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2005年10月31日
コダック株式会社
[レリースNo.05-061EI]



コダック社、「ShowEast」で
デジタルシネマ シネサーバーの新製品を展示・実演

バルコ社との戦略的提携による成果も紹介



 イーストマン・コダック社(CEO:アントニオ・M・ペレス)は、10月24日(月)より27日(木)にかけてフロリダ州オーランドで開催された映画配給会社と興行主向けの展示会、「ShowEast」で、デジタルシネマ関連製品の展示と実演を行ないました。今回の展示には、本編上映用のデジタルシネマ システムから、北米で1,500を超えるスクリーンに導入され、スクリーン広告の上映に使用されているプリショー システムに至るまでの広範な製品が含まれています。

 コダック社は、新製品の「コダック シネサーバーJN2000」にバルコ社製の「バルコ DP100デジタルシネマ プロジェクター」を組み合わせたシステムを使用して上映を行ないました。「コダック シネサーバーJN2000」は、従来のシネサーバーに使われていたMPEG形式に加えて、より高画質のJPEG2000*1形式で圧縮された映像を解凍・再生できるようにした製品で、高画質の映像を高い信頼性で再生します。同製品は、デジタル シネマ イニシアティブ(DCI)が2005年7月に発表した「推奨技術仕様*2」に初めて準拠した製品の一つになりました。

 今回の実演では、4K*3の解像度でマスタリングし、JPEG2000形式で圧縮された映画コンテンツを2K*3解像度で上映しました。使用されたデジタルファイルはDCIの「推奨技術仕様」に完全に準拠しています。4Kのマスターを使用することによって、映画製作会社はオリジナルのフィルム解像度をそのままデジタルファイルで保持できますので、将来、さまざまな用途に活用することができます。

 今回はコダック社とバルコ社が戦略的提携を結んで以後、初めての大きな展示会での展示となりました。バルコ社との提携に関し、コダック社エンタテインメント イメージング事業部アジア・日本地域デジタルシネマ部門マネージャーのデビッド・サンダーソンは、次のように述べました。
 「バルコ社のデジタルシネマ プロジェクターは、色再現が正確で、画像性能に優れています。興行主は信頼のおける、共に手を結んでいけるパートナーを求めています。コダック社とバルコ社は、顧客の声に熱心に耳を傾け、顧客の直面する問題を解決することで定評があります。両社は映画業界でこれまでに確立したリーダーシップを今後もしっかりと執り続けてまいります」

 北米バルコ デジタル シネマ事業部のゼネラル マネージャー兼エグゼクティブ バイス プレジデントのスコット・スペクター氏は次のように述べています。
 「コダックのサーバーにバルコのデジタルシネマ プロジェクターを組み合わせたソリューションは、優れた技術に裏付けられており、顧客に高い価値を提供します。顧客は全世界に広がるサービス ネットワークによって、長期にわたって優れた性能を維持することができます。コダック社とバルコ社は、提携によって、映画製作会社から興行主に至るまで総合的なサポートを提供できるように取り組んでまいります」

 また、コダック社はスクリーン広告とスポーツ、音楽などのコンテンツ用にHD(High Definition)に対応した「コダック デジタルシネマ プリショー システム」を展示しました。「コダック デジタルシネマ プリショー システム」は、北米で1,500を超えるスクリーンに導入され、毎月500万人以上の観客がその上映を体験しています。

 さらに、「ShowEast」では、コダック シネサーバーとDLPプロジェクターを使用して、20世紀フォックス映画「Walk the Line」が上映されました。また、コダック社は、同デジタルシネマ システムをスイートルームでも展示したほか、展示会場ではスポーツ、音楽などのコンテンツ、予告編、本編を上映しました。

 

*1 JPEG2000:
JPEG2000は、静止画および動画の圧縮の規格で2001年1月に国際規格として承認されました。ウェイブレット変換などの最新技術を用いており、従来のJPEGに比べ効率良く画像を圧縮する他、可逆圧縮をサポートしているので、圧縮・解凍による劣化なしに画像の再生ができます。
従来のMPEG方式では、フレームとフレームの差分をJPEG形式で圧縮していたため、動きの速い画像では圧縮・解凍による劣化やノイズの問題が伴いました。しかし、JPEG2000ではこのような問題が解決され、より高品質な動画の圧縮・解凍が可能となります。  

 

*2 デジタル シネマ イニシアティブ(DCI)の「推奨技術仕様」:
デジタル シネマ イニシアティブ(DCI)は、2002年3月に、ディズニー、フォックス、MGM、パラマウント、ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメント、ユニバーサル、ワーナーブラザーズ・スタジオの7社が設立した合弁企業です。設立以来、デジタルシネマの仕様策定に取り組んできましたが、2005年7月にその成果を「推奨技術仕様」として発表しました。「推奨技術仕様」では圧縮・解凍にはJPEG2000を使用することになっています。

 

*3 4K・2K:
4K・2Kとは映画の画像の横方向の解像度を数字で表したもので、4Kとは横方向4,096画素、2Kはその半分で2,048画素のことを言います。DCIの「推奨技術仕様」では4Kと2Kの両方の解像度を認めています。

 

<この件に関するお問い合わせ先>
◆ 報道関係者
広報セクション 秋元
TEL (03)5540-2215
FAX (03)5540-2216
◆ ユーザー
エンタテインメント イメージング事業部 竹内 TEL (03)5540-2682
  E-mail: motionjp@kodak.com


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