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2015年5月21日

コダック合同会社
[リリースNo.15-15GE]

コダック、2015年度第1四半期で業績を改善

業績概要

●営業活動EBITDAは、前年同期の700万ドルから2,100万ドル改善して1,200万ドル(為替とワンタイムの知的財産ライセンス収入の影響を調整した比較ベースの金額)
●主力製品の売上は順調な伸びを達成
●Kodak Sonoraプロセスフリープレートの売上高は94%増
●Kodak Flexcel NXプレートの売上高は27%増
●Kodak Prosperシリーズの売上高は23%増
●営業費は3,500万ドル(29%)改善。2015年度中に1億ドル以上の改善も射程内
●純損失は前年同期の3,400万ドルに対して5,400万ドル。継続事業による税引前損失は1,000万ドル改善
●売上は前年同期から6,100万ドル減の4億2,700万ドル。これは主に従来製品での減収(想定内)と為替の影響によるもの
●2015年度の売上は18億~20億ドル、営業活動EBITDAは1億ドル~1億2,000万ドルを予測

 イーストマン・コダック社(ニューヨーク証券取引所銘柄コードKODK:以下コダック)は、2015年度第1四半期の決算報告を行いました。今回の報告は業績の持続的改善を反映しており、また「機動力」「競争力」「企業家精神」の更なる充実に向け、2015年1月1日に発足した新体制のもとでの初の報告となりました。

 今期の営業活動EBITDAは、為替とワンタイムの知的財産ライセンス収入の影響を調整した後の比較ベースで、前年同期から2,100万ドル改善して1,200万ドルとなりました。継続事業による税引前損失は、前年同期の6,000万ドルから5,000万ドルに改善しました。純損失は前年同期の3,400万ドルに対して5,400万ドルとなりましたが、これにはコダックアラリス関連事業の廃止に伴う収入1,900万ドルが含まれます。

今期の売上は、当初から予測されていた従来製品での減収と為替のマイナス影響により、前年同期の4億8,800万ドルから6,100万ドル(13%)減の4億2,700万ドルとなりました。Kodak Sonoraプロセスフリープレート、Kodak Flexcel NXプレート、Kodak Prosperシリーズなどの戦略的主力製品の売上は大幅増となりましたが、この減収とマイナス影響がそれを上回る形となりました。

 コダックのCEO(最高経営責任者)のジェフ クラークは、次のように述べています。
 「第1四半期の実績には満足していますし、新しい事業部制のメリットもはっきりと表れてきました。生産性の向上とコスト構造の見直しに絶えず取り組んできたことや、営業費を前年同期から3,500万ドル削減できたことが、業績の改善に反映されていると思います。コダックは引き続き、戦略的主力製品での増収を加速させ、業績の改善をさらに推進していきます。第2四半期には、成長と収益を持続させるコダックの姿がさらに鮮明化するのではないでしょうか」

 コダック最大の事業部であるプリント システムズ事業部(PSD)の今期の売上は、為替と価格競争の影響を受け、前年同期の2億8,800万ドルから3,400万ドル(12%)減の2億5,400万ドルとなりました。デジタルプレートのユニットボリュームは、Kodak Sonoraプロセスフリープレートへの需要が高止まりしていることから、4四半期連続で増加しました。今期末の時点で、Sonoraプレートのユーザー数は2014年度末から12%増の2,274社に達しています。

 PSDの今期の営業活動EBITDAは、前年同期の1,200万ドルから1,300万ドルに増加しました。ここでは、コストダウンと生産性向上の効果が、アルミニウムの値上がりや価格競争の影響を上回る形になっています。

 エンタープライズ インクジェット システムズ事業部(EISD)の今期の売上は、前年同期から900万ドル(19%)減の3,900万ドルとなりました。その要因としては、当初から予測されていた従来型インクジェットプリンティングシステムでの減収および前年同期における為替の影響が挙げられます。EISDの今期の営業活動EBITDAは、前年同期のマイナス1,200万ドルからほぼ横ばいのマイナス1,300万ドルでした。

 Prosperプレスシステムの今期の導入実績は5台でしたが、さらに5台の導入について契約が成立しています。今期、Prosperプレスで生産された総ページ数は46%増となりましたが、これはコダック独自のStreamインクジェットテクノロジーが引き続き採用されていることの現れと言えます。

