2013年3月6日
コダック株式会社
[リリースNo.13-008 GE]
コダックと債権者団が再生融資条件で最終合意
~契約条件を一部修正、コダックがさらなる柔軟性を確保~
2013年3月1日、米国ニューヨーク州ロチェスター発:コダックは、先に発表された再生融資について、第二順位担保権者の運営委員会との間でその一部条件を修正する形で合意に達しました。今回の修正により、コダックは「組織再編計画の完成」および「2013年中盤の米国連邦破産法第11章(以下、チャプター11)からの経営再建」を、さらに柔軟な形で進めることが可能になります。
コダックの会長兼CEO(最高経営責任者)のアントニオM ペレスは、次のように述べています。
「コダックは、強固なコマーシャル イメージング カンパニーとして生まれ変わるための地ならしを確実に進めています。組織再編計画を完成させる過程で、債権者団との間で財政面の柔軟性を高める契約がまとまり、大変に嬉しく思います。この契約を基に、コダックは『持続可能なビジネス モデルで経営再建を図る』という最終目標に、より柔軟な態勢で取り組んでいきます」
今回の契約に伴い融資条件の一部は修正され、コダックは今後、コマーシャル イメージング以外の資産(ドキュメント イメージングとパーソナライズド イメージングの両事業、商標権ならびに関連の諸権利)の売却によって、6億ドル以上の現金収入を上げることに注力してまいります。
さらに、2013年4月中の組織再編計画の提出に向け、コダックは第二順位担保権者の運営委員会ならびに無担保債権者委員会とともに人材斡旋会社と契約を結び、経営再建後のコダックを率いる新たな取締役数名の斡旋を委託する予定です。現在の取締役会も融資の成立後に社外取締役を1名増員することにしていますが、この取締役は経営再建後も引き続きコダックにとどまる見込みです。
連邦破産裁判所の承認によりますが、コダックでは融資の成立を3月の中旬~下旬と見込んでいます。
※このニュースは2013年3月1日付で、米国で発表された内容の日本語訳です。