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インターメディエイトフィルム(製造中止となったフィルム)
 

イーストマン EXR カラー インターメディエイト フィルム 5244 / 7244 / 2244

テクニカルデータ
 

イーストマン EXR カラー インターメデイエイト フィルムは、優れたシャープネスと粒状性、高い解像力をもち、カラ ー・ネガティブ フィルムのオリジナルからカラー・マスターポジ、及びデュープ・ネガをつくるように設計されています。

カラー・デユープ・ネガからのリリース・プリントは、イーストマン カラー プリント フィルム5384/7384またはイーストマン カラーLC プリント フィルム5380/7380へ、コンタクト・プリントあるいはオプチカル・リダクション・プリントでつくるこ とができます。また、白黒のセバレーション・ポジからカラー・デユープ・ネガをつくることにも使用することができます。

このフィルムは、イーストマン カラー ネガティブ フィルムと同様のマスキングを持っており、堆奨通 りのプリントおよ び現像処理を行った時、優れた画像特性と階調が得られ、コントラストはほぼ1となります。


 
 


ベース

透明なアセテートの安全ベース、またはエスターの安全ベー ス。現像処理によって除去される黒色のバッキングがついてい ます。



暗室での取り扱い

セーフライトを実際の作業でお使いになる前に、十分なテストを行ってください。セーフライトとしては、コダックNo.8セーフライト フィルター(暗黄色)を低照度のタングステンランプ、あるいはナトリウム ランプに付けたものをお使いください。特に、ナトリウム ランプは、最も見やすく、フィルムに対する影響が最も少ないランプです。



現像処理

イーストマン コダック社では、このEXR カラー インターメデイエイト フィルムの現像処理サービスは行っておりませんが、多くのラボでこのサービスを行っています。

イーストマン EXR カラーインターメデイエイト フィルムは普通の映画用現像機で現像処理が可能ですが、処理液の処方と現像処理方法については、コダックパブリケーションNo.H-24“Manualfor Processing EASTMAN Motion Picture Films,Module7”、プロセス ECN-2に記されています。



フィルムの保存

未露光フィルムは13℃(55F)以下の温度で保存して下さい。 露光済フィルムはすみやかに現像して下さい。 処理済フィルムは普通の保存の場合には、温度21℃(70F)以下、 相対温度40~50%で保存して下さい。長期保存の場合には、温度2~10℃(35~50F)、相対湿度15~30%で保存することをお薦めします。

詳細は、コダックパブリケーションNo.H-1“Eastman Professimal Motion Picture Films”と、No.H-23“The Book of Film Care”をご参照下さい。



カラーバランス

このフィルムは、イーストマン カラー ネガティブ フィルムのオリジナルからタングステン光でプリントできるようにバランスされています。



ラボラトリー・エイム・デンシティー(LAD)によるコントロール方法

最終プリントにおいて最良のクオリティと濃度を得るために、 カラー・タイミング、プリンティング、そしてデュープ処理は、各ラボで慎重にコントロールされなければなりません。LADコントロール・フィルムは、簡単で効果 的にネガティブ オリジナルからマスター・ポジ、及びデユープ・ネガをつくる方法を提供します。

プリント・オリジナルはすべてLADコントロール・フィルムに合わせてタイミングして下さい。LADコントロール・フィルムは、プリンターレンジのセンター、通 常はTAPE25-25-25でプリントします。プリンターのセットアップ(スピード、ランプ電圧、トリム、フィルター等) は、LAD コントロール・フィルムの中の大きいグレーバッチ を、デユープ・フィルムの特性曲線上で直線部のセンターになるように値が決められている、デユープ・フィルムのLAD値に合わせてプリントすることで決めます。