 マイクロ3Dプリンティング&パッケージング事業部(MPPD)の今期の売上は、前年同期の2,900万ドルから200万ドル(7%)増の3,100万ドルとなりました。その要因としては、Kodak Flexcel NXプレートのユニットボリュームが27%増となったことが挙げられますが、その一部は為替のマイナス影響により相殺されています。

 MPPDの今期の営業活動EBITDAは、前年同期のマイナス200万ドルから損益なしに転じました。これはコストダウンと消耗品の売上増によるものですが、その一部はマイクロ3Dプリンティングへの投資および為替の影響により相殺されています。

 タッチスクリーンセンサー向け銀メッシュフィルムの量産は、イーストマンビジネスパーク内の生産設備で第2四半期から開始する予定です。現在、コダックはこのフィルムの生産設備を中国・アモイの自社工場内に建設しており、本年度中の生産開始を目指しています。また、最近では、タッチセンサー向け銅メッシュフィルムの開発・生産を独自に進めることも発表しました。

 ソフトウェア&ソリューションズ事業部(SSD)の今期の売上は、前年同期の2,400万ドルから400万ドル(17%)増の2,800万ドルとなりました。この増収は為替のマイナス影響があったにもかかわらず達成されたもので、その主な要因としては、Kodak Services for Businessユニットで官公庁からの受注件数が増えたことが挙げられます。今期の営業活動EBITDAは、コストダウンおよびUnified Workflowソリューション事業でのビジネスミックスによって、前年同期のマイナス100万ドルから200万ドルに転じました。

 コンシューマー&フィルム事業部(CFD)の今期の売上は、前年同期の8,600万ドルから1,400万ドル(16%)減の7,200万ドルとなりました。その主な要因としては、当初から予測されていたコンシューマー向けインクジェットプリンタカートリッジと映画用フィルムの販売量低下が挙げられます。

 今期の営業活動EBITDAは、前年同期の1,000万ドルから800万ドル増の1,800万ドルとなりました。その主な要因としては、エンタテインメント&コマーシャルフィルムズの在庫管理改善と生産効率向上が挙げられます。

 イーストマン ビジネス パーク事業部(EBPD)の今期の売上は300万ドル、営業活動EBITDAはマイナス100万ドルでした。また、知的財産ソリューションズ事業部(IPSD)の今期の売上はゼロで、営業活動EBITDAは、ワンタイムの知的財産ライセンス収入900万ドルがあった前年同期のブレークイーブンからマイナス700万ドルに転じました。なお、IPSDはコダックの研究開発センター等の費用を含みます。

 ジェフ クラークは次のように述べています。
 「コダックの主力製品ラインである『Prosper』『Flexcel』『Sonora』のお客様を確実に増やしていくことが将来の成功につながると思います。今のコダックには明らかに勢いがあり、これからも将来の成長と息の長い収益をさらに確実なものにしていきます」

2015年度と2014年度の売上と営業活動EBITDAの比較

(単位:100万ドル)

2015/Q1実績 PSD EISD MPPD SSD CFD IPSD EBPD EK合計
売上 254 39 31 28 72 - 3 427
営業活動EBITDA(本社費用配賦前) 25 (10) 2 4 21 (7) (1) 34
販売費および本社費用 12 3 2 2 3 - - 22
営業活動EBITDA 13 (13) - 2 18 (7) (1) 12
2014/Q1実績 PSD EISD MPPD SSD CFD IPSD EBPD EK合計
売上績 288 48 29 24 86 9 4 488
営業活動EBITDA(本社費用配賦前) 31 (8) - 1 16 - - 40
販売費および本社費用 19 4 2 2 6 - - 33
営業活動EBITDA 12 (12) (2) (1) 10 - - 7
2015/Q1と2014/Q1の実績比較:+/(-) PSD EISD MPPD SSD CFD IPSD EBPD EK合計
売上 (34) (9) 2 4 (14) (9) (1) (61)
営業活動EBITDA(本社費用配賦前) (6) (2) 2 3 5 (7) (1) (6)
販売費および本社費用 7 1 - - 3 - - 11
営業活動EBITDA 1 (1) 2 3 8 (7) (1) 5

※本プレスリリースは米国イーストマン・コダック社より2015年5月7日付けで配信された英文のプレスリリースの日本語訳です。

<この件に関するお問い合わせ先>
  • ◆報道関係者様
     コダック合同会社 広報
  • TEL:050-3819-1300
    FAX:03-6863-8340
  • ◆ユーザー様
     コダック合同会社 営業本部
  • TEL:03-6837-7285

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