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コダック株式会社
エンタテインメント イメージング事業部
2008年11月
EI-74

SMPTEが映画産業に貢献したコダック社の技術者を表彰


米国カリフォルニア州ハリウッド発: イーストマン・コダック社(CEO:アントニオ・M・ペレス)の技術者4名が、画像技術を飛躍的に進化させ、エンタテインメント産業の発展に寄与したとして、SMPTE(Society of Motion Picture and Television Engineers:米国映画テレビ技術者協会)より表彰されました。

SMPTEは、コダック社の4人の技術者(マイケル・ライアン、リチャード・ウィーラー、ネスター・ロドリゲス、Dr. トーマス・メイヤー)の業績を表彰しました。SMPTEはエンタテインメント産業における技術革新を促進する業界屈指の団体です。

コダック社映画製品部門のバイス プレジデント兼チーフ テクノロジー オフィサーのゲイリー・アインハウスは次のように述べています。「今回の賞は個人に贈られたものですが、コダックの技術者集団を代表しての受賞でもあります。当社の技術者集団は、フィルムやデジタル、ハイブリッドの動画技術の専門家で構成されており、コダック社の成功の鍵を握っています。彼らの独創性や不断の努力、科学的な興味は、画像技術の明るい未来へとわれわれを導いてくれます」

各賞の詳細は、次のとおりです。

コダック社エンタテインメント イメージング部門のフィルム技術担当ディレクターであるマイケル・ライアンには、SMPTE最高の栄誉の一つ、テクニカラー/ハーバート・T・カルムス ゴールドメダルが授与されました。これは1956年より続く技術賞で、コダックのカラーネガティブ フィルム製品群の開発への貢献と、そこに採用されたツー エレクトロン センシタイゼーション テクノロジーの先駆的な研究が評価されたものです。ライアンの業績は、最新のVISION3やVISION2を含む数世代にわたるコダックの映画用フィルム プラットフォームの感度や画像構造の向上に直接貢献しており、その向上は今日も続いています。また、ライアンはVISION2カラーネガのプラットフォーム開発ではプロジェクトリーダー及び技術担当として従事し、コダック社にとって9度目となった2008年度のアカデミー賞科学技術賞の受賞にも貢献しました。

「SMPTEのような権威ある団体から認められ、大変光栄です」とライアンはコメントしています。「過去の受賞者にはコダック社の同僚や友人も数多く含まれています。このことは、コダック社が、いかに技術革新に献身してきたかを示しています。当社の製品や技術の適用が、日々進化し続ける今日のイメージングチェーンにおいて必要とされている証です」

本年度のSMPTEジャーナル賞は、コダック社シニア プリンシパル サイエンティストのリチャード・ウィーラーと、シニア テクニカル アソシエイトのネスター・ロドリゲスに授与されました。この賞は、前年度にSMPTEジャーナルで発表された最も優れた論文の著者に贈られるものです。ウィーラーとロドリゲスの共著による論文『映画・テレビ用途の画像におけるシングルセンサーCFAによるキャプチャーの影響』は、デジタルカメラの設計において、トリプルセンサー設計とシングルセンサー設計とを比較し、画質に関する得失評価を探ったものです。システムの設計における主な得失評価を説明するため、現在の設計の要素、つまり、解像度、シャープネス、エイリアシング、再構成画像誤差、カラーフィルターアレイ(CFA)アーティファクト、感度およびダイナミックレンジが定量化されています。

コダック社の特別研究員Dr.トーマス・メイヤーは、2年の間、6回にわたってSMPTEジャーナルに連載されたSMPTEのデジタルシネマの技術ガイドラインに関する発表が認められ、ジャーナルの表彰状を授与されました。同ガイドラインには、デジタルシネマに採用される色の定義、均一性、プロジェクターのキャリブレーション、およびカラー符号化に関するメイヤーの業績が反映されています。メイヤーは過去に、目に見えるあらゆるディテールを保存するためのデジタル映写される画像の符号化要件の決定に果たした業績で表彰されています。メイヤーが行った研究は、デジタルシネマの12ビット符号化(長年にわたりポストプロダクションの業界標準とされてきたのは、10ビット符号化でした)を定義したSMPTEデジタルシネマ規格として実を結んでいます。メイヤーはさらに、色域を大幅に拡大する方向に規格を後押しし、デジタルシネマの画質を向上させました。メイヤーの業績は業界に大きな影響を与えており、どの画像分野においてもコダック社が技術面においてリーダーシップを発揮していることを示しています。

コダック社のエンタテインメント イメージング事業部は、フィルム、デジタル、ハイブリッドの映画用製品やサービス、技術を、テレビ番組、劇映画、コマーシャル、ミュージックビデオ、ドキュメンタリー、展示映像の各業界にお届けしている世界レベルのリーダーです。詳しい情報は、コダックのウェブサイトをご覧下さい。

「SMPTE 2008: Annual Tech Conference & Expo」について

2008年のSMPTE 2008: Annual Tech Conference & Expo (2008年 SMPTE年次技術総会および展示)は、米国カリフォルニア州ハリウッドのルネサンス ホテルにて、2008年10月28~30日に開催されました。これに先立ち、2008年10月27日には、同じ場所でシンポジウム『映画製作とライブイベント放送』が行われました。SMPTE 2008は、映画・映像業界屈指の技術団体であるSMPTEがプロデュースし、エンタテインメント技術の専門家によって作り上げられました。コンテンツの制作・管理・配給・展示に有効な新しい技術に焦点を当てた勉強会や参加型の展示会場も用意されています。

SMPTEについて

SMPTE(Society of Motion Picture and Television Engineers:米国映画テレビ技術者協会)は、映像業界屈指の技術団体です。国際的に名高い公認の標準規格制定機関として、SMPTEは規格や推奨仕様・ガイドラインの整備、技術や動画の発展に向けた教育活動を推進しています。1916年の創設以来、同協会は35ミリフィルムの寸法やSMPTEタイムコードを含め、600に近い規格を制定してきました。最近では、業務用AVコンテンツの交換を可能にするMXFファイルフォーマットの体系化や、デジタルシネマ規格の策定により、デジタルシネマ対応の映画館への道を開きました。ニューヨークを本拠地とするSMPTEは、65を超える国々のエンジニアなどの技術専門家やIT・ニューメディアの専門家、映画製作者、製造業者、教育者、およびコンサルタントで構成されています。SMPTEのメンバーは、200以上のスポンサー企業と関連を持ち、あらゆるプラットフォームのコンテンツ制作・プロデュース・配信およびエンタテインメント関連のハードウェア・ソフトウェアを手がける主要企業と結びついています。
http://www.smpte.org

 

<この件に関するお問い合わせ先>

◆マーケティング セクション TEL:03-6891-2010
E-mail:motionjp@kodak.com
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