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2015年06月25日

コダック合同会社
[リリースNo.15-16GC]

海外での3000社を超す導入実績をベースに日本市場向けに最適化
省電力UV印刷に最適な完全無処理版
Kodak Sonora XJプロセスフリー プレート発売開始
~高い耐薬品性、耐刷性、環境性能によりショートラン印刷に適合~

 コダック合同会社(本社:東京都品川区、代表執行役員社長:藤原 浩、以下コダック)は、海外での3000社以上の豊富な導入実績をベースに、群馬事業所の研究開発部門で日本市場向けに最適化した完全無処理版サーマルCTPプレートの新製品Kodak Sonora XJプロセスフリー プレートを2015年6月25日より発売開始いたします。

 Kodak Sonora XJプロセスフリー プレートは、コダックの定評あるPress Ready Technology(プレス レディ テクノロジー)を採用した完全無処理版で、プレートセッターでの露光後、現像や水洗、ガム引き、乾燥などの一切の処理工程を必要とせずにそのまま印刷機にセットできます。自動現像機やそれに付随ずる一切の刷版処理機が不要なため、初期投資コストからメンテナンスコスト、液管理の作業まで、現像処理工程に関わる一切の負担を排除でき、刷版製造工程におけるコスト削減に大きく貢献するとともに、自動現像機に関わる設置スペースが不要なため刷版製造現場の省スペースを可能にします。
 また、処理薬品を一切使用しないため、廃液を全く排出することなく、環境にやさしいクリーンな作業環境を実現します。

 コダックは、1995年に世界で初めてサーマルCTPシステムを発表し、今日のサーマルCTP技術の礎を確立しました。今日の印刷業界では、既にスタンダードとなっているサーマルCTPシステムですが、さらなるコスト削減、省力化、工程の簡略化、品質の安定化、生産性の向上、環境負荷の軽減などといった課題を解決するべく、完全無処理版への移行のニーズが世界中で急速に高まってきています。2006年に発売を開始した完全無処理版のKodak Thermal Directは、世界で1500社のお客様に導入いただき、2012年に発売を開始したSonora XP(海外版モデル)は既に3000社を超すお客様でご導入いただいています。

 日本の印刷業界では、ここ数年、多品種小ロット化、さらなる短納期化が急速に進展し、こうしたニーズを反映して、省電力UV(LED-UV/H-UV)印刷対応の印刷機の導入が加速しています。コダックでは、こうした省電力UV印刷にも対応できる完全無処理版を開発すべく、既に世界中で高い評価をいただいているSonora XPプロセスフリー プレートをベースに、日本におけるプレート製造拠点でもある群馬事業所の研究開発部門で日本市場のニーズに適した最適化を進めてまいりました。

 新製品のKodak Sonora XJプロセスフリー プレートは、省電力UV印刷で使用される高感度UVインキやエッチ液、洗浄液などへの高い耐薬品性を備えていることが最大の特長で、既省電力UV印刷の環境では3万枚の印刷テストでも問題無く印刷ができることを検証しています。
また耐刷性に関しても従来製品のThermal Directに比べ耐刷性能を約2倍にまで高めており、油性インキであれば最大20万枚の印刷にも対応可能です。※1さらにThermal Directで課題であった生産性に関しても、プレートセッターが持つ本来の生産性をフルに引き出す感度にまで高めたことで、菊全判で毎時55版の露光出力が可能となり生産性が大幅に向上しています。※2このように、Kodak Sonora XJプロセスフリー プレートは、従来の完全無処理版でボトルネックとなっていた耐刷力、生産性などの課題を全て解決し、さらに商業印刷分野で主流となりつつある省電力UV印刷にも完全に適合した高い耐薬品性を兼ね備えた市場で唯一の完全無処理版です。

