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2014年11月11日

コダック合同会社
[リリースNo.14-21GE]

コダック、第3四半期の純利益が1900万ドルに

業績概要

●総純利益1900万ドル:営業活動EBITDA(利払い・税金・減価償却前利益)は前年同期の4200万ドルから8900万ドルに増加。
●総売上高は前年同期から100万ドル増の5億6400万ドル。
●年初来の営業活動EBITDA 1億1900万ドルに対し、年初来の純損失は7700万ドル。
●2014年度の予測収入21億ドル~23億ドル、予測営業活動EBITDA 1億4500万ドル~1億6500万ドルを達成の見通し。
●戦略的技術事業の主力製品の売上は順調に増加。

イーストマン・コダック社(ニューヨーク証券取引所銘柄コードKODK:以下コダック)は、戦略的技術事業の主力製品の売上増および知的財産権ライセンス収入を受け、2014年度第3四半期の純利益が1900万ドルとなったことを発表しました。前年同期の純利益は19億9000万ドルでしたが、これには組織再編に伴う利益22億1000万ドルが含まれています。営業活動EBITDAは、前年同期の4200万ドルから8900万ドルに増加しました。

当期の売上高は、成熟事業であるコンシューマー向けインクジェットとエンタテインメントイメージングフィルムズで4300万ドルの落ち込みがあったにもかかわらず、前年同期から100万ドル増の5億6400万ドルとなりました。

コダックのCEO(最高経営責任者)ジェフ クラークは次のように述べています。
「法的管理下からの脱却以来、初めてプラスの四半期を迎えました。戦略的技術製品の分野はグラフィックス事業を中心に伸びています。コダックは今後も技術への投資を積極的に行い、導入実績の確保に努めていきます。しかし、まだ損益分岐点を上回ったところなので、コストダウンと並行して業務活動の根本的見直しや組織のスリム化、決断力と実行力の強化を進め、現在の勢いを加速することが必要です。デジタルプレートとCTPプレートセッターは、Kodak Sonoraプロセスフリープレートの安定的な売上増もあって、順調に伸びました。デジタルプレートとCTPによって現像工程がカットされ、そのための水、薬品、エネルギーも不要になり、その見返りとして品質が低下することもありません。今では、世界中のお客様がこれらの製品によるコスト面、ワークフロー面、環境面のメリットを認めています。このほか、コダック独自のパッケージ印刷ソリューションFlexcel NXも大きく伸びており、Kodak Prosperシステムでの印刷枚数は50%以上増加しました」

コダックのCFO(最高財務責任者)ジョン マクマレンは次のように述べています。
「2014年度の予測収入21億ドル~23億ドル、予測営業活動EBITDA 1億4500万ドル~1億6500万ドルに向かって、コダックは着実に進んでいます。資金流動性も現金残高7億4400万ドルと、高水準で推移しています」

表1:コダック決算概要

単位:100万ドル 2014/3Q 2013/3Q 2014/9ヶ月 2013/9ヶ月
売上 564 563 1,573 1,740
粗利益 156 107 347 390
利益率 28% 19% 22% 22%
純利益(純損失) 19 1,986 (77) 2,045
営業活動EBITDA [1] 89 42 119 116
[1] 営業活動EBITDAは、セグメント別総損益に減価償却費を加え、非継続事業部門に配分されていた費用の再配分、企業再生法脱却に伴う会計処理の影響、株式報酬費用および一部のコンサルティング費用を除いたものです。また、セグメント別総損益は会社のセグメント別利益の基準であり、リストラクチャリング費用、組織再編項目(正味)、年金その他の退職後給付による出費/収入(セグメント別収益情報に関する会社の公的申請での規定による)、その他の営業利益/経費(正味)、その他の利益/経費を含みません。

グラフィックス、エンタテインメント&コマーシャルフィルムズ(GECF):このセグメントは「グラフィックス」および「エンタテインメント&コマーシャルフィルムズ」という2グループのほか、コダックの知的財産権およびブランドライセンシング活動で構成されます。

表2:GECF財務概況

単位:100万ドル 2014/3Q 2013/3Q 2014/9ヶ月 2013/9ヶ月
収入 400 353 1,075 1,110
粗利益 102 44 183 191
利益率 26% 12% 17% 17%
販売費および一般管理費(SG&A) 42 56 148 183
研究開発(R&D) 5 5 15 14
セグメント利益(損失) 55 (17) 20 (6)
営業活動EBITDA [1] 89 36 134 108

GECFの2014年度第3四半期の売上は、前年同期の3億5300万ドルから13%増の4億ドルでした。

映画フィルムはかなり落ち込みましたが、臨時の知的財産権ライセンス収入5100万ドルがそれを上回る形になりました。デジタルプレート事業の販売数量は、Kodak Sonoraプロセスフリープレートに牽引され、2四半期連続で増加しています。CTPプレートセッターの堅調な売上増と相まって、販売数量の伸びが値崩れ価格軟化の分を十二分に補い、プリプレスソリューション事業で小幅の増収を達成しました。

GECFの営業活動EBITDAは5300万ドル増の8900万ドルとなりました。利益率の改善は、知的財産権とブランドのライセンス収入およびグラフィックスグループでの製造コスト削減によるものです。なお、このコスト削減には、企業再生法脱却に伴う会計処理と原料費の低下が好影響を与えています。

デジタルプリンティング&エンタープライズ(DP&E):このセグメントは「デジタル印刷」「パッケージ印刷・ファンクショナルプリンティング」「法人向けサービス・ソリューション」「コンシューマー向けインクジェットシステム」という4グループで構成されます。

表3:DP&E財務概況

単位:100万ドル 2014/3Q 2013/3Q 2014/9ヶ月 2013/9ヶ月
収入 164 198 498 593
粗利益 40 47 121 158
利益率 24% 24% 24% 27%
販売費および一般管理費(SG&A) 35 45 119 145
研究開発(R&D) 19 23 68 63
セグメント利益(損失) (14) (21) (66) (50)
営業活動EBITDA [1] 6 (15) 8

DP&Eの2014年度第3四半期の売上は、コンシューマー向けインクジェット事業での売上減少が大きく影響して1億6400万ドルとなり、前年同期の1億9800万ドルから17%減となりました。

パッケージ印刷向けKodak Flexcel NXシステムの売上は期待通りの順調な伸びを続けており、Flexcel NXプレートでの収入は34%増となりました。

DP&Eの営業活動EBITDAは、コンシューマー向けインクジェットプリンタ用インクの売上減が響き、前年同期の600万ドルからゼロに減少しました(ただし、同インクの売上がDP&Eの粗利益に占める割合は大きくありません)。利益率は基本的に横ばいですが、これは企業再生法脱却に伴う会計処理後の棚卸資産再評価でのプラス効果が上記のインク売上減で相殺されたこと、およびデジタル印刷事業での消耗品の売上が減少したことによるものです。

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  • ◆報道関係者様
     コダック合同会社 広報
  • TEL:03-5577-1300
  • FAX:03-5259-9365
  • ◆ユーザー様
     コダック合同会社 グラフィック コミュニケーション事業本部
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