2016年9月6日
コダック合同会社
[リリースNo.16-27GC]
省電力UV印刷対応の唯一の完全無処理版
Kodak Sonora XJプロセスフリープレート 視認性改良品を市場投入
コダック合同会社(本社:東京都品川区、代表:藤原 浩、以下コダック)は、昨年6月の販売開始以来、既に日本国内において180社を超えるお客様にご採用いただき好評を博している完全無処理版Kodak Sonora XJプロセスフリープレートに関して、視認性を大幅に高めた改良品の販売を開始いたします。
Kodak Sonora XJは、海外での3000社以上の豊富な導入実績をベースに、群馬事業所の研究開発部門で日本市場向けに最適化した完全無処理サーマルCTPプレートで、LED-UV/H-UVといった省電力UV印刷機をはじめ、オフセット枚葉機、オフセット輪転機、またUV減感インキを使用するビジネスフォーム印刷機、平台校正機、さらには新聞印刷やパッケージ印刷など広範囲にわたる印刷用途に使用されています。コダックでは、上市後も市場のニーズに対応すべく、更なる製品性能の向上に取り組んでまいりましたが、この度、お客様からのご要望が最も多かった露光イメージの視認性を従来比1.5倍以上高めた改良品を出荷できる運びとなりました。
Kodak Sonora XJプロセスフリープレート 視認性改良品の特長
従来品 露光直後
改良品 露光直後
Kodak Sonora XJプロセスフリープレートの主な特長
コダックの代表執行役員社長 藤原 浩は、次のように述べています。
「Kodak Sonora XJプロセスフリー プレートは、コスト削減と環境負荷の軽減という2つの重要な課題を一挙に解決するプレートです。昨年6月の販売開始以来、1年余りの短い期間で180社以上のお客様にご導入いただいたことは、市場で唯一の省電力UV対応の完全無処理版としての性能に高い評価をいただいたことの証であると自負しております。今回、お客様からのご要望が最も多かった視認性の課題において、従来品の1.5倍以上にまで大幅に向上させることができ、さらに市場での導入が加速するものと確信しています。お客様からは、現像タイプのプレートと全く同様で違和感無く印刷できるので驚いた、刷り出しも早く品質も向上した、メンテナンスが一切不要になりオペレーターの作業負荷が飛躍的に軽減された、薬品の購入費用や廃液処理費用が無くなりコスト削減に繋がった、などご満足のお声を沢山頂戴しております。コダックでは、今後も引き続き製品の改良に取り組みさらに性能向上を図ることで、市場における無処理版の更なる普及拡大に努めていく所存です。」
尚、コダックでは、このKodak Sonora XJ 視認性改良品の販売開始にあたり、来る9月15日(木)と9月16日(金)の2日間にわたり、リョービMHIグラフィックテクノロジー株式会社様の協力により、「Sonora XJニューバージョン体感フェア」を開催します。本イベントでは、視認性改良品のプレート出力から印刷実演までをご覧いただき、視認性の向上と印刷適性を実際にご覧いただく他、既にSonora XJをご採用いただいている株式会社エンジュ様(新潟県新発田市)、ならびに清水印刷紙工株式会社様(東京都)をお招きし、Sonora XJの導入メリットをお話いただくセミナーなども開催する予定です。本イベントの詳細、お申し込み方法などについてはコダックの営業部までお問い合わせください。