※1 耐刷性は印刷条件によって変動します。

※2 Kodak Magnus Q800 プレートセッター Z スピードを使用した場合

日本市場向けに最適化されたKodak Sonora XJプロセスフリープレートの主な特長

1. 高い耐薬品性により、省電力UV(LED-UV/H-UV)印刷に対応
従来の完全無処理版では不可能だった、省電力UV(LED-UV/H-UV)印刷で使用される高感度UVインキやエッチ液、洗浄液に対する高い耐薬品性を備えています。このため、通常のサーマルプレートと同様に、省電力UV(LED-UV/H-UV)印刷機での印刷が可能で、省電力UV印刷機を活用したショートラン印刷に最適です。
2. 耐刷性が飛躍的に向上
油性インキであれば、最大20万枚の耐刷性を実現します。※1従来製品のKodak Thermal Directと比較して耐刷性が約2倍にまで向上しています。
3. 感度の向上により生産性がさらに向上
感度を向上させたことで、プレートセッターが持つ生産能力をフルに引き出すことができます。菊全判のプレートセッターKodak Magnus Q800プレートセッター Zスピードの場合、毎時55版の露光が可能で、高い生産性を確保できます。
4. 高精細印刷にも対応
20ミクロンのFMスクリーニングKodak Staccatoの再現が可能で、高精細印刷にも対応します。現像液を使用しないため高精細印刷を行う場合でも安定した再現性が実現できます。
5. 卓越した水/インキバランスを実現
電解研磨砂目を採用し、水を絞っても汚れない安定した印刷が実現できます。

 コダックの代表執行役員社長 藤原 浩は、次のように述べています。
 「今日、印刷業界では、コスト削減と環境負荷の軽減という2つの大きな命題を抱えています。Kodak Sonora XJプロセスフリー プレートは、この2つの重要な課題を一挙に解決に導くまさに夢のプレートです。世界で初めてサーマルCTPを製品化したパイオニアとしてのコダックのテクノロジーとノウハウをベースに、弊社のプレート製造拠点でもある群馬事業所の研究開発部門が総力を挙げて日本市場向けに改良を加え、無処理版の領域を凌駕する他に類を見ない業界唯一のプロセスフリー プレートに仕上がったと自負しております。日本市場では、この製品の発売を待ちわびていたお客様も非常に多く、Sonora XJの高い性能は、そうしたお客様のニーズに必ずやお応えできるものと確信いたしております。1995年にコダックが初めて発表し翌年には早くもサーマルCTPを商品化してから今年が20年の節目の年になります。その節目の年にこのようなエポックメーキングな製品を市場に投入できることを大変うれしく思っています。」

尚、コダックでは、Sonora XJの発売開始を記念して、全国8都市において「Kodak Sonora XJ プロセスフリー プレート誕生!!新製品発表会」を下記の日程、会場で開催いたします。

7月27日(月)東京 TEPIAホール(港区北青山)
7月28日(火)大阪梅田スカイビル 会議室E
7月29日(水)名古屋プライムセントラルタワー名古屋駅前会議室 第三会議室
7月30日(木)金沢勤労者プラザ405会議室
8月3日(月)福岡リファレンス駅東ビルV2会議室
8月4日(火)岡山コンベンションセンター407会議室
8月6日(木)仙台 宮城県印刷会館1F大ホール
8月7日(金)札幌駅前ビジネススペースカンファレンスルーム 2J会議室

新製品発表会のプログラムの詳細ならびに申し込み方法などは、コダックの担当営業までお問い合わせください。

Kodak Sonora XJプロセスフリー プレートの主な仕様

プレート概要:
Kodak Press Ready Technologyを採用したネガタイプ プロセスフリー プレート

感度波長:
800-850nm

適合プレートセッター:
推奨;Kodak Trendsetter、Kodak Magnus、Kodak Achieve その他:Screen PT-Rプレートセッター他

感度:
150 mJ/cm²(設定露光量はプレートセッターの機種により異なります)

解像度:
1 to 99% @200lpi(機種・露光条件により異なります)

FMスクリーン:
20ミクロン(機種・露光条件により異なります)

耐刷性:
20万枚(印刷条件により異なります)

安全光適性:
白色灯:1時間
UVカット白色灯:8時間
黄色灯:24時間

※Kodak、Magnus、Trendsetter、Sonora、StaccatoはEastman Kodak社の商標です。

※この他、ニュースリリースに掲載されている社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。

省電力UV印刷にも適合し、幅広い対応を可能にしたKodak Sonora XJ

<この件に関するお問い合わせ先>
  • ◆報道関係者様
     コダック合同会社 広報
  • TEL:050-3819-1300
    FAX:03-6863-8340
  • ◆ユーザー様
     コダック合同会社 営業本部
  • TEL:03-6837-7285

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