イーストマン EXR カラー インターメデイエイト フィルムのLAD値(ステータス M)は次のようになります。

マスター ポジティブのLAD値
レッド
グリーン
ブルー
許容範囲
1.15
1.60
1.70
±0.10デンシティ

デュープ ネガティブのLAD値
レッド
グリーン
ブルー
許容範囲
1.00
1.45
1.55
±0.10デンシティ

*LADコントロール方法については、SMPTEジャーナル1976年10月号掲載、John P. Pytlak & Alfred W. Fleischer: “A Simplified Motion - Picture Laboratory Control Method for Improved Color Duplication"に詳述されています。コダック出版物No. H-61 “LAD-Laboratory Aim Density"も参照して下さい。



プリント条件

イーストマン EXR カラー インターメデイエイト フィルム 5244/7244 をプリントする為のプリンターのセット アップ では、熱線(赤外線)吸収フィルターとしてコダック熱線吸収ガラスNo.2043を、また紫外線(UV)吸収の目的でコダック ラッテン ゼラチン フィルターNo.2Eをそれぞれ使用します。

プリンターのランプを高い照度でしかも寿命を長く使うため には、標示電圧の約80%でお使いください。また十分にコントロールされた一定の直流電源をお使いください。

LADコントロール・フィルムをプリンター レンジのセンタ ー、通常は加色プリンターでTAPE25-25-25でプリントしてく ださい。次にオリジナルの他のシーンを、LADコントロール・フィルムを使ってタイミングしたデータに従ってプリントします。プリンター スピード及びフィルターをトリム セッティングがレンジのセンターに近くなるように選び、フィルム及びプリンターでの小さな変化にも対応できるようにします。

減色プリンターでは、カラーコレクションの為に増減させたフィルターに対応してフィルターパックと絞りを選びます。 また、減色プリンターではイーストマン ランプハウス モデイ フイケーション フィルターを使って、ランプハウスの分光特性を加色プリンターのものに近づけることができます。それによって、減色プリンターを使って作ったプリントを、加色プ リンターで作ったものに、より一層マッチさせることができます。

オプチカル・プリンターでは、シャープネス、焦点深度、そして光の透過特性を考慮して、レンズアバーチャーをセットします。プリンターの光量を減らすことにはなりますが、グラウンドグラスまたは他のデフューザーを使い、照度が均一になるようにしてください。 そして、最適な光量と均一な光を得るために、光学系をクリーニングし、それらの光軸が真っすぐになるようにしてください。



識別表示

“V”の文字が、フィルムエッジに潜像でプリントされています。



フィルムからビデオへのトランスファー

フィルムから直接ビデオにトランスファーする場合、イーストマン・コダック社製のカラープリント・テレシネ・アナリシス・フィルム(TAF)を使用して、テレシネをセットアップすることが可能です。

TAFは、ニュートラル・デンシティー・スケールと、LADグレー・サラウンドを伴った8バーのカラー・テスト・パターンでできています。 TAFグレー・スケールによって、テレシネ・オペレーター(カラリスト)はフィルムのタイミングおよびトランスファーの前に、効果的にサブキャリア・バランスを調整し、テレシネ・コントロールをすることができます。

TAFカラー・バーは、エレクトロニック・カラー・バーのユーティリティを提供しますが、電子的に生起されたカラー・バーに正確に対応する訳ではありません。TAFは、フィルムからビデオへのトランスファーにおいて、最高の品質と均一性を達成するのに役立ちます。 TAFに関する詳細は、コダック出版物H-9“TAF User's Guide"を参照して下さい。



特性曲線

Curve



分光色素濃度曲線

Curve



分光感度曲線

Curve



モジュレーション・トランスファー曲線

Curve

これらの写真的MTF(モジュレーション・トランスファー)値は、ANSI規格(PH2.39-1977-R-1984)に示されている方法と同様の方法で測定されています。画像面 で、公称35%の空中像モジュレーションがあり、空間周波数を変化させたサイン波状のテストパターンに特殊な照明を当て、フィルムに露光し、現像したものです。
大抵の場合、これらの写真的MTF値は、現像隣接効果の影響を受け、個々の写真材料の乳剤層についての理論上の光学的MTF曲線とは等しくなりません。


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