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カラーネガフィルム(製造中止となったフィルム)
 

コダック PRIMETIME 640T 5620 / 7620

テクニカルデータ
 

コダック プライムタイム 640Tテレビプロダクションフィルムは、テレビ番組製作用に特別 にデザインされた最初の、 そして最高感度の35mmカラーネガティブフィルムです。

VISIONフィルムの開発で培われたコダック社独自の乳剤テクノロジーを踏襲し、 テレシネ上で信じられないほどのシャープネスと微粒子を発揮する高感度フィルムです。

そのユニークな特許デザインは、 かつて類を見ないほどの創造性の拡大と効果 をプロダクションにもたらし、素晴らしい映像をより迅速にポスト・プロダクションへ届けます。


 
 

ベース

透明なアセテートの安全ベース。現像処理によって除去される黒色のバッキングがついています。


暗室での取り扱い

セーフライトは使用しないで下さい。 未現像フィルムは全暗黒で取り扱って下さい。


保存方法

未現像のフィルムは13℃(55F)以下で保管して下さい。

6ヶ月以上保管する場合は、-18℃(0F)以下で保管して下さい。撮影後は直ちに現像を行うようにして下さい。


露光指数

タングステン(3200K)  - 640
デーライト  - 400 (コダック ラッテン ゼラチンフィルタ-No.85使用)

このフィルムは、ハイライトに対する露光ラチチュードが大変広いためEI200~640の感度設定で良好な結果が得られます。スターティングポイントとしては、EI500~640を推奨します。


カラーバランス

このフィルムは3200Kのタングステン光の露光に合うようにカラーバランスされています。色温度に多少の高低(±150K)があっても、最終的な色補正は焼付の際にできますので、補正フィルターなしでも使用することができます。

他の光源を使用する際には、次の表に示すような補正フィルターが必要です。

光  源
カメラ用フィルター*
露光指数
タングステン(3000K)
ラッテンゼラチン No.82B

400

タングステン(3200K)

不 要

640

デーライト(5500K)
ラッテンゼラチン No.85

400

蛍光灯、クールホワイト†
ラッテンゼラチン No.85 +10M

250

蛍光灯、デラックスクールホワイト†
ラッテンゼラチン No.85C +10R

400

メタルハライドH.M.I.
ラッテンゼラチン No.85
400

†これらは、おおよそのフィルター条件を示しています。蛍光灯の種類が不明の場合は、初めにCC40R(EI 250)をスターティングポイントとして下さい。

注意:紫外線放射やオゾン発生の光源に関する安全情報は、その製造メーカーへお問 い合わせ下さい。


相反則特性

1/1000~1秒の露光時間では、フィルター調節や露出調整は必要ありません


現像処理

ECN-2


識別表示

タイプナンバー5620、エマルジョン・ロールナンバー、キーコードナンバー、識別記号(Y)、等の文字が潜像でフィルムエッジにプリントされています。


ラボラトリー エイム デンシティ (LAD) によるコントロール方法

プライムタイム 640Tフィルムは、ビデオへのトランスファーに最適化されています。そのため、映写プリントを作成するためのカラープリントフィルムへの焼き付けはお奨めできません。しかしながら、ビデオ トランスファーを目的とするデュープ ポジ、デュープ ネガ、プリントフィルム、ロー・コントラストプリントフィルムへの焼き付けは可能です。さらに詳しい情報は、弊社まで直接お問い合わせ下さい。


フィルムからビデオへのトランスファー

フィルムを直接ビデオにトランスファーする場合には、コダック プライムタイム用のテレシネ アナリシス フィルム(TAF)を使用して、テレシネをセットアップすることが可能です。

広いラチチュードを持つシーンの情報は、テレシネから出力される極端に明るい部分から得ることができます。ビデオラッシュ上の露光評価は、コダック テレシネ エクスポージャー キャリブレーション フィルム(TECフィルム)を用いた18%グレーカードの測定値から得ることができます。TECフィルムによってキャリブレートされたテレシネであれば、タイミングに似通 ったトランスファー・ポイントを把握することができます。


粒状性

見た目の粒状性は、シーンの内容、複雑さ、色、濃度などにより違います。また、他の要因、たとえばフィルムのエイジング状態、現像処理、露光の状況、テレシネの状態も見た目の粒状性に大きく影響します。プライムタイム 640Tフィルムの測定された粒状度は非常に低いものです。

F to Tトランスファーの作業中は、非常に低い粒状度が電気的に増幅されます。その結果 、粒状性(あるいはノイズ)のレベルがシャドー部においては高感度のVISIONフィルムと同等になりますが、テレシネ用の特別 な乳剤設計により、ハイライト部のノイズレベルは改善された状態になります。


シャープネス

見た目のシャープネスは、どのフィルムにおいてもそれが作られたシステムの構成要素により違います。カメラ、プロジェクター レンズ、焼き付けのプリンター、あるいは他のファクターもシャープネスに影響を与えます。しかしながら、フィルムのある種のシャープネスは測定可能で、 通常はモジュレーショントランスファー曲線が使われます。


特性曲線

Curve


分光感度曲線

Curve


モジュレーション・トランスファー曲線

Curve


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