と低いRHにより、乾燥時間が著しく短縮されます。どちらのタイプの乾燥方法においても、フィルムは乾燥行程の約1/2~2/3位でべとつかなくなるよう乾燥して下さい。乾燥後室温での冷却に際しては、フィルムを約50%RHの室内空気に馴染ませるようにして下さい。
露光
アナログ サウンンド ネガ
このフィルムは、サウンド トラックのビジュアル ネガティブ濃度(ベース濃度を含む)が2.2~3.5の間になるようにタングステン光で露光しなければなりません。個々のプリント濃度に対して、再生音上、ひずみが最少となる最適なネガティブ濃度があります。この最適なネガティブ濃度は、クロス
モジュレーションやリスニング テスト*によって決定されます。
デジタル サウンド ネガ
アナログのトラックと同じく、一連の濃度をレコーディングし、プリントされたものから最適なネガティブ濃度を決定することができます。最高のクオリティは、各々の方式における品質管理システムに従った再生方法によって決定されます。
デジタル サウンド トラック |
ヴィジュアル トラック デンシティ |
デジタル シアター システム(DTS) |
アナログ トラック濃度と同じ |
ドルビー SR D |
1.30 ± 0.10 |
ソニー SDDS |
2.00 ± 0.10 |
*J. O. Baker and D. H. Robinson, “Modulated High-Frequency Recording as
a Means of Determining conditions for Optimal Processing,” Jornal of the
SMPTE, 30:3-17, January 1938, and SMPTE Recommended Practice RP 104-1987.
フィルムの保存
未露光フィルムは13℃(55゜F)以下の温度で保存して下さい。 露光済フィルムはすみやかに現像して下さい。
処理済フィルムは普通の保存の場合には、温度21℃(70゜F)以下、
相対温度40~50%で保存して下さい。長期保存の場合には、温度2~10℃(35~50゜F)、相対湿度15~30%で保存することをお薦めします。
詳細は、コダックパブリケーションNo.H-1“Eastman ProfessimalMotion
Picture Films”と、No.H-23“The BookofFilmCare”をご参照下さい。
識別表示
“EASTMAN Safety Film”ストリップナンバー、製造年シンボルなどが潜像でフィルムエッジにプリントされています。
特性曲線 (アナログ露光)
特性曲線 (DTSおよびドルビーSRD露光)
特性曲線 (ソニーSDDS露光)
分光感度曲線
モジュレーション・トランスファー曲線
これらの写真的MTF(モジュレーション・トランスファー)値は、ANSI規格(PH2.39-1977-R-1984)に示されている方法と同様の方法で測定されています。画像面で、公称35%の空中像モジュレーションがあり、空間周波数を変化させたサイン波状のテストパターンに特殊な照明を当て、フィルムに露光し、現像したものです。大抵の場合、これらの写真的MTF値は、現像隣接効果の影響を受け、個々の写真材料の乳剤層についての理論上の光学的MTF曲線とは等しくなりません。
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