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コダック株式会社 エンタテインメント イメージング事業部 2009年11月 EI-91
コダックの技術者3名がSMPTEより表彰
ドレイク・ミクノはゴールドメダルを受賞
米国カリフォルニア州ハリウッド発:イーストマン・コダック社(CEO:アントニオ・M・ペレス)の技術者3名が、イメージング技術の革新によってエンタテインメント産業の発展に寄与したとして、SMPTE(Society of Motion Picture and Television Engineers:米国映画テレビ技術者協会)より表彰されました。
SMPTEは、10月27日~29日にカリフォルニア州ハリウッドで開催された年次表彰授賞式において、イーストマン・コダック社の3名の技術者(ドレイク・ミクノ、リチャード・ウィーラー、ネスター・ロドリゲス)の業績を表彰しました。SMPTEはエンタテインメント産業における技術革新と新しい技術の普及・促進を目的とする業界のリーダー的役割を担っている団体です。
コダック社映画製品部門のバイス プレジデント兼チーフ テクノロジー オフィサーのゲイリー・アインハウスは次のように述べています。「SMPTEのような権威ある業界団体が、コダックの技術者集団の優秀さを評価してくれる時は、いつも胸が高鳴る思いです。コダックの技術者は長年にわたりお客様のご協力の下、カラーフィルム、音響、デジタル インターメディエイト システムなど、映画産業に大きな技術革新をもたらしてきました。当社は、お客様がストーリーを映像化する際に豊かで柔軟な色調を用いることができるよう、製品の質を高め続けてきました」
各賞の詳細は、次の通りです。
- コダック社映画メディアデザイン部門の研究員であるドレイク・ミクノには、SMPTE最高の栄誉の一つ『テクニカラー/ハーバート・T・カルムス ゴールドメダル』が授与されました。これは1956年より続く有名な技術賞で、撮影用フィルムに導入された改良型のハロゲン化銀の開発が評価されたものです。32年にわたりコダック社に勤務してきたミクノの業績により、かつてない撮影用フィルムが誕生しました。開発されたフィルムは、アカデミー賞とエミー賞の両方で技術賞を受賞しています。また、ミクノの研究は、コダック社の映画用カラー ネガティブ フィルム、VISION3 シリーズの開発および販売に直接貢献しました。VISION3に採用された新しい技術プラットフォームは、光をより効果的に処理し、ハイライト域でより多くのディテールを記録できる感光乳剤です。ミクノは23件の特許を有し、現在、次世代のカラーネガティブ フィルムの性能と使い勝手の向上を目指して設計に携わっています。
ミクノは次のようにコメントしています。「エンタテインメント産業において精力的に活動し、重要な位置を占めるSMPTEの『テクニカラー/ハーバート・T・カルムス ゴールドメダル』を受賞することになり、この上なく光栄に思います。この業績は、過去から現在にわたって、多くの同僚の協力がなければなし得なかったでしょう。この成果を達成するには、彼らの協力が不可欠でした」
- 昨年のSMPTEジャーナル賞の受賞者であるコダック社シニア テクニカル アソシエイトのネスター・ロドリゲスとシニア プリンシパル サイエンティストのリチャード・B・ウィーラーには、『デジタル インターメディエイト システムにおける色彩、色調、イメージ構造の統合的キャリブレーションとマネジメント』と題された最近の論文が認められ、今年度もSMPTEジャーナルの表彰状が授与されます。この論文は、色彩、色調、イメージ構造を共通の「エクスチェンジ・スペース」に変換するキャリブレーション機能を自動的に生成するシステムとその手順を解説したものです。この機能によって、ユーザーはフィルム撮影された動画のイメージング特性を正確に保存し、あるいは、画像をフィルムやデジタル装置で表示する際に忠実に再現できる「カスタム・レンダリング」を生成することができます。
現在、ネスター・ロドリゲスは、コダック社のエンタテインメント事業部研究開発グループで複数の技術チームを率い、フィルムとデジタル、双方の画像に関連した、映画・テレビ向けの新しいデジタル製品技術とワークフローを開発しています。また、同じグループに所属するリチャード・B・ウィーラーは、デジタル インターメディエイト システムとデジタル ワークフローを映画・テレビ向けに最適化する活動に重点を置いています。
アインハウスは言います。「技術、技術革新、市場動向はかつてない速さで進化し続けていますが、今後も決して変わらないものがあります。お客様の視点に立てば、映画ビジネスとは常にストーリーを語るためのものであるということです。そこでは技術は目に見えず、舞台裏で働いており、映画製作者が創造性を発揮できるようにします。それこそが、コダック社の技術者が業界への貢献のために努力し続けてきた点です。進化するワークフロー全体にわたり、最良なソリューションを提供し、それらの技術がシームレスに連携し合って機能することで、映画製作者のビジョンをより忠実に、効率的に、そして最高レベルの品質でスクリーンに映し出すことができるのです」
エンタテインメント イメージング事業部について
コダック社のエンタテインメント イメージング事業部は、フィルム、デジタル、ハイブリッドの映画用製品やサービス・技術を、テレビ番組、劇映画、コマーシャル、ミュージックビデオ、ドキュメンタリー、展示映像等の各業界にお届けしているイメージング分野の世界的リーダーです。詳しい情報は、コダックのウェブサイトをご覧下さい。 www.kodak.co.jp/go/motion
SMPTEについて
SMPTE(Society of Motion Picture and Television Engineers:米国映画テレビ技術者協会)は、映画業界のリーダー的役割を担う技術団体です。国際的に名高い公認の標準規格制定機関として、SMPTEは規格、推奨仕様・ガイドラインの整備、技術や動画の発展に向けた教育活動を推進しています。1916年の創設以来、同協会は35ミリフィルムの寸法やSMPTEタイムコードを含め、600近くの規格を制定してきました。最近では、業務用AVコンテンツの交換を可能にするMXFファイルフォーマットの体系化や、デジタルシネマ規格の策定により、デジタルシネマ対応の映画館実現への道を開きました。ニューヨークを本拠地とするSMPTEは、65を超える国々のエンジニアなどの技術専門家やIT・ニューメディアの専門家、映画製作者、製造業者、教育者、およびコンサルタントから構成されています。SMPTEのメンバーは、200以上のスポンサー企業と関連を持ち、あらゆるプラットフォームのコンテンツ制作・プロデュース・配信およびエンタテインメント関連のハードウェア・ソフトウェアを手がける主要企業と結びついています。 www.smpte.org
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