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人物写真の構図

人物写真の構図 人物写真の構図で大事なのは、いくつかの基本的な事柄を決定することです。
どのフォーマットを使うか、被写体をフレームのどこに置くか、その他に何を入れるか、それらをどこに置くか、どのカメラアングルが一番良いかといったことです。
横位置と縦位置

人物写真の多くは横位置ですが、それはおそらくその方がカメラを構えやすいからでしょう。
グループ写真の場合は横位置の方が良い場合が多いのですが、全身を入れるポートレートや顔をクローズアップで撮る写真等では縦位置が非常に有効な場合もあります。
縦位置の意外性がインパクトになることもあるのです。
横位置と縦位置
被写体の配置

見る人の注意を引きつけるために、大胆でドラマチックな配置をしてみましょう。
被写体に直接視線を集める硬い感じの写真にする場合以外は、被写体を単純に写真の真ん中に置くのは避けましょう。

3分割ルール:
くだけた感じの人物写真では、伝統的な3分割ルールに従うのが賢明です。
写真を横に3分割する2本の線と縦に3分割する2本の線を想像します。
一番重要なビジュアル要素、-通常は顔(クローズアップ写真では目)-を線の交差する所に置きます。

オープンスペース:
人物に動きがある場合、その人物を中心から外した方がはるかにインパクトのある仕上がりになります。
被写体が向かっている方向にスペースを空けます。同様に被写体が別の方向を見ている場合は、その視線の方向にもっとスペースを空けるのが良いでしょう。
被写体の配置

 
背景

屋内であれ屋外であれ、背景は単純な方が周りのいろいろなものに気を取られず、見る人の注意が被写体に集中します。
屋内では家具やおもちゃ、柄のある壁紙、明るい電球など、屋外では木の枝や、配管、看板、他の人物などは見る人の注意を被写体からそらすので入れないようにします。
背景

 
視点

ファインダーを覗いて写真の構図を決めるとき、被写体以外に何を写真に入れたら良い写真になるかを考えます。
視点を変えるだけでも写真の雰囲気が劇的に変わります。

視点の高さ:
正面から撮る場合でも斜めから撮る場合でも、殆どの人物写真では目の高さで撮るのが一番良いでしょう。
その高さが私達が普段見ている世界なので、一番現実的に見えます。クローズアップで視点が低すぎると鼻や口、顎が大きく見えてしまいます。
子供や座っている人を撮るときは上からの視点になりがちですが、それでは体に対して頭が大きく見えすぎます。子供を撮るときは、ひざをつくか地面にしゃがんで撮るようにしましょう。

ハイ&ローアングル:
しかし、場合によっては効果を狙って違った角度から撮ることもあるでしょう。
例えば全身写真を撮る場合、目線の高さで撮ると背が低く見えてしまいます。ひざを曲げて撮る方が実際の身長のとおりに見えますし、威厳を感じさせる写真になります。
通常は良く映らないハイアングルでもドラマチックな感じを出したり、余分な背景を排除したりするために用いるとよい場合もあります。
視点

 
クローズアップ

クローズアップ写真は親しみを表したり、視線を被写体に集中させたりすることができます。

離れて撮ると手前の物が目立ったり、いろいろなものが入りすぎて見る人の注意が散漫になってしまします。

ファインダーを覗いてフレームいっぱいまで被写体に近づきながら、用心深く写真に不必要な要素を取り除いてください。
コンピュータで拡大したり加工したりするのなら、後からトリミングすることもできますが、一般的には写真を撮る時点で注意深くトリミングした方が良いのです。
クローズアップ
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