PRESS CENTER

2013年2月20日

コダック株式会社
[リリースNo.13-004 GC]

インテリジェント プリント システム搭載のKodak Prosper 5000XLiプレスを販売開始
~先進のモニタリング・調整機能が業界トップの品質と生産性を実現~

 2013年2月11日、米国ニューヨーク州ロチェスター発:インクジェットイメージングのパイオニアであるイーストマン・コダック社(以下、コダック)がスイス、ルツェルンで開催されたHunkeler Innovation daysで発表したKodak Prosper 5000XLiプレスは、デジタル印刷技術に新境地を拓く最新のインクジェット プリンティング システムです。Prosper 5000XLiプレスは、Prosperプレスの定評ある印刷性能に、印刷設定を絶えずモニタリング・調整して最高の出力品質を維持するプレス マネージメント技術を融合しています。

 Prosper 5000XLiプレスの中核となる新技術が、インテリジェント プリントシステム(IPS)です。IPSでは膨大なイメージング情報を処理しながら条件変動を感知し、必要に応じた調整をリアルタイムに行います。Prosper 5000XLiプレスは、この情報に基づいてイメージングの補正値を計算し、高品位な印刷を業界トップの生産性で提供します。しかも、この新技術は用紙の種類、画像の内容、用紙の搬送速度、および印刷環境の影響を受けることがありません。
 Prosper 5000XLiプレスは、市場最速、最高精度のライティングエンジンを採用しています。さらにコダックが新たに開発したナノサイズ粒子の顔料インクは、コート紙で優れた耐久性を発揮するとともに、オフセット印刷の色領域を最大30%上回る再現域を達成します。高精細で読みやすい出力を確保するため、Prosper 5000XLiは文字品質の向上機能も搭載しています。

 米国ニューヨーク州ロチェスターのMercury Print Productions社では、商業印刷および書籍印刷向けにいち早くインクジェット プリンティング システムを導入しており、Prosper 5000XLiプレスのベータ テストも行っています。同社社長のクリスチャン シャンベルガー氏は次のように述べています。
 「当社では、お客様の期待を上回る商品やサービスの提供はもちろんのこと、付加価値をさらに高めるよう日々取り組んでいます。コダックのProsper 5000XLiプレスは品質と生産性はもとより、日々の経費削減の面でも当社の大きな戦力となっています。これこそビジネスを創出し、成長させてくれる印刷機です」
 Prosper 5000XLiプレスに搭載のIPSは、インラインのビデオ モニタリングと先進のソフトウェア コントロールによるリアルタイムな調整で出力の色品質を最適化します。また、各ページの連続的な評価を行い、必要に応じて各システム内の10万本を超えるノズルを調整します。

IPSの主な特長は以下の通りです。
●インライン カメラ システムで各色の精度および表裏の見当をモニタリング
●自動またはマニュアルのスティッチ調整によるプリントヘッドの位置合わせおよび品質の最適化
●各種のパラメータをモニタリングして印刷品質の精度を柔軟に調整

 コダックのインクジェット プリンティング ソリューション、マーケティング担当ディレクターのウィル マンスフィールドは次のように述べています。
 「Prosperプレスは、ダイレクト マーケティングから商業印刷、出版まで、幅広いデジタル プリンティング アプリケーションに対応する高性能なソリューションです。生産スピードと処理量の多さから、印刷中の性能と品質を最高レベルに維持することがこれまで以上に重要となりますが、それを可能にするのが印刷パラメータの自動モニタリングとリアルタイムの調整です。これによりグロス紙も含めた各種の用紙で、卓越した画質ならびに各色の正確な見当精度を実現することが可能になりました」
稼働時間の最大化および安定的な生産に向けて、Prosper 5000XLiプレスの搬送系には、用紙の縦伸びやしわによるページの欠陥を解消するための多彩な新機能を装備しています。例えば、柔軟性に優れたウェブ ストレッチ コントロール システムでは、最先端のサーボ ローラーとソフトウェア アルゴリズムによる自動調整に加えてリブ付きローラーの選択が行え、さらに用紙のしわを最小化する新機能を採用しています。また、用紙の流れを円滑化するニップの設定を4ヶ所で調整できるため、印刷機の前準備も容易に行えます。

 IPSが提供する数々の新機能に加え、Prosper 5000XLiプレスでは印字速度の最適化、スムーズなオペレーションおよび生産性の最大化を図る機能も充実しています。一例として、用紙の交換を容易にする自動調整システム、乾燥が確実に行える可変長の用紙搬送路、さらにインク濃度、印刷スピード、あるいは用紙の種類に適応する先進の乾燥システムなどがあげられます。
 ウィル マンスフィールドは次のように続けます。
「コダックのエンジニアは印刷工程のあらゆる部分に対して絶えず向上を図っていますが、その中で重要なポイントは、メディアのハンドリングをどのようにコントロールするかということです。お客様は、従来よりも高い画質および各種用紙への対応で新たなビジネス チャンスを獲得できると同時に、損紙の削減や生産性の向上による増益も図れます。Prosperプレスは、今日も世界中で数十億ページを生産しています。さらに機能を強化したProsper 5000XLiは、これから成長を続け事業を拡張していく印刷会社のニーズに確実にお応えできるシステムです」

 インラインのKodak Prosperイメージ オプティマイザー ステーション(IOS)は、印刷機のスピードを落とさずに通常のオフセット印刷用紙をインクジェット用にトリートメントすることで、用紙の選択の幅を広げます。業界標準の上質紙およびコート紙に加え、グロス コート紙も使用できます(対応用紙:坪量45~300 gsm、幅20.3~64.8 cm=8~25.5インチ)。
 Prosper 5000XLiプレスでは、最大印字幅62.23 cm(24.5インチ)、最高印字速度200 分/m(650 fpm)で4色両面印刷が行えます。月産処理能力はA4で最大9,000万枚、印刷品質はオフセットに匹敵する最大175 lpiです。

 コダックではProsper 5000XLiプレスの発売と同時に、お客様にこれまでの投資を最大限に活用いただけるよう5000XLから5000XLiへのアップグレードにも対応します。

※Kodak、Prosperは、Eastman Kodak社の商標です。

<この件に関するお問い合わせ先>
  • ユーザー様 ◆グラフィック コミュニケーション事業本部
  • TEL:03-5577-1200

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