ベース
透明なアセテートの安全ベース、またはエスターの安全ベース。現像処理によって除去される黒色のバッキングがついてい ます。
暗室での取り扱い
セーフライトは使用しないでください。未現像のフィルムは前暗室で取り扱ってください。
現像処理
イーストマン コダック社では、カラー インターネガティブ II フィルムの現像処理サービスは行っておりませんが、多くのラボでこのサービスを行っています。
現像作業に最適な調合済みケミカル、コダック キット ケミカル ECN-2 プロセスを用意しています。処理液の処方と現像処理方法については、コダックパブリケーションNo.H-24“Manual for Processing EASTMAN Motion Picture Films,Module7”、プロセス ECN-2に記されています。
フィルムの保存
未露光フィルムは13℃(55゜F)以下の温度で保存して下さい。 露光済フィルムはすみやかに現像して下さい。 処理済フィルムは普通の保存の場合には、温度21℃(70゜F)以下、 相対温度40~50%で保存して下さい。長期保存の場合には、温度2~10℃(35~50゜F)、相対湿度15~30%で保存することをお薦めします。
詳細は、コダック パブリケーションNo.H-1“Eastman Professional Motion Picture Films”と、No.H-23“The Book of Film Care”をご参照下さい。
相反則特性
1/1000~1/10秒の露光時間では、フィルター調節や露出調整は必要ありません。
ラボラトリー・エイム・デンシティー(LAD)によるコントロール方法
最終プリントにおいて最良のクオリティと濃度を得るために、 カラー・タイミング、プリンティング、そしてデュープ処理は、各ラボで慎重にコントロールされなければなりません。LADコントロール・フィルムは、簡単で効果的にネガティブ オリジナルからマスター・ポジ、及びデユープ・ネガをつくる方法を提供します。
プリント・オリジナルはすべてLADコントロール・フィルムに合わせてタイミングして下さい。LADコントロール・フィルムは、プリンターレンジのセンター、通常はTAPE25-25-25でプリントします。プリンターのセットアップ(スピード、ランプ電圧、トリム、フィルター等) は、LAD コントロール・フィルムの中の大きいグレーバッチ を、デユープ・フィルムの特性曲線上で直線部のセンターになるように値が決められている、デユープ・フィルムのLAD値に合わせてプリントすることで決めます。
イーストマン カラー インターネガティブ フィルムのLAD値(ステータス M)は次のようになります。
レッド |
グリーン |
ブルー |
許容範囲 |
0.90 |
1.30 |
1.70 |
±0.12デンシティ |
リバーサルオリジナルは、このエイムにプリントされたリバーサルLADバッチにあわせてカラータイミングされれば、適切な濃度レベルと特性曲線上の適切な位置を保ったインターネガを作ることができるでしょう。
*LADコントロール方法については、SMPTEジャーナル1976年10月号掲載、John P. Pytlak & Alfred W. Fleischer: “A Simplified Motion - Picture Laboratory Control Method for Improved Color Duplication"に詳述されています。コダック出版物No. H-61 “LAD-Laboratory Aim Density"も参照して下さい。
プリント条件
イーストマン カラー インター ネガティブ II フィルム 5272 / 7272 をプリントする為のプリンターのセット アップ では、熱線(赤外線)吸収フィルターとしてコダック熱線吸収ガラスNo.2043を、また紫外線(UV)吸収の目的でコダック ラッテン ゼラチン フィルターNo.2Bをそれぞれ使用します。
プリンターのランプを高い照度でしかも寿命を長く使うためには、表示電圧の約80%でお使いください。また十分にコントロールされた一定の直流電源をお使いください。
LADコントロール・フィルムをプリンター レンジのセンタ ー、通常は加色プリンターでTAPE25-25-25でプリントしてく ださい。次にオリジナルの他のシーンを、リバーサルLADコントロール・フィルムを使ってタイミングしたデータに従ってプリントしま す。プリンター スピード及びフィルターをトリム セッティングがレンジのセンターに近くなるように選び、フィルム及びプリンターでの小さな変化にも対応できるようにします。
減色プリンターでは、カラーコレクションの為に増減させたフィルターに対応してフィルターパックと絞りを選びます。 また、減色プリンターではイーストマン ランプハウス モデイフイケーション フィルターを使って、ランプハウスの分光特性を加色プリンターのものに近づけることができます。それによって、減色プリンターを使って作ったプリントを、加色プリンターで作ったものに、より一層マッチさせることができます。
オプチカル・プリンターでは、シャープネス、焦点深度、そして光の透過特性を考慮して、レンズアバーチャーをセットします。プリンターの光量を減らすことにはなりますが、グラウンドグラスまたは他のディフューザーを使い、照度が均一になるようにしてください。そして、最適な光量と均一な光を得るために、光学系をクリーニングし、それらの光軸が真っすぐになるようにしてください。
識別表示
“S”の文字が、フィルムエッジに潜像でプリントされています。
特性曲線
分光色素濃度曲線

分光感度曲線
モジュレーション・トランスファー曲線

これらの写真的MTF(モジュレーション・トランスファー)値は、ANSI規格(PH2.39-1977-R-1984)に示されている方法と同様の方法で測定されています。画像面で、公称35%の空中像モジュレーションがあり、空間周波数を変化させたサイン波状のテストパターンに特殊な照明を当て、フィルムに露光し、現像したものです。大抵の場合、これらの写真的MTF値は、現像隣接効果の影響を受け、個々の写真材料の乳剤層についての理論上の光学的MTF曲線とは等しくなりません。
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