2016年3月10日
コダック合同会社
[リリースNo.16-8GC]
コダック、商業印刷ならびにパッケージ サービスプロバイダーの効率アップ、高品質化、柔軟性の向上を実現するソフトウェアソリューションPrinergyを提案
クラウドベースユニファイド・ワークフロー・ソリューション
「Kodak Prinergy」が、さらなる自動化と運用マネジメントをサポート
2016年2月29日、デュッセルドルフ(ドイツ)発:
コダックは、ユニファイド・ワークフロー・ソリューションの次期アップグレード版の「Prinergy」を発表しました。Prinergy は、Kodak Prinergy Workflow、Kodak InSite Prepressポータル、Kodak ColorFlowカラーマネジメントソフトウェア、Kodak Pandoraステップ&リピートソフトウェア、Kodak Preps面付けソフトウェアで構成されています。クラウドベースの運用に対応した次期Prinergyは、コダック独自の技術により業務効率、品質、作業の柔軟性向上に貢献する多彩な機能と技術が盛り込まれており、ドイツのデュッセルドルフで開催されるdrupa 2016(国際印刷・メディア産業展)におけるコダックの展示ブース(第5ホール、ブース番号F09)にて製品デモをご覧いただけます。
コダックの副社長兼ユニファイド・ワークフロー・ソリューション グループ統括マネージャーであるアラン・ブラウンは、「コダックは、1999年にワークフロー自動化ソフト市場の先駆けとなるPrinergy Workflowをリリースしました。コダックは、現行製品の機能・サービスを継続して拡張するとともに、さらにクラウドベースの製品によってPrinergy Workflowを新たなレベルへと引き上げます。drupaの当社の展示ブースにて、コダックの新しい統合ワークフローソフトが提供する次世代ソリューションについて是非ご覧ください。」
新しいクラウドベースのPrinergyは、印刷サービスプロバイダーにおける運用効率を改善しながらコストとリスクを低減するための新たなソリューションを提供するとともに、さらに製造コスト、システムパフォーマンスなどを可視化できる分析機能により業務分析をリアルタイムに実施することが可能になりました。Prinergy Workflowは、オフセット印刷とデジタル印刷の両方に対応する統合ワークフローソフトとして利用できるようになります。新たに組み込まれたUniversal Digital Job Ticket Editor(ユニバーサル・デジタル・ジョブ・チケット・エディター)により、印刷業務オペレータの意思決定をリアルタイムで支援する業界初のワークフローソリューションを提供します。
また、コダックは、リコーとのパートナーシップを通じて、Prinergy Workflowにおいてデジタル印刷機との連携機能の強化に取り組み、高度な自動化と、リコーのTotalFlowサーバーによる最新のリコーデジタル印刷システムとの連携を実現しています。これらの新しい機能を活用し、CTP機器に加え、個々のステータス監視および共有を実現しながら、マニュアルもしくはRules Based Automation(RBA=ルールベースオートメーション)による自動化を実施することにより、ジョブチケットパラメーターで複数のリコー製品を完全に制御できるようになります。
ユニファイド・ワークフロー・ソリューションの中枢 Prinergyでパッケージ業界の多様なニーズに対応
「コダックは、ワークフローオートメーションソフトウェアにおける国際的なリーダーとして、お客様が、この変化の激しい市場における競争で先んじることができるように常に製品とサービスの改善に取り組んでいます。ユニファイド・ワークフロー・ソリューションPrinergyはそうした取り組みの証です。多種多様な印刷業務に求められる統合ワークフロー、原材料の無駄の削減やパッケージング印刷時のジョブの稼働時間低減に有効な機能は、すべて、お客様が事業成長に注力するための強い武器となると確信しています。」(ブラウン)