Share Moments. Share Life.
Kodak Document Imaging
 ドキュメント イメージング製品トップ | ドキュメントスキャナーの導入事例 | 順天堂浦安病院 Sitemap
showcaseDocument Scanner Products
順天堂浦安病院
中容量(ミッドボリューム)スキャナー


カラースキャナーを用いたカルテの電子化

順天堂浦安病院は、昭和59年5月、ディズニーランドや大規模なベイエリアリゾート開発、そして首都圏のベッドタウンとしての人口増加にあわせ、浦安市からの誘致を受け開院しました。
現在は16の診療科と一般500床を持つ総合病院として周辺地域の重要な医療機関としての役割を担っています。



長い歴史を持つ順天堂大学医学部の附属病院の1つである順天堂浦安病院は、地域の中で信頼ある総合病院として、毎日多くの患者が来院している。外来はもとより500床の入院患者と合わせ、1日平均1,700〜1,800冊のカルテが使用され、外来や病棟からの依頼を受け、カルテ室から持ち出される。

スペースの有効活用のために入院カルテを光ディスクに記録

順天堂浦安病院では、10年以上来院のない患者のカルテは順次破棄している。これは法律で定められている「最低5年」に対し2倍の保存期間であるが、10年分の入院カルテとなると膨大な量になる。
「開院から5年程経過し、将来的にカルテの保管スペースが問題になってくることが予想され何らかの手段を検討する必要がありました。本院(順天堂大学医学部附属順天堂医院−東京都文京区−)では5年経過した入院カルテをマイクロフィルムにしています。検討の結果、当院では光ディスクを利用したファイリング装置を導入したわけです」と語るのは医事課病歴室の佐藤邦子係長。光ディスクを導入したことで、紙のカルテを10年で破棄しても、その後イメージデータとして残すことができるようになり、長期に渡る調査などでも利用できるようになった。しかし、光ディスクへの入力のためにカルテをスキャニングする作業は、書類をガラスの作業台に乗せ、スキャンされたイメージを1画面ごとに確認しながらという非常に手間のかかる作業だった。
その理由は、
文字だけでなく、絵などがあり、濃さがまちまち
検査伝票は色紙を使用していて、文字は薄いノーカーボンの場合が多い
1枚の紙に何枚もの伝票や検査レポート、写真などが貼り付けてある
などがあげられる。
それでも、この光ディスクシステムを利用した入院カルテの記録は、導入後10年間で約350万ページに達し、保管スペースの確保には大きく貢献した。しかし、メーカーが光ディスク板の製造中止とシステムの保守を打ち切ることにしたため、後継システムを検討することになった。

平成13年11月に厚生労働省がまとめた「医療制度改革大綱」の中で保健医療システムの改革と題し、平成18年度までに全国で400床以上の病院の6割以上に電子カルテの導入を推進するという内容が盛り込まれた。順天堂浦安病院でも、これを受け準備を進めることになった。すでに進められていた入院カルテの光ディスクへの入力作業はスタンドアロン型のファイリングシステムがベースになっていたため、新しいシステムの中でイメージデータを利用するためには光ディスクから汎用性の高いフォーマットへ変換するコストが必要なことがわかった。しかし、すでに10年以上を経過した入院カルテの利用頻度は極めて低く、新システムとは切り離すこととした。

コダック カラースキャナーとカルテ電子化支援システムの導入

順天堂浦安病院では、近い将来の電子カルテ導入を見据え、既存カルテのイメージデータ化として、これまでも行っていた入院カルテのイメージ入力を継続して行うことにした。「新システムでは、いままでと同じ方法では絶対にいやだと思っていました。もともとがスタンドアロンに限定した使用形態で、利用する医師は必ずカルテ室に足を運ばなければならず、紙のカルテを見ることとなんら変わりませんでした。たとえ今後ネットワークなどを使って院内のいろんなところで閲覧することが可能になる方向に進んでいったとしても、あれほど労力をかけなければイメージ化できないとなると導入に積極的にはなれませんでした」(医事課病歴係 尾島光信氏)新しいカルテ電子化支援システムのスキャナーについては、システムを提供するビーコンIT社からコダック社製カラースキャナーDS3590Cの提案があり、さっそく実際のカルテを使いテストすることにした。
「検査伝票などが何枚も貼ってある実際のカルテでは、コダック以外のメーカーの製品では自動で読み取ることはできませんでした。しかもコダック製は両面同時に読み込めることができます。もし、このスキャナーの存在を知らなければ外部の倉庫を借りた現物保管にしよう、ということまで考えました」カラースキャナーを選択したことで、文字のかすれや紙の折れ、しわなどがあっても画面で確実に読取りができる上、白黒のスキャナーで最も設定の難しい色紙に書かれた文字も鮮明に読取ることができるという。今までは書類の状態を見て、1枚ずつ原稿台にセットし、取り込んだイメージを画面で確認をしながら記録するという作業を繰り返していたが、生産性が数倍向上し、作業の完了目標を前倒しすることができた。佐藤係長は導入前の心配が払拭され予想以上の成果に満足しつつも「まだまだ完全電子カルテ化には検討しなければならないことがたくさんあります。電子化は基本的にキーボードから入力されたテキストが中心になりますが、既存のカルテはもちろん、新規のカルテでも外部からの紹介状などのイメージは重要です。ひとつでも多くの情報を取り入れてこそシステムの価値は高くなります。それをさらに価値の高いものにするのが1つ1つのイメージのクオリティの高さだと思っています」と、締めくくってくれた。

(この事例は2002年10月に制作されました。)



このページの トップへ

 
Kodak Document Imaging
製品とサービス
事業所案内
お問い合わせ
製品安全データシート(MSDS)

for customer
Kodak technology
Case study
ScanMate i1120
ScanMate i1120