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コダック映画用フィルムの変遷 - 1889-1939

1889 (明治22)

  • 世界初の透明なロール・フィルムが、ジョージ・イーストマンと専任化学研究員によって完成、商品化される。この柔軟性のあるフィルムの出現により、1891年にトーマス・エジゾンの映画撮影用カメラが実現化されることになる。イーストマン乾板フィルム会社の資産を引き継いだ 、イーストマン・カンパニーが誕生する。

1909 (明治42)

  • 燃えやすいナイトレート ベースのフィルムに代わり、燃えにくく安全なアセテート ベースフィルムの製造を開始する。

1910 (明治43)

  • 最初の22mm安全フィルム(アセテート)を発売。

1912 (明治45)

  • イーストマンはセルロース アセテート ベース フィルムを家庭向けキネスコープ用としてニュージャージー州オレンジのトーマス・エジソン会社へ供給する。
  • コダックが22mm幅、3列のパーフォレーションを持つフィルムを発売開始。画像はパーフォレーション間に映しこまれた。

1916 (大正5)

  • シネ ネガティブ フィルム:タイプE製造開始(オルソクロマチックタイプ)。

1917 (大正6)

  • シネ ネガティブ フィルム:タイプF製造開始(オルソクロマチックタイプ) 。

1921 (大正10)

  • 9色(ラベンダー、レッド、グリーン、ブルー、ピンク、ライトアンバー、イエロー、オレンジ、ダークアンバー)の着色シネ ポジティブ フィルムの出荷が可能となる。

1922(大正11)

  • スーパー スピード シネ ネガティブ フィルム製造開始(オルソクロマチックタイプ)。
  • コダック パンクロマチック シネ フィルム発売。

1923(大正12)

  • アマチュア映画撮影の実用化となる、セルロース アセテート(安全)ベースの16mmリバーサル フィルム及び、最初のシネ コダック 16mm撮影用カメラとコダスコープ映写機を発売する。16mm映画は瞬く間に普及し、世界中にコダックの現像所ネットワークができ上がる。
  • テクニカラープロセス(2色)用のマトリックス製作フィルムとプリント フィルム (Kalmus Positive)の製造開始。

1926(大正15)

  • デュープ ネガ用のモーション ピクチャー デュープリケーティング フィルム発売。

1928 (昭和3)

  • タイプUおよび タイプVシネ ネガティブ パンクロマチック フィルム発売。

  • コダカラー発表。16mm レンチキュラー加色法カラー フィルム。
  • 16mm コダカラー フィルムの出現は、アマチュアの映画撮影家を志す人たちに大きな夢を与える 。

1929 (昭和4)

  • 初のサウンド レコーディング/プレイバック フィルムが初めて発表される 。
  • サウンド入りの映画製作用に特別に設計された初の映画用フィルムが発表される。

1930 - 1931 (昭和5)

マガジン

  • スーパー センシティブ パンクロマチック フィルムで第4回アカデミー賞 オスカー受賞(クラス・:科学技術賞)。デュポン社との共同開発。

  • オルソクロマチック ネガティブ フィルム製造中止。

  • フォックス社によるコダクローム カラー モーション ピクチャー フィルムの実用試験開始。



1932 (昭和7)

  • 3色テクニカラー方式用のフィルムが初めて発表される。

  • タイプ 2-B センシトメーターの開発で第5回アカデミー賞 オスカー受賞(クラス・:科学技術賞)。

1932 (昭和7)

  • 初めて8mmのアマチュア用フィルム、カメラ、映写機が発売される。

1935 (昭和10)

  • イーストマン ポラ スクリーンの開発で第8回アカデミー賞 オスカー受賞(クラス・:科学技術賞)。
  • 16mmの映画撮影用として、コダクローム フィルムが発売され、はじめて商業的に成功したアマチュア用カラー フィルムとなる。翌年には35mmスライドと8mmホームムービー用フィルムが発売される。

1936 (昭和11)

  • ロールフィルムに代わるマガジン入りフィルムを使う、新しいホームムービー用カメラ、16mm マガジン シネ コダック カメラが発売され、翌年、コダック社は初めて16mmトーキー映写機、サウンド コダスコープ スペシャル プロジェクターを発売する。

1937 (昭和12)

  • イーストマン ファイン グレイン デュープリケーティング フィルム 1365 発表。マスターポジ作成用、ナイトレートベース。第10回アカデミー賞 オスカー受賞(クラス・:科学技術賞)。

  • イーストマン ファイン グレイン パンクロマチック デュープリケーティング フィルム 1203 発表。デュープネガ作成用、ナイトレートベース。第10回アカデミー賞 オスカー受賞(クラス・:科学技術賞)。

1938 (昭和13)

  • コダクローム デュープリケーティング フィルム 5262 (16mm)発売。撮影用としても使用。1940年に5265に変更。

  • イーストマン ファイン グレイン サウンド レコーディング フィルム 1360 発売。ナイトレートベース、可変面積型サウンドレコーディング用。

  • イーストマン プラスX フィルム 1231 (ナイトレートベース)発売。イーストマン スーパーX フィルム 1227 (ナイトレートベース)の後継。

1939 (昭和14)

  • イーストマン ファイン グレイン サウンド レコーディング フィルム 1366 (ナイトレートベース)発売。可変濃度型サウンドレコーディング用。

  • 現像液と定着液のケミカル分析を確立した功績に対してコダックのエメリー・ヒューズ(Emery Huse)とラルフ・アトキンソン(Ralph B.Atkinson)が第12回アカデミー賞 オスカー受賞(クラス・)。