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2014年05月16日

コダック合同会社
[リリースNo.14-09GE]

コダック、前年同期ベースで第1四半期の損失幅を縮小
戦略的技術事業に確かな手応え

業績概要

● 純損失3600万ドルは前年同期ベースで5400万ドル改善。2013年度第1四半期の純利益は、一般会計原則ベースで2億8300万ドル。
● 資金流動性は、負債6億7700万ドルに対して現金8億900万ドルと、高水準で推移。
● 臨時のライセンス収入減による影響を除くと、戦略的技術事業での営業活動EBITDA(利払い・税金・償却前利益)は1300万ドル改善。
● 戦略的技術事業の主力製品の売上は順調に増加。
● 当初の予想通りの業績を達成。

イーストマン・コダック社(ニューヨーク証券取引所銘柄コードKODK:以下コダック)は、2014年度第1四半期の純損失が3600万ドルとなったことを発表しました。前年同期ベースで見ると、2013年度の純損失は8500万ドルとなり、これは2014年度の比較可能な純損失3100万ドルを5400万ドル上回っています。一般会計原則(GAAP)ベースで見ると、2013年度の純利益は2億8300万ドルでしたが、これはデジタルイメージング関連特許売却の利益5億3500万ドルを主体とする「その他の営業利益」(正味4億9400万ドル)を含めた金額です。

2014年度第1四半期の売上は、映画フィルムとコンシューマー向けインクジェット製品での減収が続いていることを受けて4億8200万ドルとなり、前年同期の5億9400万ドルから19%減となりました。臨時のライセンス収入は2013年度第1四半期を2400万ドル下回りました。

コダックのCEO(最高経営責任者)ジェフ クラークは次のように述べています。
「コダックの変革はこれからも続きます。持続的成長・持続的収益性への道は決して平坦ではありませんが、我々は新生コダックの基盤となる戦略的技術事業[1]を軸に前進していきます。これらの実績は予想の範囲内とは言え、戦略的技術事業で高まりつつある勢いが、成熟事業分野での急激な減収で相殺される形になっています。しかし、コダックのソリューションを支持するお客様が増えるなかで、パッケージ印刷、デジタル印刷、デジタルプレート関連の主力新製品の売上は大幅に伸びています」

イーストマン・コダック社(ニューヨーク証券取引所銘柄コードKODK:以下コダック)は、2014年度第1四半期の純損失が3600万ドルとなったことを発表しました。前年同期ベースで見ると、2013年度の純損失は8500万ドルとなり、これは2014年度の比較可能な純損失3100万ドルを5400万ドル上回っています。一般会計原則(GAAP)ベースで見ると、2013年度の純利益は2億8300万ドルでしたが、これはデジタルイメージング関連特許売却の利益5億3500万ドルを主体とする「その他の営業利益」(正味4億9400万ドル)を含めた金額です。

ジェフ クラークは、コダックの資金流動性が負債6億7700万ドルに対して現金8億900万ドルと、1億3000万ドル以上も上回っていることから、今後の成長を支える事業への投資が柔軟に行えるとしており、次のように付け加えています。
「2014年度は、お客様に引き続き革新的なソリューションを提供するためR&Dに1億ドルほど、自社の経営効率を高めるため設備改良に4000万ドルほどを投資する予定です。また、第1四半期に販売費および一般管理費(SG&A)を削減できたことには大きな意義があります。このようにコダックのコスト構造を改善することが、今年度の下半期に見込んでいる戦略的技術事業の成長につながっていくと思います」

コダックのCFO(最高財務責任者)ベッキー ルーフは次のように述べています。
「これまでもそうでしたが、一部事業の売上は第2四半期以降に伸びる傾向がありますので、今年もそのパターンにより増収増益につながることを大いに期待しています」

表1:コダック決算概要

単位:100万ドル 2014/1Q 2013/1Q
売上 482 594
粗利益 86 149
利益率 17.8% 25.1%
純利益(純損失) (36) 283
営業活動EBITDA[2] 3 50

コダックの営業基盤となる事業セグメントは、「グラフィックス、エンタテインメント&コマーシャルフィルムズ=GECF」と「デジタルプリンティング&エンタープライズ=DP&E」の2つです

グラフィックス、エンタテインメント&コマーシャルフィルムズ(GECF):このセグメントはGECF関連の各グループのほか、コダックの知的財産権およびブランドライセンシング担当部署で構成されます。

表2:GECF財務概況

単位:100万ドル 2014/1Q 2013/1Q
収入 316 386
粗利益 29 85
利益率 9.2% 22.0%
販売費および一般管理費(SG&A) 53 64
研究開発(R&D) 6 5
セグメント利益(損失) (30) 16
営業活動EBITDA[2] 9 52

