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2012年5月11日

コダック株式会社
[リリースNo.12-018 GC]

枚葉印刷市場で、コダックのハイブリッド印刷ソリューションの導入が加速
小松総合印刷様はProsper S5とRYOBI 750シリーズを融合した高付加価値印刷を提供

 株式会社小松総合印刷様(長野県)は、Kodak Prosper S5プリンティング システムを導入し、枚葉ハイブリッド(インクジェット+オフセット)印刷ソリューションのメリットを他社に先駆けて提供しています。小松総合印刷様の「パーソナライズ ダイレクトメールなどの高付加価値印刷物をワンパスで効率的に生産したい」という意向を受け、リョービとコダックは協業で、Prosper S5をB2判オフセット印刷機RYOBI 750シリーズに搭載しました。

 追加印字の用途でインクジェット印刷を枚葉オフセット印刷と融合すれば、「納期短縮」「コストの低減」「生産性向上」など、数々なメリットが享受できます。従来ダイレクトメールは、オフセット印刷機で事前印刷し、乾燥され、レーザー プリンタで追加印字、という流れで生産されていました。ハイブリッド印刷ならば、乾燥時間が不要で、オフセット印刷機上でインラインでの追加印字が行えるため、生産時間を最高で2日間短縮することも可能です。

 コダックのインクジェット テクノロジー パートナーシップ担当ゼネラル マネージャーのロネン コーヘンは、次のように述べています。
「Prosper Sシリーズは、オフセット印刷機をデジタル化したり、既存の輪転機と枚葉機への投資収益を最大化するという形で、オフセット環境で実績を積んできました。また、高品位なモノクロ可変データを従来よりも大判のシートで提供でき、通常のオフセット用紙以外にマット紙とグロス紙にも印刷できることから、枚葉印刷市場におけるアプリケーションの幅が広がります」

 2009年の発表以来、Prosper Sシリーズは主にオフセット輪転機に組み込まれて活用されてきました。コダックがお客様各社と協業を進め、オフセット印刷機メーカーがカスタマイズされたハイブリッド印刷ソリューションを開発するなかで、Prosper Sシリーズは枚葉商業印刷のお客様にも着実に浸透しつつあります。

アジア初の枚葉ハイブリッド印刷ソリューション

 小松総合印刷様の専門は、バリアブル データを含むOne to One販促ツールの生産です。ビジネスの成長に伴い、代表取締役の小松肇彦氏は、パーソナライズ ツールの大ロット印刷(数十万~数百万部)によりダイレクトメールの生産拡大を図ろうとしました。そこでリョービとコダックで協力し、同社の要望に合わせたProsper S5を搭載した初のインラインUV印刷機を開発しました。

 小松氏は次のように述べています。
「RYOBI 750とProsper S5との統合で実現したハイブリッド印刷ソリューションは、生産性が従来よりも高いことに加え、小ロットや大ロットを問わず極めて高い品質を達成しています。Prosper S5をRYOBI 750に搭載してから、パーソナライズ ツール印刷の生産性は3~4倍に増えました。この生産能力から、ダイレクトメールとパーソナライズ印刷の市場全体で、またとない成長のチャンスが生まれています」

 小松総合印刷様のハイブリッド印刷ソリューションは、第1から第4印刷ユニットにプロセス4色を、第5、第6印刷ユニットにProsper S5を合計3ヘッド搭載し、その後ろにNIR乾燥ユニット、特色用の第8印刷ユニット、そしてUVコーターと続く、全9ユニットで構成されています。このシステムでは、可変データの追加印字に大判B2サイズが使用でき、シート給紙のレーザー プリンタでは対応できないオフセット印刷用の特殊なコーティング技術も利用可能です。

 また、Prosper S5は各ヘッドの位置を自由に設定できるため、用紙全面で最大106mm ×3 列の印字が可能で、同社では、この特長を活かしてA4 Z折の大判圧着ダイレクトメールや圧着ハガキのバリアブル印刷に活用しています。

ヨーロッパにおける枚葉ハイブリッド印刷の進展

 ドイツ、ザールラント州のプリント サービス プロバイダーKern GmbH社は、Prosper S10プリンティング システムを導入し、ダイレクトメールの生産体制を一新しました。同社では、大手化粧品小売店チェーン、日用品メーカー、旅行代理店、保険会社向けのダイレクトメールやセルフ メーラーを1万~100万部単位で印刷しています。パーソナライズ ダイレクトメール事業の成長を受け、Kern GmbHは品質を維持しながらの生産コスト削減に取り組み、同社の常務取締役であるAndré Kern氏は経済的なインクジェット システムを模索しました。

 André Kern氏は次のように述べています。
「郵便物のサイズや用紙の種類に対する柔軟性が高いソリューションでセルフメーラー部門を全面的にリニューアルしようと考えていましたが、Prosper S10はこのコンセプトに最適でした。どのようなメディアを使用しても、品質はレーザーと同等で印刷単価も安いのです」

 メール搬送機を供給するPopp Maschinebau社、ハイデルベルク社およびコダックとの技術協業を通じて、ユニークな追い刷り用後加工システムがKern GmbHに設置され、オフセットでカラー印刷された用紙の両面に可変データを追加印字することが可能になりました。高度な信頼性と生産性で定評があるこのシステムでの処理量は、A4換算で月間約1,500万ページに達します。同社のProsper Sは180 m/分のスピードで1,000時間以上、連続稼働しています。

 そのほか、最近ヨーロッパでProsper Sを枚葉機に搭載したプリント サービス プロバイダーに、Anton Group(イギリス)やMelter GmbHおよびTrebbau(いずれもドイツ)などがあります。

 Prosper Sシリーズ プリンティング システムには、「S5」「S5 CMYK」「S10」「S10 CMYK」「S20」「S30」がラインアップされています。そのいずれも、レーザープリントと変わらない品質のスピードと解像度で追加印字を提供し、オフセット印刷物に高品位のパーソナリゼーションを付加します。Prosper Sシリーズによって、プリント プロバイダーは既設のオフセット印刷機をフルに活用し、デジタルとのギャップを1ステップのインライン プロセスで解消することができます。

コダックについて

イメージングのイノベーターとして世界の第一線に立つコダックは、コンシューマー、法人企業、クリエイティブに携わる皆様がイメージ、情報、印刷のパワーを存分に活かし、充実した毎日を送っていただけるよう願っています。
グラフィック コミュニケーション業界では、印刷、出版、パッケージの各分野のお客様に、競争力ならびに投資効果のアップに向けたインテリジェント ソリューションを提供しています。
コダックは、画期的な技術、先進の自動化、そして専門的なサービスを融合させた製品とソリューションを通じて、お客様によるビジネスの変革と成長をご支援します。また、オフセット、デジタル、ハイブリッドのどの環境をご利用のお客様にも、高付加価値のバリアブル出力を効率的かつ経済的に展開していただけるよう、最も幅広いソフトウェア、ハードウェア、サービスを提供しています。
詳しくは、graphics.kodak.comをご覧ください。


Kodak、Prosperは米国イーストマン・コダック社の商標です。

*これは現地時間2012年4月25日に、イーストマン・コダック社が発表したプレスリリースの日本語抄訳です。


Kodak Prosper S5を搭載したRYOBI 750シリーズ

<Kodak Prosper S5を搭載したRYOBI 750シリーズ>


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