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2012年10月3日

コダック株式会社
[リリースNo.12-033 GE]

イーストマン・コダック社が、経営再建に向けた進捗を発表
~再建計画案を提出する排他的権利の延長を要求し、組織再編の進捗状況を発表~

 2012年9月28日、米国ニューヨーク州、ロチェスター発:イーストマン・コダック社(以下、コダック)は、本日、再建計画案を提出する排他的権利を2013年2月28日まで延長する申し立てを破産裁判所に行い、同時に、現在までの組織再編の進捗を報告しました。この申し立ては、2013年度上半期の経営再建に向けたコダックの歩みを、さらに着実にするためのものです。

 コダックは今回の申し立てにおいて、2012年1月19日の米国連邦破産法第11章(以下、チャプター11)の申請から進めている、組織再編に向けた数々の取り組みについて説明しています。今回のコダックの取り組みは広範かつ複雑なケースであり、50億ドルにおよぶ資産、グローバルな事業展開、膨大な数の契約やリース、債権関係者、そして進行中の資産売却が関与しています。その中で、事業安定化の成功、経営再建計画の立案、経営効率の向上、クライアントおよびサプライヤーとの関係拡張、そして大幅な経費削減などがこれまでの実績として挙げられます。

 コダックは先日、コマーシャル、パッケージング&ファンクショナルプリンティングソリューションおよびエンタープライズサービスビジネスに特化した企業として再建すると同時に、パーソナライズドイメージングビジネスおよびドキュメントイメージングビジネスの売却を発表しました。この再建戦略の一環として、コンシューマーインクジェットビジネスの収益性向上に努めており、本日、2013年度からはこの事業の軸足を既存のお客様へのインク販売に集中し、コンシューマーインクジェットプリンター機器の販売を縮小すると発表しました。この戦略により2013年度上半期以降の米国内のキャッシュフローが大幅に改善すると見込んでいます。

 コダック会長兼CEO(最高経営責任者)のアントニオM ペレスは、次のように述べています。「主力事業の再編、経費削減、資産売却、組織体制の合理化の実施など、コダックはチャプター11プロセスの完了に向けて着実に前進しています。パーソナライズドイメージングとドキュメントイメージング事業の売却、ならびにコンシューマーインクジェットをめぐる決断によって、コマーシャル、パッケージング&ファンクショナルプリンティングソリューションおよびエンタープライズサービスビジネスに特化した企業への再編は、さらに加速するはずです。あと数週間で、再編に関連するその他の重点目標も達成し、2013年度の再建に向けた万全の態勢は整うでしょう」
コダックのコンシューマーインクジェットプリンターユーザーであるお客様は、コダック独自の顔料系インクによる高品位出力、およびクラウドプリンティングを始めとした新しい機能の価値をご理解いただいています。ユーザー様への対応は、従来通り継続します。また、同時にリテールパートナー各社にも、従来と同水準のサービスとサポートを引き続き提供します。


今回の申し立ての概要は次の通りです。

●再建計画の要であるコマーシャル、パッケージング&ファンクショナルプリンティングソリューションおよびエンタープライズサービスに特化した事業戦略の策定
●全世界の主要なクライアントおよびサプライヤー各社との関係を維持する基盤となるグローバル事業の安定化
●事業の合理化および経費削減に直結する包括的な組織再編。これにより2012年初頭から現在までに全世界で2,700名以上の従業員を削減、さらに1,200名(前回発表の1,000名に200名を追加)以上を削減予定。この人員削減の効果は年間3億4,000万ドル以上と予測しており、削減後の従業員数は1万3,100名程度になる予定
●約12億米ドルの米国コダックの退職者給付金(OPEB)負債の公正かつ最終的な解決に向けた交渉
●合衆国破産法の当該規定に基づき、既存仕入契約の再交渉を実施、あるいは大幅な経費削減を目的に申請前契約の順守を徹底
●デジタルカメラやオンラインフォトサービスなど、利益率の低いまたは下降傾向の事業を廃止または売却するための措置
●業界をリードする製品ではあるが、将来のコダックにとっての主力事業とはならないパーソナライズドイメージングビジネスおよびドキュメントイメージングビジネスの売却に着手。売却はまだ初期段階にあるが、売却先の候補企業数社はこれら2事業に大きな関心を寄せている
●知的財産権の売却交渉を継続しながら、妥当な条件で売却が成立しなかった場合の代替策を立案
●現金を積極的に確保しつつ、全世界での業務を通常通りに実施していること。全世界での現金残高は常に10億ドルを超過しており、DPO(仕入債務回転日数)も引き続き安定している

 コダックでは、新しい事業に集中した戦略、ならびに人員削減その他の経費削減対策が、大きな利益の確保を可能にすると確信しています。また、さらなる経営合理化および収益力強化を視野に入れ、より一層の事業縮小および人員削減も検討しています。

 ペレスは次のように述べています。
「私たちがとっている措置は、経営再建を果たすために欠かせないものです。このほか、2013年度中に収益力と持続力を兼ね備えた企業に生まれ変わるために必要な措置についても、全力で取り組んでまいります」


※このニュースは2012年9月28日付で、米国で発表された内容の日本語訳です。


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