GECFの2014年度第1四半期の売上は、映画フィルムと臨時のライセンス収入の減収が響いて3億1600万ドルとなり、前年同期の3億8600万ドルから18%減となりました。グラフィックス事業の収入は4%減となりましたが、ワークフローソリューション事業は8%増となりました。デジタルプレート事業では減収傾向に歯止めがかかり、最近では売上が順調に推移していることから、2014年度の業績向上がより確かなものになりつつあります。

デジタルプレートのユーザーは、引き続きKodak Sonoraプロセスフリープレートへの移行途上にあります。この技術は品質や生産性を損なうことなく現像工程を省いたことが大きな特長であり、印刷会社では環境面・経済面のメリット(節水、節電、廃液低減)に加え、従来の現像版と変わらない品質、生産性、印刷特性を実現しています。Sonoraプレートのユーザー数は2014年度中に4倍増となる見込みで、コダックではこの需要増に対応するためドイツ、中国、米国の工場での増産に向けた投資を進めています。

GECFの粗利益の低下は、エンタテインメントイメージング&コマーシャルフィルムズ内の製造コスト上昇によるもので、さらにその要因をたどれば、生産量の低下および企業再生法脱却に伴う会計処理の影響、そしてワンタイムライセンスの収入減が挙げられます。ただし、こうした各要因とも、グラフィックス事業での製造コスト削減によりある程度は軽減されています。

デジタルプリンティング&エンタープライズ(DP&E):このセグメントは次の4グループで構成されます:「デジタル印刷」「パッケージ印刷・ファンクショナルプリンティング」「法人向けサービス・ソリューション」「コンシューマー向けインクジェットシステム」。

表3:DP&E財務概況

単位:100万ドル 2014/1Q 2013/1Q
収入 166 197
粗利益 42 52
利益率 25.3% 26.4%
販売費および一般管理費(SG&A) 42 50
研究開発(R&D) 25 20
研究開発(R&D) 25 20
セグメント利益(損失) (25) (2)

DP&Eの2014年度第1四半期の売上は、コンシューマー向けインクジェット事業での売上減少が大きく影響して1億6600万ドルとなり、前年同期の1億9700万ドルから16%減となりました。

2014年度の展望としては、コダックの成長に不可欠なDP&E関連機器2タイプの設置台数が大幅に伸びると予測しています。具体的には、Kodak Prosperプレスを40台以上、Kodak Prosper Sシリーズインプリンティングシステムを1000台以上、導入することを目指しています。なお、Prosperプレスでの生産量については、これまでに通算10億ページ以上を印刷したユーザーも珍しくありません。

Kodak Flexcel NXシステムのパッケージ印刷業界向け導入実績も、25%以上伸びて400台を突破すると見込んでいますが、これは業界平均を大幅に上回る成長率です。印刷機で優れた生産性・耐久性を発揮するFlexcelソリューションは、店頭でのインパクトが高いパッケージの生産に幅広く活用されています。業界への着実な浸透ならびにユーザー様が受ける様々なメリットを反映して、Flexcelシステムの第1四半期の出荷台数は55%増となりました。

DP&Eの粗利益の低下は、主としてコンシューマー向けインクジェットプリンタ用インクの売上によるものです。インクの売上はDP&Eの粗利益に占める割合が低い反面、製造コストは企業再生法脱却に伴う会計処理の影響を受けて割高になりました。

[1]コダックの戦略的技術事業は、「デジタル印刷ソリューション」「パッケージ印刷・ファンクショナルプリンティング」「法人向けサービス」「知的財産権・ブランドライセンシング」「グラフィックス(デジタルプレートおよびワークフローソフトウェア所管)」で構成されます。

[2]営業活動EBITDAは、セグメント別総損益に減価償却費を加え、非継続事業部門に配分されていた費用の再配分、企業再生法脱却に伴う会計処理の影響、株式報酬のための支出および一部のコンサルティング費用を除いたものです。また、セグメント別総損益は会社のセグメント別利益の基準であり、リストラクチャリング費用、組織再編項目(正味)、年金その他の退職後給付による出費/収入(セグメント別収益情報に関する会社の公的申請での規定による)、その他の営業利益/経費(正味)、その他の利益/経費を含みません。

※本プレスリリースは米国イーストマン・コダック社より5月6日付けで配信された英文のプレスリリースの日本語訳です。

※Kodak Sonoraプロセスフリープレートは日本市場では2014年度中の販売開始を予定しています。

<この件に関するお問い合わせ先>
  • ◆報道関係者様
     コダック合同会社 広報
  • TEL:03-5577-1300
  • FAX:03-5259-9365
  • ◆ユーザー様
     コダック合同会社 グラフィック コミュニケーション事業本部
  • TEL:03-5577-1200

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